NFL全試合観戦記

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WEEK17 バイキングスvsライオンズ

既にプレーオフ始まっていながら、まだ、7試合見ていない。なんとか明日にはプレーオフを見始めたいので、完全情報遮断して、今日7試合見よう。無理無理。

 

バイキングス

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QBカーク・カズンズ

 

残念ながら、何も賭かっていない試合。怪我を抱えながら、シーズンを戦い抜いたクックはお休み。それでも、ランはマティソン、ブーンで変わらない安定感。ライオンズのランディフェンスの弱さもあったが。カズンズはスイスイ3TD405ヤード。シーズンベスト。こんなプレーがシーズン前半から出ていれば。ジェファーソンがルーキーレコード更新の1400ヤード。カレッジ時代から見せていたポテンシャルを十分発揮。この試合では133ヤード。最優秀オフェンス新人候補。ハーバートより推したい。

 

今年はこのディフェンスに悩まされた訳で。ハリソン・スミスのインターセプトはあったが、先発S2人で14タックル。いかにフロント7が漏らして来たかということ。シーズン初頭から冴えないディフェンス。ケンドリクスが欠場してから加速してしまった。

 

ジマーはとりあえず残留。カズンズは調べたら後1年契約が残っている。30TD、4000ヤード、レーティング100を越えたQBをリリースしないとは思うが。勝負弱さでプレーオフで勝てない。そこがネック。Kダン・ベイリーはチームを去りますね。今年は大不振。

 

ライオンズ

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本当かQBマシュー・スタフォード

 

何かチームを離れそうな談話を残しているらしい。デッドマネーはそれ程でもないとなれば、チームへの貢献を考えてリリースなんてのもあるのか。そりゃいかん。293ヤード3TDでも、あるのがインターセプト。らしい。ピーターソンがガッツある走りで1TD。こちらもチームを離れる噂のあるマービン・ジョーンズが180ヤード2TD。主力が全員チームを離れたら不味いっしょ。

 

追い上げても追いつかれるディフェンス。それでも、全く危険ではない4thダウンギャンブルを反則とされるのはいかん。サック時に全体重を掛けたということらしいが、カズンズが体勢を低くしたから、前にのめってしまっただけ。そもそも、走る時は前に体重掛からだろう。これが反則なら、もう全員着ぐるみ着てやるルールにしろ。それなら怪我しないぞ。

 

来るべきオフは大改革の嵐になりそう。HC選定も含め、スタフォードの去就が焦点になる。正直、スタフォードクラスのQBが簡単に見つかる訳ないし、ファンにも地元にも愛された選手を易々と他チームに放出して良いのか。ブレイディの年齢に達していれば良いが。まだ働き盛りだぞ。

 

WEEK17 バイキングス 37ー35 ライオンズ

WEEK17 タイタンズvsテキサンズ

テキサンズ

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WRブランディン・クックス

 

既にワトソンがチームに不満を抱いている報道がある。これでワトソンいなくなったら、タンクもタンク、大タンク。この試合でも、OLの悪さから4サックを浴びながら、365ヤード3TDインターセプトは一つ喫したが、38得点。これで負けてはワトソン一人ではどうしようも出来ない。クックスは166やード2TD。在籍した4チーム全てで1000ヤードオーバー。今年はそんなにキャッチしてたっけ?印象薄っ。デビッド・ジョンソンも粘りの走り。でも、もう一人足りない。それでも、ここまで得点力があるのはワトソンがチームにいるから。

 

本当にどうしようもないディフェンス。試合後、ワットがワトソンに謝っている動画を見たが、ワット一人でもどうしようもない。相手チームもワットさえマークしていれば何とかなる。そんなディフェンスに落ちてしまった。

 

ワトソンの問題は拗れそう。1巡2つでも安い買い物になる。やっと手に入れたスーパーボウルを期待出来るフランチャイズQBを手放すのは、ホプキンスと2巡を交換した以上の大失敗となる。

 

タイタンズ

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2000ヤード突破RBデリック・ヘンリー

 

