NFL全試合観戦記

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49ers 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

トーマス / キンロー / テイラー / ジョーンズ

 

見事な動き。バックナーを放出し、キンロー指名。こうやって見ると、DLを1巡生え抜きで揃えるフィロソフィー。素晴らしい。これでソロモン・トーマスが事前の評価ぐらい活躍してくれてれば文句なしなんだけど。そこまで上手くいかないのが、また風情がある。

 

DE

アームステッド / ボサ / フォード / ストリート / ブライアー 

 

バックナーではなくアームステッドを選んだのは意外。昨シーズンの活躍だけではないことを証明すべき。ボサは文句なしの最強パスラッシャー。フォードをシチュエーションで使えるのは強み。

 

LB

アレクサンダー / ワーナー / グリーンロー / ゼオカ / ウォーカー / アルフェレーリ

 

アレクサンダーの怪我でグリーンローが台頭したのは嬉しい誤算。アレクサンダー復帰後もしっかりとスタメンキープ。ルーベン・フォスターで失敗したLBだが、ワーナーも育ち、盤石の布陣。控えが若干薄めだが、その都度スリーパーが目を覚ましそう。

 

CB

シャーマン / ウィザースプーン / ウィリアムス / ジョンソン / ベレット / ハリス / テイラー / リード

 

相変わらずシャーマンはパーフェクトなCB。ウィザースプーンも対角で成長。中々良いタンデムになって来た。控えの層も厚く、Sも出来そうな選手も多い。総じてDBのデプスは安心。

 

S

タート / ウォード / ハリス / ムーア / キンドレッド

 

2人の先発は目立たないけど、こちらも良い。DLに目が行きがちだが、DBも生え抜きが多く、チームの根幹がしっかりしている。

 

Kグルード / Pウィシャオスキー / LSネルソン / Rジェームス 

 

タグ付け騒動もあったが、グルードは今年も得点源。ウィシャオスキーはドラフト指名選手。あまり目立たず。リターナーはジェームス、チャンスでペティス。

 

総評

今年も強い。ガロポロのサラリーがキャップを圧迫しない今シーズンが勝負かも。隙のないロスターは昨年以上。サミュエルの怪我が無ければパーフェクトな状態でシーズンに臨めたはず。しかしながら、現在のN西は最強地区だと思う。これだけの戦力があっても地区優勝確実とは言えない。油断したら足を掬われる。やっぱりA西のチーフスを羨ましく思うだろうなぁ。

49ers 素人が勝手に来季の戦力分析 オフェンス編

QB

ガロポロ / マレンズ / ベザード

 

スーパーボウルへ進出。そろそろ契約再延長の話も出て来そう。ただ、キャップを圧迫する前にリングを取りたいという思いもあるだろう。戦力は温存される。控えの2人は先発経験もあり、計算出来る。特にマレンズ。

 

OL

ウィリアムス /  トムリンソン / マクグリンチー / リッチバーグ / コンプトン / スクール / ガーランド / マクビス / コールマン

 

先発4人が移籍組という構成は珍しい。ステイリーが引退、即座にウィリアムスを獲得する動き。ジョン・リンチはGMとして有能だ。マクグリンチーがLTとして見切られた感はあるが、逆に言えば、チームとしてRTを重要視していること。OLは大事です。

 

RB

モスタート / コールマン / マキャノン / ユーズチェック

 

ブリーダが移籍。モスタートは実力で先発を勝ち取った。矢張りコールマンを最も上手く使えるのはシャナハン。本物の切り札的働き。もちろん、ユーズチェックもいる。2年間1試合も出場していないマキャノンがロスターにいるのは嬉しい。シャナハンオフェンスに最も合っていると言われていたマキャノン。ロスターに残って欲しい。

 

WR

マニュエル / アユーク / ボーン / ハード / ペティス / ジェームス / テイラー / ベンジャミン / ジェニングス

 

サミュエルの骨折は痛い。が、中々の選手が残っている。アユーク指名しといて良かった。と胸を撫で下ろしそう。ボーンやジェームスもブレイクしそうな感じがあり、ペティス、ハードはビックプレーも期待出来る。いやいや、小粒ながら侮れないメンバーが揃った。

