NFL全試合観戦記

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WEEK10 コルツvsタイタンズ

コルツ

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RBナヒーム・ハインズ

 

首位攻防。第一ラウンド。コルツがタイタンズのホームで大きな勝利。リバースはガッツを全面に出しての4thダウン。何度も成功。そして、1回はブリセット。スニークTDで大喜び。何かこっちも嬉しくなる。ハインズはランで1TD。パスでもTD。コルツはラン平均ヤードが振るわないが、そんな印象はない。レシーバー陣もピットマンが101ヤード、ハリスも1つ21ヤードをキャッチ。ヒルトンが腐らず、ジェットスイープでも貢献。

 

オートリーのサックはギリギリ足に引っ掛かったもの。良い場面でビッグプレーが出るディフェンス。ラッシュが激しい訳ではないが、非常に堅実。DBもパスディフェンスが多い。こんなに良いディフェンスに仕上がっているとは。

 

AFC南地区、最大のライバルを敵地で下す。地区首位に浮上し、タイタンズに一歩リード。リバースには是非、スーパーボウルに行って欲しい。このチーム力なら行けるか。ポカも少なくなっている。

 

タイタンズ

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RBデリック・ヘンリー

 

戦術ヘンリー。前半不調でも100ヤード行くのはさすが。後半、走れているのに無得点。タネヒルの不振は深刻かも。プレイアクションが少なくなり、ブリッツフェイクにカバーを厚くされて、ターゲットを見つけられない。どした。

コーリー・デイビスが67ヤード。兄弟を癌で亡くなった中のプレーは大変だっただろう。兄の名前はタイタス。何かデイビスに符号を感じる。合掌。

 

低迷を脱せないディフェンス。オフェンスの調子が悪いと、チームとしての厚みを感じない。タネヒルが落ち気味の今こそ、ディフェンスの奮起が必要になる。

 

ゴストコウスキーがまたも外す。スペシャルチームが大問題。パンターは無名のダニエル。自陣からも出れないミスパントとパントブロッグ。既にダニエルはロスターにいない。NFL残酷物語。

 

WEEK9 コルツ 17ー34 タイタンズ

WEEK9 ペイトリオッツvsジェッツ

ペイトリオッツ 

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Kニック・フォーク

 

ランのチームですな。パス試投35回、ランは41回。こんなチーム、好き。ミシェル不在でダミアン・ハリスがエース。昨シーズンは殆どインアクティブだった選手。タイプ的にはバークヘッドと被る部分もあるが、スピードはかなり上。ニュートンはパスTDから随分離れてしまったが、ランオフェンスの一角を担い、2TD。ハリーもエデルマンもいないWR状況で現れたマイヤーズ。ニュートンのホットターゲットになっている。12キャッチ169ヤード。捕った後、走るコース取りが絶妙。

 

ジェッツに先手を取られる苦しい展開。初勝利を献上したくない同地区ライバル。JC・ジャクソンのインターセプトが試合のモメンタムを奪う。その返しのドライブでのTDを導き出した。ギルモアが不振だったり、コロナだったり、あまり良くない。新たなDBのリーダーになれる存在。6個目のインターセプト

 

懸念のKニック・フォークが決勝FGを決めた。古巣相手に残り3秒でのキック。不恰好ながら全敗チーム相手に連敗ストップの勝利。やっぱりビルズにとって不気味な存在はペイトリオッツに間違いない。

 

ジェッツ

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WRプレシャド・ペリマン

 

フラッコらしいパスオフェンスで今年一番のオフェンスだった。ダーノルドは250ヤードを越えることは無かったし。フラッコは262ヤード3TD。オフェンスらしいスタッツ。痛恨のインターセプト。あの一投が無ければ。悔やまれるロングパス。初勝利はゆっくり手元から滑り落ちた。ゴアの貢献には涙。ルーキーWRミムズが漸く出てきた。2番手クラウダー、3番手ペリマンと考えるとレシーバー、結構良いじゃん。

 

ディフェンスは繰り出されるランにジリジリと下げられた。様々なタイプのRBにぶつかられ、徐々に体力は削られて行く。後半、同点に追いつかれ、残り3秒FGエリアにボールを運ばれジ・エンド。元チームメイトのニック・フォークに期待を掛けたかも。

