NFL全試合観戦記

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カージナルス 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

フィリップス / フォトゥ / コーリー /  ローレンス

 

ビルズから移籍のフィリップスはナイス。ハイモーターの選手。地味ながら、良い補強。キャンベルの穴は簡単に埋まらないが、フィリップスは相当によい。そして、ドラフトで2人指名。どちらも有望株。先を見据えた補強に思える。

 

DE

ジョーンズ / アレン / ドッジ / バラード

 

チャンドラー・ジョーンズはOLB登録なのか。ペイトリオッツ時代はDEなので、ま、こちらで。やっぱり、とんでもない選手である事は間違いない。ペイトリオッツ時代4年で36サック、カージナルスの4年で60サック。この数字だけで凄さが分かる。今年こそは悲願のサック王へ。

 

LB

シモンズ / ヒックス / キャンベル / ケナード / リディック 

 

即先発どころか、即オールプロを狙える逸材。シモンズはネクストキークリー。タイプ的にはより後ろに強い。そして、シモンズを活かす為かタックラー、ケナードを獲得。こうなってくると元1巡リディックが霞んでしまう。シモンズ指名に奮起してくれれば相乗効果。

 

CB

P・ピーターソン /  マーフィー / K・ピーターソン / アルフォード

 

チームの至宝ピーターソンと伸び代、爆上がりのマーフィーのコンビ。ピーターソンも相変わらず凄くて、衰えは見えない。アルフォードが戦力になるかならないかで、ユニットのグレードは変わって来る。

 

S

J・トンプソン / ベイカー / ワシントン / D・トンプソン / バンジョー

 

イカーがしっかりと最後尾の安全弁として成長。タックラーとして花開いた。相方に若干の不安もあるが、もしかしたらシモンズが先発なんて事もあり得る。

 

Kゴンザレス / Pリー / LSブリューワー / Rイザベラ

 

相変わらず痺れる場面に弱いゴンザレス。息の長いPアンディ・リー。よく考えて見たら、2人ともブラウンズにいたなぁ。リターナーはWRイザベラ。時によってはピーターソン。

 

総評

キングズベリー2年目は確実に強くなっている。シモンズ、マレーを核に戦力は昨シーズンと段違い。この補強の仕方はパンサーズを思い出す。ニュートンを全体1位指名した翌年キークリー指名と展開は同じ。実に良い。好感。ピーターソン、フィッツジェラルドチャンドラー・ジョーンズにホプキンスを加えたロスターの面々。激戦のNFC西地区に於いて完全な台風の目。だが、今年ではない気もする。来年にこそ花開きそうなロスターだ。

 

カージナルス 素人が勝手に来季の戦力分析 オフェンス編

QB

マレー / ハンドリー

 

昨シーズン、パスでもそのポテンシャルを見せたカイラー・マレー。全体1位としての価値は確かにあった。そして、レシーバーが揃った今年、満を持して開幕を待つ。控えは元パッカーズ、似たタイプのハンドリー。

 

OL

ハンフリーズ / ピュー / コール / スウィージー / ギルバート / ジョーンズ / ガルシア / ゲイラード 

 

移籍組多めの先発構成。そこに確実に割って入ってくるであろうジョシュ・ジョーンズ。RTでキャリアをスタートしそうだが、LTで芽を出してもらわなくては困る。やはりオフェンスの弱点はOL。まさかの2巡で手に入ったジョーンズが活躍してこその2020シーズンドラフト大成功となる。

 

RB

ドレイク / エドモンズ / ベンジャミン / フォスター

 

ドレイクがしっかりと先発の座に値する活躍を示して、デビジョンの移籍となった。実は耐久性もデビジョンより上。そして、3巡でベンジャミンを指名。2番手をエドモンズと争う。注目したいDJ・フォスター。ペイトリオッツ時代から期待していたが、イマイチなまま。ブレイク候補だと思い続けて、早何年目。是非とも、ロスター残留を。

 

WR

フィッツジェラルド / ホプキンス / カーク /イザベラ / ジョンソン / バトラー

 

驚きのホプキンスのトレード。対価も激安でフロントの勝利。カージナルスでは珍しいグッドムーブ。最早、生きるレジェンド、フィッツジェラルドも衰えはない。伸び盛りのイザベラ、カークも侮れず、マークが分散。恐ろしいレシーバー陣。バトラーは未練杯での思い出もあり、応援している。頑張りや!