 

TE

キトル / ドウェリー / ヘルム / ワーナー

 

最早、上はケルシーのみか。ルーキーイヤーのドロップ癖は影を潜め、リーグの最強TEへ上り詰めるのはキトルで間違いない。ブロックやサイドラインでの明るさも含めて、チームには欠かせない存在。契約延長額が気になるところ。2番手候補にドラフト下位でワーナー指名。先も見据えている。

パンサーズ 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

ブラウン / ショート / ハミルトン / ロイ

 

デリック・ブラウンには楽しみしかない。大きな体が驚くほどスムーズに動く。タイプ的にはドナルド辺りか。ポテンシャルもドナルド並。ビックスターになり得る逸材。ショートともう1人のルーキー、ロイで充分に回せそう。

 

DE

ウィーザリー / バーンズ / ハインズ / グロス・マトス / カー

 

2巡グロスマトスはスマートなパスラッシャー。サック王になれるとは思わないが10前後のサックをコンスタントに期待出来る。2年目バーンズも同じタイプ。調子に波の少ないプレーヤーが2人のエンド。相乗効果がうなぎ上りの予感。

 

LB

トンプソン / ホワイトヘッド / カーター / スミス / ミラー   

 

やはりキークリーがいないのは途轍もなく寂しいなぁ。デービスとキークリー。パンサーズのディフェンスが様変わりしたポイントはLB。ここが弱点になったら、リーグでも最下位のディフェンスになってしまう。2人とプレーを共にしたシャック・トンプソンが新リーダー。

 

CB

ジャクソン / アップル / エルダー / ルーク / トーマスオリバー / プライド 

 

イーライ・アップルが加入して、何とか戦力維持。3年目、伸び代のあるジャクソンとコンビを組む。控えにドラフトで2人指名して層を厚くした。どちらかはロスターに定着して欲しいところ。

 

S

シン / ボストン / バリス / ブランディング / ロビンソン

 

ドラフト2巡のシン。グロスマトスといい、スリップした有望株を確実にバリューピック。シンは開幕から先発としての働きが期待される。DBだけで4人をドラフト指名。ガッツィーなドラフト。実って欲しい。

 

Kスライ / Pパラディ / LSヤンセン / Rロバーツ

 

スライかガノか。ガノはサラリーが高い。パラディは怪我から復帰。リターナーは候補がゾロゾロ。ロバートなら専業で。

 

総評

タンク。まあ仕方ないけれど。新HCルールにすぐに結果を出せという事ではないだろう。ディフェンスに特化したドラフトを思えば、今年を再建への足掛かりにしたい意図は見えた。ブリッジウォーターがどこまでやれるかで順番は代わるがが、来ドラフトでQB、その次でLB。おおっ、ニュートン、キークリーのパターン。勝手に妄想した鼻血が出そう。

パンサーズ 素人が勝手に来季の戦力分析 オフェンス編

QB

ブリッジウォーター / グリアー

 

ニュートンペイトリオッツと格安契約で纏まって一安心。パンサーズは先発としてブリッジウォーターを獲得。昨年ブリーズをリリーフして5連勝。成績的にはイマイチだが、しっかりと勝てるQB。勝負所を弁えている。控えは昨シーズン、散々だったグリアー。ルーキー契約満了まではチームに在籍するのでしょう。

 

OL

オクング / ミラー / パラディス / リトル / デーリー / モートン / ラーセン / スコフィールド 

 

オクングをトレードで獲得。リトルという2年目の選手が居ながらということは、、、現政権の評価はおって知るべし。パラディスがCとして安定したスナップを供給出来ている。だが、両Tは大きな不安。オクングを正LTとするのは怖い。リトルじゃダメか。

 

RB

マカフリー / スカーレット / バナフォン / デービス

 