 

次週バイ。何かが起こりそう。ゲイズがバイ明けも指揮をしているかは微妙なところ。ダーノルドの怪我が癒えてもフラッコで行くでしょう。ダーノルドはジェッツのユニを着てプレーすることはもう無いかも。

 

WEEK9 ペイトリオッツ 30ー27 ジェッツ

WEEK9 スティーラーズvsカウボーイズ

カウボーイズ

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QBギャレット・ギルバート

 

勝たせてあげたかった。ブラウンズにも在籍経験のあるギルバートがキャリア初先発がアメリカズチームとは。人生最大のチャンスを活かせなかった。無念。ディヌッチ先発は何とか避け、試合になったのは評価。チームとして久しぶりのTDを1Qにヒット。前半はディフェンスも奮起してリードする展開。0ー13で前半を終わらせたいが、2ミニッツで9点取られるという。それもWRラムのファンブルロストが絡んだ上に、相手QBはルドルフ。いらないFGの3点を与えたのは誤算。それでも、3Qまで10点差を保つ。が、なかなかTDが奪えず、FG止まり。そこにチームが勝てない苦しみがある。ギルバートはあと少しでの先発初勝利はならず。心の底から残念。

 

今季一番良かったディフェンス。しかし、無駄な反則が目立つ。チームの中核を成しているスミスやバンダーエッシュがやってはいけない。

 

ちなみに今日の試合結果は知りません。ダルトン先発したのかが分からないが、個人的にベンガルズダルトンなら迷わず選ぶが、カウボーイズダルトンは選びたくない。そうなると、ギルバート一択。全勝スティーラーズに3Qまでリードして試合を作った実力を認めたい。

 

スティーラーズ

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QBベン・ロスリスバーガー

 

前半終了間際に怪我で退場。しかし、後半戻って来て逆転を演出。役者やなぁ。前半は苦労。コナーのランを止められ、ロスリスバーガーパスミスが多かった。しかしながら、前半2ミニッツで9点奪取。1つはルドルフによるドライブだったが。4Qに2つのTDを集め15得点。ロスリスバーガーの勝負強さは桁が違う。4人素晴らしいWRを用意出来ているチームは楽だ。ワシントンがTD。クレイプールが69ヤード、スミスシュスター93ヤード1TD。エブロンもマクドナルドもいる。卑怯。

 

低迷するカウボーイズにも容赦無し。ドライブは進められても、TDは許さない。ロスリスバーガーを信じて、反撃を待つ。オフェンスとディフェンスの理想的関係。強い訳だ。

 

唯一の連勝チーム。低迷カウボーイズに苦戦と思いきや、余裕のうっちゃり勝ち。特に慌てさせられてもいないのが腹立つわ。ブラウンズはファーストエナジーでの試合を残している。返り討ちにしてやる、なんてとても言えそうにない。それだけ、懐の深い強さがスティーラーズにはある。

 

WEEK9 スティーラーズ 24ー19 カウボーイズ

WEEK9 ベアーズvsタイタンズ

ベアーズ

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Rドウェイン・ハリス

 

ナギーよ、どうする。トルビスキーで3連勝。その後フォールズで2勝4敗。バイキングスの足音が聞こえてくるまでになってしまった。明らかに落ちているランオフェンス。トルビスキーでの時、リーグ11位、フォールズに代わってリーグ最低。ランオフェンスの低迷が負けが混む原因。そして、反則。3Q敵陣での4thダウンギャンブルでの1ヤード。そこで、2回フォルススタートで結局パント。反則数はリーグ最悪。

 

結果ディフェンスは17失点。ファンブルリカバーでのTDを除いての17失点は評価しても良い。ディフェンスは崩れていない。全体的に誰が抜けたユニットでもそれほど力が下がることはないところが素晴らしい。ヘンリーを68ヤードに抑えられるチームはそうない。

 

Rドウェイン・ハリスを久しぶりに見た。調べたら、前の試合からいたのね。溢れるドレッドヘアーでコーデラル・パターソンと間違えたかな。

 