 

TE

ウィリアムス / ダニエルズ / アーノルド

 

よくもまあ、寄せ集めたなぁ。毎年、TEユニットはリーグでも有数の脆弱さ。今年も一切、省みることはなし。それでも、高評価だったマックス・ウィリアムスが加入したのは例年との違い。それでも、あまりに未知数。レシーバーとしては全く考えていなのかも。

ラムズ 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

ドナルド / ジョセフデイ / ゲインズ / ロビンソン

 

アーロン・ドナルドはもう何と言うか、DT史上最高の選手でしょう。サック数?そんなこと以上にとんでもない選手だ。ライオンズから移籍のロビンソンもしっかり仕事をしてくれそう。

 

DE

ロッカーズ / フォックス / コープランド 

 

3ー4をしっかり引くのでDEとされる選手は少ない。ドナルド、ブロッカーズと並ぶDLは迫力十分。2人とも怪我に強いところも最強。ロビンソンと三枚並べば、間違いなく3ー4ではリーグ最強。

 

LB

エビュカム / ルイス / キーサー / フロイド / オコロンコワ / ローワー / ハワード / ヤング / ジョンストン

 

成長したエビュカムが中心。マシューズ、ファウラーの純正パスラッシャーが去り、やって来たのはフロイド。ちょっとスケールダウン。だからこそのドラフトでルイス指名。正直、過去数年間、ディフェンスの停滞はLBの人材不足が原因だったと思うのだが。それが払拭出来たとは言い難い。

 

CB

ヒル / ラムジー / ウィリアムス / ロング 

 

ラムジーの素晴らしさは言うまでもない。オールプロ候補。意外な成長を見せるヒル。3番手、ニッケル候補に人材不足。2年目ロングが出場機会を貰って伸びるかどうか。

 

S

ラップ / ジョンソン / バージェス / フラー / スコット

 

割とドラフトで強化しているポジション。外様が多いラムズとしてはSを大事にしているのは不思議。今年はドラフトで2人指名。ちょっと偏っている気がするけど。

 

Kスロマン / Pヘッカー / LSマッケイド / Rウェブスター

 

長らく続いたズーラインからドラフト指名Kに交代。オールプロ候補がここにもPヘッカーだ。リターナーはWRのウェブスターか。チャンスではレイノルズが出て来そう。

 

総評

決して弱い訳ではないが苦しい。49ersシーホークスに挟まれ、その上、大補強のカージナルスもあり、今シーズンは難しい戦いになりそう。ただ、1度は成長は頭打ちと見られていたゴフが更に上に行く可能性を見せてくれたと思う。勝手な私見ですが。ひょっとしたらひょっとする。プレーオフ争い激化のNFC西地区にあってダークホース的存在。ラムズの試合がある意味一番楽しみかも。

ラムズ 素人が勝手に来季の戦力分析 オフェンス編

QB

ゴフ / ウォルフォード

 

すっかり大人しくなってしまったゴフ。見た目は男前で優しそうなルックス。ピンチにも動じない飄々さを併せ持つナイスガイ。プレーもポケットパサー。好きです。来季はもう一伸びを期待したい。控えはウォルフォード。誰?ボートルズどこ行った?