RBでもレシーバーとしてもチームのオフェンスの大黒柱。QB怪我より、マカフリー怪我でパンサーズのシーズンは終了する。チームの宝。しかしながら、控えの薄さを見ると、怪我の危険は高くなる。あらゆる局面で使われてしまうと、体への負荷が。やはり心配。

 

WR

ムーア / アンダーソン / サムュエル / ロバーツ / ホワイト / カークウッド

 

よくもまあ、こんなに趣味的なWRを集めたものだ。全ての選手がリターナー出来そう。特にジェッツから移籍のアンダーソンは取れそうもないボールを変態的にキャッチしてしまう。見ていておもしろいが、エースタイプではない。ま、エースはマカフリーですな。

 

TE

トーマス / マンチェス / ヘミングウェイ

 

オルセンがチームを離れ、全く知らない陣容になってしまった。大きな補強もなく、ドラフト指名もない。18年の4巡トーマス以外は他チームで名前も聞くことがなかった選手。やはりトーマスがエースでは厳しいと言わざるを得ず、ブリッジウォーターの力にはならない。

ファルコンズ 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

デイビソン / ジャレット / セナト / デビッドソン

 

ドラ5から叩き上げ、高額契約をゲットしたジャレットが年々成績を上げている。今や頼れるリーダーに。デイビソンも使い減りがしない好選手。ルーキーDTデビッドソンは大きな期待をしても良いポテンシャルを持つ。

 

DE

ベイリー / マッキンリー / コミンスキー / ラーキン / トゥイオテマイナー

 

ベイリーもマッキンリーもどちらかと言えばDTタイプ。エッジラッシュをLBに任せる。だから、エンドとしての評価が上がらないマッキンリー。まあ、本当に分類するとすればDLで良いかと。

 

LB

ジョーンズ / ファウラー / オロクン / ブキャノン / ウォーカー / ハリス

 

ディオン・ジョーンズの能力に疑いなし。チームを取り纏める力も素晴らしい。個人的にはボビー・ワグナーの正統後継者。ワグナーより冷静だが。ファウラー、ハリスの2人の元1巡が加入。この2人が爆発してくれたら、パスラッシュは任せられるのだが。微妙。

 

CB

テリル / オリバー / ミラー / シェフィールド / レックウィルソン

 

1巡でテリル指名。ファルコンズのドラフトも独特になって来た。正直ううむ。本格化するには何年か掛かりそう。ポテンシャルは感じるが。少し小粒な陣容はトゥルーファントが去ったから。ま、昨年そんなに試合は出てないけど。

 

S

ニール / アレン / カズー / ニースマン / ホーキンス

 

ここ2年で出場4試合。ここ数年のファルコンズディフェンスの不振はニールの不在があったからではないか。デビュー2年間はタックルマシーンとして活躍。ニールの復活によって、ディフェンスのグレードは変わって来る。

 

Kクー / Pアレン / LSアレン / Rヒル

 

リターン時でのタックルも見たいKクー。アレンのパントはチームの武器。リターナーはちょっと読みにくい。2番手RBヒルが有力。

 

総評

良いチームである事は間違いない。が、所々に弱点も見える。オフェンスの弱点はライアンに任せておけば大丈夫だと思われるが、ディフェンスはすこし頼りない。ジョーンズ、ニールがキーマンだが2人とも怪我が多く、中々揃ってプレー出来ない。2人が揃ったシーズンにスーパーボウル進出。今シーズンは2人の全試合先発がマスト。そうなって来れば大舞台が見えて来る。

ファルコンズ 素人が勝手に戦力分析 オフェンス編

QB

ライアン / ショウブ / エトリング

 

やはりリングが欲しいマット・ライアン。成績も安定感も申し分なし。伝説の逆転劇のスーパーボウル以降も落ち込む事なく仕事をこなす。9年連続4000ヤードオーバーはダテではない。控えは好きだったなぁ、ショウブ。エトリングはここにいたのね。WRに転向の話もあったけど。

 

OL

マシューズ / カーペンター / マック / リンドストローム / マクゲーリー / ヘネシー / ブラウン / ハーロー

 