タイタンズ

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OLBハロルド・ハンドリー

 

タネヒル確変終わったか。何かドルフィンズ時代のおどおどしていたプレーを見る様だ。どした?ヘンリーのランが止められたのもあるが、パスのショートパスのタッチが乱れていた。ロングパスの方がジャストで良かった。パス成功たった10回。それでも2TDでインターセプト無し。ヘンリーが抑えられながら、タネヒルにミスはなかった。そこが、若干、ドルフィンズ時代と違うところ。

 

ハロルド・ランドリーのサックは効いた。完全にネイキッドを読んでのサックは見ていて気持ちいい。ディフェンスはフォールズへのプレッシャーを緩めず、ファンブルからTDで7点ゲット。4Qに追い上げられたが、この7点がモノを言った。

 

ディフェンスが良化しつつあり、オフェンスは下降気味。少しタネヒルが心配だが、あっ、今回はサーズデイの結果は知ってます。それも含め、タネヒルは心配。

 

WEEK9 ベアーズ 17ー24 タイタンズ

WEEK9 パンサーズvsチーフス

パンサーズ

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RBクリスチャン・マカフリー

 

復帰のマカフリーは攻撃の選択肢をブリッジウォーターに与える。やはり、素晴らしいRB。マカフリーはランで69ヤード1TD。パスで82ヤード1TD。やはり違う。ただ、マカフリーの不在を補ったマイク・デービスが1キャリーというのはどうか。復帰直後のマカフリーへの負担が半端ない。QBの横にセットしたりと、ウィポンぶりを発揮したWRカーティス・サミュエルが105ヤード。ブリッジウォーターもリズムよく投げていたし、スクランブルで空中に飛び込んでの1stダウンゲットに勝利への気持ちを感じた。だが、勝負弱い。ラスト逆転を賭けたFGは67ヤード。もう少し前に行けたら。その辺プレイコーラーとの息も合っていない。

 

マホームズ相手にはラッシュは機を見ないといけない。ギリギリかわされ、パスを通されるシーンが何度もあった。マホームズを狂わせるにはインターセプトが必要。2本ぐらい惜しいドロップがあった。残念。

 

フェイクパントで1stダウン獲得もあり、勝利への意欲はパンサーズに感じた。最後のFG67ヤードもスレイのキックは距離も届いていたし、マホームズに土を付けたい気持ちを感じた。だが、マカフリーは明日出場微妙。それでもパンサーズは強い。思っていたよりも。

 

チーフス 

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QBパトリック・マホームズ

 

最早、パーフェクトなのは分かるが、ここまで凄いと、恐ろしさしか感じない。怪我さえなければ、オールタイムの記録を全て塗り替える怪物。マホームズ。ラッシュをあしらいパスを決める。長短織り混ぜ、ケルシー、ヒルにパスをヒット。ヒルが113ヤード、ケルシーが159ヤード。ランはトータル12回マホームズを除けば僅か10回。ランはなくても堅実にドライブは進む。

 

接戦を演じたのはチーフスディフェンスの貢献が大きい。2サックながら、ブリッジウォーターを捕まえられない。要所でナイスディフェンス。最後のドライブは非常に踏ん張り2点差の勝利。最後の最後にディフェンスの力が発揮された。

 

心配はKバトカーか。このところ失敗が目立つ。タッカーの牙城を脅かす存在だったはず。もうちっと頑張れ。連覇へ向けてマホームズ=リードの視界良好。スティーラーズより安定した試合運びは強さの象徴。今年スティーラーズとの対戦はないが、プレーオフでの試合はあるだろう。激戦必死。

 

WEEK9 パンサーズ 31ー33 チーフス 

WEEK9 ライオンズvsバイキングス

ライオンズ

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パントカバーチーム

 

スタフォード乱調。エンドゾーンでのインターセプトを含むターンオーバー2つ。攻撃のリズムが掴めそうになると敵に投げてしまう。その後、怪我で退場。背中が小さく見えた。変わって登場のダニエルも最後にインターセプト。ジョンソン、ピーターソン、スウィフトの3人を擁しながら使い方が下手。タレント揃いのバックフィールドを使いこなせていない。アメンドーラの表情に不満が現れている様でチームとの関係に不安。