 

OL

ウィットワース / コーベット / アレン / バリス / ヘブンスティン / ノートブーム / エドワーズ / エバンス / アンクラム / シェルトン

 

流石に衰えも見え始めたウィットワース。しかし、チームを纏める意味でも素晴らしいリーダー。簡単に補充のきく選手ではない。ブラウンズではバストの烙印を捺されたコーベットがデプスチャートRGのトップに。複雑な気持ちだが、活躍して欲しい気もあるので悩ましい。

 

RB

ブラウン / ヘンダーソン / エイカーズ / ケリー

 

ガーリーが去り、大きく変わるRBユニット。そりゃ、ガーリーいなけりゃ小粒に感じる。ドラフト2巡でエイカーズを指名したのも危機感の現れ。それでも近年からは数段落ちる陣容。ま、ガーリーは怪我が多かったしね。

 

WR

カップ / ウッズ / レイノルズ / ジェファーソン / ウェブスター

 

こちらはクックスが去ったが、あまり戦力ダウンには見えない。2巡でジェファーソンを指名しているが、それ程危機的対応ではない。やはり芯がしっかりしている。ウッズとカップが成績を落とすとは考えられない。

 

TE

ヒグビー / エバレット / ホプキンス 

 

ヒグビー、エバレットはリーグ屈指の安定感。ほっといても2人で1000ヤードは軽くて越える。どちらも相手の弱点を上手く補える。4巡ホプキンスも似たタイプ。今年のTEはトリプレッツでシーズン突入。

シーホークス 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

リード / フォード / クリスマス / ムーア

 

何とも大人しくなった感のあるDT陣。リードは昨シーズン怪我で前半戦を棒に振ってしまった。1昨年の2桁サックを思い出したい。リードはファイトを前面に出すタイプ。チームを引っ張って行って欲しい。

 

DE

コリアー / アーヴィン / メイオワ / グリーン / テイラー / ロビンソン

 

存在感全くなしの昨年ドラ1のコリアー。他チームを一周回って来た元1巡アーヴィンとコンビを組む。コリアーはパスラッシャーとは違う印象もありDTでの起用もありそう。2人のドラフト新人はローテーションからの出番。しっかりとチャンスを貰えるだろう。クラウニーはまだFAで残っているが、戻ることはないだろう。

 

LB

ワグナー / ブルックス / ライト / グリフィン / バートン / バーキルベン 

 

1巡でブルックス指名はガッツィーな。ワグナー、ライト、ブルックス。どうやってランを出したらいいのか。相手チームの悩みは深い。現最強LBコンビに更に1枚加え、敵を圧倒。平均したディフェンスを作るのではなく、突出したLB陣で要所を締める。キャロルの考え方はを支持したい。

 

CB

グリフィン / フラワーズ / ソープ / ダンバー 

 

地味に強化していたCB陣がようやく計算できるようになって来た様だ。シャーマンというカリスマを失ってから、迷走気味だったが、フラワーズ、グリフィンが伸びて来ている。そして、ダンバー大丈夫なの?強盗騒ぎ、どうなった?

 

S

マクドゥーガルド / ディグス / ヒル / ブライアー / アマディ

 

ホットな噂はジャマール・アダムス。獲得となれば、大きな戦力アップ。どうなるか。当然ディグスはコンビを組む先発であり、一気に層の厚さが極まる。マクドゥーガルドやアマディをニッケルで使えるなら豪華。

 

Kメイヤーズ / Pディクソン / LSオット / Rロケット

 

長距離不安のメイヤーズ。ディクソンの昨年は冴えなかった。リターナーはやはり、ロケット。怪我をさせたくないが、リターンを大きな武器にするなら欠かせない存在。

 

総評

強さも弱さもあるロスターだが、間違いなく私好み。オフェンスもディフェンスもランを第一に考えたキャロル。本当に楽しみ。ウィルソンの事を考えれば、やはり有力なオフェンスラインを1枚補強して欲しかった。そうすれば文句なしで優勝に推したくなるチーム。ただ、やはりN西はリーグ最激戦区。ここを勝ち抜くのは難しい。正直、クラウニー、アダムスがいればスーパー最有力に推したかったけど。

シーホークス 素人が勝手に来季の戦力分析 オフェンス編

QB

ウィルソン / スミス

 

最高のキャリアを歩むウィルソン。そろそろもう一つリングが欲しい。だが、やはりキャップ問題が若干のアキレス腱。ウィルソンが健康体なら、今の時点でプレーオフは間違いなし。それ以上はチーム力。控えはジーノ・スミス。

 