3人の生え抜き1巡+カーペンター、マック。良いね。陣容の強さはリーグでも上位。ほぼ怪我で力を発揮出来なかったリンドストロームが加わっての来季。3巡でデプスを強化。控えも含めてもリーグ上位クラス。

 

RB

ガーリー / ヒル / オルソン / スミス

 

フリーマンに代わってやって来たのがガーリーとは。怪我持ちから、怪我持ちへ。だが、グレードアップ。怪我耐性もフリーマンよりは強い。控えは昨年経験を積んだヒル。名前で応援しているイトー・スミスはロスター争い。

 

WR

ジョーンズ / リドリー / ゲージ / トレッドウェル 

 

トレッドウェルを入れればドラ1トリオ。何とかしてや、トレッドウェル。当時トップ評価だったんだよね。このユニット、ジョーンズ、リドリーが凄まじいが、その後が。トレッドウェルがある程度戦力になれば、ジョーンズは楽にフリーになれる。

 

TE

ハースト / リー / グラハム

 

若い成長株ハーストを獲得。正直、この選手がファルコンズに来るとは思はなかった。フーパーと同等ぐらいの活躍が出来る選手。年も若くまだ、安い。本当はフーパーとのコンビだったら、とんでもないけど。2人目が伸びて来ないと苦しむユニットではある。

バッカニアーズ 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

スー / ビア / デービス / レッドベター

 

スーの残留でランディフェンス弱体化は留まった。8年連続全試合先発の怪我への耐久性も含め、素晴らしい戦手。サック数こそ減っているが、力は衰えていない。1巡のビアがブレイクし切れないのが悩みの種。

 

DE

JPP / ゴルストン / ニューズローチェ / オコーナー

 

JPPの問題はやはり怪我。昨年は6試合欠場。それで8もサック。こちらのベテランも力の衰えを見せない。ラインにおいて、パスラッシャーはJPPしかいない。3ー4OLBとしてセットする事も多いJPPだが、DEと表記した方がしっくりくる。

 

LB

ホワイト / バレット / デイビッド / シッシー / ネルソン / ベックウィズ / ラッセル / ミンター

 

インサイドの2人はリーグトップクラス。2年目ホワイトは更なる飛躍が期待される。デビッドとの相性も良く、アレキサンダーの時より動きやすい様に見える。サック数激増で大ブレイクのシャキール・バレットはまだFタグにサインしてなかった様な。控えも中々のデプスを形成している。後はバレット次第。

 

CB

デービス / マーフィーバンディング / ディーン / スチュワート / スミス

 

比較的ドラフトで指名しているポジションだが、1巡に成功例が少ない。現在は2巡指名3人、3巡指名、4巡指名が1人ずつの選手構成。リービスでも活躍出来なかった訳で。暖かいタンパの気候はDBを怠けさせる。な訳ないか。

 

S

エドワーズ / エバンス / ウィンフィールド / ホワイトヘッド

 

こちらもロスターはドラフト指名から。そして印象が薄い。2巡で指名したウィンフィールドはあっさり開幕先発を手にしそう。それなりのメンバーが揃っているのに、印象にないって、、、私の怠慢ですな。

 

Kゲイ / Pピニオン / LSトライナー / Rオグンボワレ

 

ゲイは安定感を欠くが、土地柄かK難のチームに於いてはまあまあ。ピニオンは49ers移籍2年目。RはRBの控えオグンボワレ。ロスターに残れるとしたらリターナーでしょう。

 

総評

とにかく注目はブレイディとグロンコウスキー。そりゃそうやね。ここ数年で最も注目を浴びるバッカニアーズ、楽しみでもある。しかし、現在のトム・ブレイディはQBランクでも20位ぐらいではないか。そのベテランに期待を掛けすぎてはいけない。本当にチームがプレーオフに進むにはディフェンス、特にDBがキーポイント。プロ3年以内の選手が多く、波に乗れば良いが、低迷しだすと穴に成りかねない。ブレイディと合わせて注目したい。とにかく、ブレイディのラストイヤーになるかもしれない1年。コロナでシーズン中止なんて事は無い様にお願いしたい。