 

今シーズン、ランディフェンスの弱さトップ3に入るライオンズ。(他2つはカウボーイズベンガルズ。次点ファルコンズ)クックを全く抑えられないのは予想通り。でも、200ヤードはやられ過ぎ。パスラッシュも効いていないのがカズンズのキャリー0に現れている。

 

パントブロックが1試合で2つ。初めて見たと思う。2つとも同じチームで、そのチームが負けるというのも、この先無さそ。パトリシアの命運も尽きた感はある。ここから、プレーオフに出る確率はバイキングスの方が高い。次週、スタフォードは間に合うのか。

 

バイキングス 

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RBテルビン・クック

 

カマラとクックは同期。その時、いの一番がバッカニアーズのフォーネット。マカフリーや下位でカーソン(シーホークス)ジョーンズ(パッカーズ)など大豊作の年。ただ、全員怪我がち。今日もクック。206ヤード2TD。マディソンも69ヤード。勝負あり。カズンズもミスを抑え、球離れを早くしてのインターセプト無し。それが持ち味。3つのTDのうち2つはTEアイバー・スミス。ルドルフと上手く併用している。

 

ディフェンスは戻りつつある。2サック3インターセプト。まだまだ、信じきれないが、2つのインターセプトはLB。中盤の守りが鍵になるはずなので、これは心強い。

 

まだ負け越しているが、前評判の強さが現れて来た。これからのバイキングスは手強そう。パッカーズとの試合を1勝1敗で乗り切り、ベアーズとの2試合が鍵を握る。まだ、プレーオフを諦めていない。当たり前のことですが。

 

WEEK9 ライオンズ 20ー34 バイキングス 

WEEK9 レイブンズvsコルツ

レイブンズ

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WRマークイス・ブラウン&HCジョン・ハーボー

 

オフェンス自体が機能していた訳では無い。しかし、苦しい試合もモノに出来る資質。ラマーは粘り強く耐えることが出来る。値千金はマークイス・ブラウンのタックル。後半初めのドライブは順調にエンドゾーン手前へ。そこでのエドワーズのファンブル。ロストした場所も悪く、ブロッカーも沢山。下手をすれば90ヤード以上のリターンTDされてもおかしくない場面。そこにマークイス・ブラウンのタックルが決まり、リターンを敵陣に抑え込んだ。失点を防いだタックル。ボールへの対応が人間離れしていた。勝利の影の立役者。

 

そして、ディフェンスは相変わらず腰が低い。何故選手が変わってもクオリティが変わらないのか不思議。この試合、前述のファンブルロストの後の守備、リバースの一投目。マーカス・ピータースのインターセプト失敗と思われたプレーでハーボーがレッドブラッグ。判定が変わり、インターセプト成立。このレッドフラッグがレイダースにモメンタムとTDをもたらした。

 

スティーラーズへの悔しい敗戦の後、連敗しないのはさすが。ブラウンズファンではあるが、

ストップ・ザ・スティーラーズはレイブンズに託すしかないのかな。ちょっとブラウンズでは敵わない。

 

コルツ

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LBダリウス・レナード

 

前半と後半はまるで違うチーム。特に3Q全くドライブは進まない。やはりキーポイントはインターセプト。けどねぇ、正直、あの判定ひっくり返りはちょっと可哀想。個人的にはインターセプトが成立したとは見えなかった。しかし、判定は判定。致し方ない。その後4thダウンを2度失敗。モメンタムは戻らなかった。後半は無得点。ただ、ランはあの手この手で何とか100ヤード越え。4人がかりで不振を脱したい。

 

レナードは鬼神。倒れても倒れてもボールに向かっていく。やはり、素晴らしいLB。ファンブフォースはバックナー。地味だが仕事をしまんなぁ。ディフェンススタッツが高いのはベテランと若手の見事な融合。

 

地区優勝を狙うコルツには厳しい敗戦。ちょっとチームの成熟度でレイブンズに差をつけられてしまった感がある。ただ、曲者ライクはチームをどう立て直して来るのか、要注目。

 

WEEK9 レイブンズ 24ー10 コルツ