OL

ブラウン / ポシッチ / フィーニー / ハインズ / オグビヒ / ジョーンズ / イウパティ / ルイス / ハント

 

毎年苦労しているOL。今年も、決め手に欠く印象は拭いきれない。そんな中での、Cの交代は首を傾げる。有力選手もドラフトでスルー。3巡ルイスは早い段階で先発に昇格しそう。

 

RB

カーソン / ペニー / ハイド / ダラス / ホーマー

 

カーソン、ペニーが怪我でリンチがスクランブル契約、なんて二の舞は避けたい。そこで昨年の1000ヤードラッシャー、ハイドを補強。その上でドラフト下位でダラス指名。昨シーズン、出番を貰ったホーマーはキレのある走りを見せてくれる。5枚も先発クラスを持っているチームはシーホークスだけ、ウィルソン入れたら6枚か。凄い。

 

WR

メトカフ / ロケット / ムーア / ドーセット / ウースア / スウェイン 

 

メトカフの凄いことは分かっていた。今年は1000ヤードに挑む。ウィルソンの最愛のターゲットはロケット。ガジェットからエースに成長した。ムーア、ドーセットも3番手、4番手にしておくには充分な実力を持った選手たち。良い陣容。

 

TE

オルセン / デシー / ウィルソン / パーキンソン / サリバン / ホリスター

 

オルセン獲得した上にパーキンソン、サリバンをドラフト下位で2枚抜き。デシー、ウィルソンも残留で使えるTE6人いるとは。ウィルソンにとって大事なポジション。だが、ブロック力の方が必要かと。人格に於いてもレシーバーとしても頼りの存在、オルセンはチームの柱になれる。

49ers 素人が勝手に来季の戦力分析 ディフェンス&ST編

DT

トーマス / キンロー / テイラー / ジョーンズ

 

見事な動き。バックナーを放出し、キンロー指名。こうやって見ると、DLを1巡生え抜きで揃えるフィロソフィー。素晴らしい。これでソロモン・トーマスが事前の評価ぐらい活躍してくれてれば文句なしなんだけど。そこまで上手くいかないのが、また風情がある。

 

DE

アームステッド / ボサ / フォード / ストリート / ブライアー 

 

バックナーではなくアームステッドを選んだのは意外。昨シーズンの活躍だけではないことを証明すべき。ボサは文句なしの最強パスラッシャー。フォードをシチュエーションで使えるのは強み。

 

LB

アレクサンダー / ワーナー / グリーンロー / ゼオカ / ウォーカー / アルフェレーリ

 

アレクサンダーの怪我でグリーンローが台頭したのは嬉しい誤算。アレクサンダー復帰後もしっかりとスタメンキープ。ルーベン・フォスターで失敗したLBだが、ワーナーも育ち、盤石の布陣。控えが若干薄めだが、その都度スリーパーが目を覚ましそう。

 

CB

シャーマン / ウィザースプーン / ウィリアムス / ジョンソン / ベレット / ハリス / テイラー / リード

 

相変わらずシャーマンはパーフェクトなCB。ウィザースプーンも対角で成長。中々良いタンデムになって来た。控えの層も厚く、Sも出来そうな選手も多い。総じてDBのデプスは安心。

 

S

タート / ウォード / ハリス / ムーア / キンドレッド

 

2人の先発は目立たないけど、こちらも良い。DLに目が行きがちだが、DBも生え抜きが多く、チームの根幹がしっかりしている。

 

Kグルード / Pウィシャオスキー / LSネルソン / Rジェームス 

 

タグ付け騒動もあったが、グルードは今年も得点源。ウィシャオスキーはドラフト指名選手。あまり目立たず。リターナーはジェームス、チャンスでペティス。

 

総評

今年も強い。ガロポロのサラリーがキャップを圧迫しない今シーズンが勝負かも。隙のないロスターは昨年以上。サミュエルの怪我が無ければパーフェクトな状態でシーズンに臨めたはず。しかしながら、現在のN西は最強地区だと思う。これだけの戦力があっても地区優勝確実とは言えない。油断したら足を掬われる。やっぱりA西のチーフスを羨ましく思うだろうなぁ。