オフェンスはタイタンズ史上に残る破壊力ではないか。ずーっとディフェンスが売りのチームだったのに、様変わり。ブレイベルはディフェンス出身のコーチなのに。タネヒルは216ヤード1TD。ランでの2TD。フィールドが隅までよく見えている。AJが151ヤード。少し痛めた様で心配。そして、何と言っても2000ヤードクラブ入りおめでとう、デリック・ヘンリー。真剣勝負の中での250ヤード。一人違うモーターを持っている。タネヒルのプレーアクションも丁寧。

 

サック最低のチームで大きな懸念を抱えるディフェンス。テキサンズのOLが緩めなのもあって4サック。上向いているかはともかく、気分良くプレーオフに挑める。

 

ブレイベルには戦術ヘンリーを貫いて欲しい。ヘンリーの存在がタネヒルのプレーアクションを引き出し、攻撃力は倍増する。懸念のディフェンスでの失点を超える得点を挙げれば勝てるのだから。撃ち合い上等。ヘンリーはひた走る。

 

WEEK17 タイタンズ 41ー38 テキサンズ

WEEK17 スティーラーズvsブラウンズ

ブラウンズ

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ごめんなさい、そして、ありがとうHCステファンスキー

 

すみませんでした。ステファンさん。1stスナップ、ランで始めた時、ああ、失敗を分かってらっしゃる。とにかく、勝利がマストの試合。チャブが100ヤード走れば勝てるのよ。負けても納得なのよ。ファンなら。ベイカーも緊張気味。それでも、ミスなくフィニッシュ。レシーバー陣がコロナリザーブから復帰。やはり違う。やっぱりランドリーがいると気持ちが引き締まる。チームへの喝が違う。

 

マイルス・ギャレットは優しくラッシュ。そりゃ気になるだろうな。ルドルフにサックは出来まい。LBジェイコブ・フィリップスが少しずつ出場機会が増えている。マック・ウィルソンは見切られたか。シーズン前にTシャツ買っちまったじゃねえか。

 

18年ぶりのプレーオフ。ありがとうステファンスキーHC。ああ、コロナでサイドラインに立たないなんて。全敗シーズンにもいてくれたビトーニオもコロナリザーブ。神も仏もねえわ。それに、折角のプレーオフ。私はコロナ緊急事態宣言で自宅に戻れず生で見れない。神も仏もねえわ。

 

スティーラーズ

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ギャレットを許してねQBメイソン・ルドルフ

 

敢えてルドルフ先発で昨年の因縁を払拭したかったのか。トムリンの粋な計らい。いやいや、ベンを1週休ませたかった。でも、やはりシード2の可能性があるなら、フルメンバーで取りに行くべきだとは思う。そうやって失敗したこともあるのがスティーラーズなので。ルドルフは2つのロングボム。4Qに見せたが同点の2ポイントまでは決まらず、ゲームセット。ルドルフの将来を決定付けることは出来ない試合。そこそこ。

 

ワットは前週の怪我から大事をとってお休み。こっちは理解出来る。やっぱり怪我は癒すのが一番。それでも4サック。相変わらずパスラッシュはチーム最大の強み。

 

プレーオフはこのカードの再戦。ジュジュが安い挑発をしてるらしいが、こりゃアントニオ・ブラウン一直線やな。こういうWR全く欲しくない。えっ?ベッカムいるじゃねえかって?まあ、それはそれ。

 

WEEK17 スティーラーズ 22ー24 ブラウンズ

WEEK17 パッカーズvsベアーズ

パッカーズ

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QBアーロン・ロジャース

 

シーズンの集大成。ロジャースの凄みが存分に出た試合。試合開始直後のベアーズに長いドライブでTDを奪われた後のドライブ。2Qに流れ込んでTDを返すというモメンタムの鷲掴み。見事な4TD。パスヤードは240ヤード。ロジャースに好フィールドポジションを与えたら簡単にTDを取られてしまう証拠。RBは少し温存。ディロンはもう少しキャリー機会を貰えるかと思ったが。アダムスはチーム記録になる18TD目のキャッチ。ロジャースのプレゼントかな。OLもターナーバクティアリの代役を無難にこなした。それも勝利に貢献した。

 

ターンオーバーが後半の試合展開を楽にした。ロジャースが得点に変えてくれるからそりゃ、やりがいもあるしね。エイモスが古巣相手に貴重なインターセプト。このプレーが試合を決めたと言っていい。

 

見事に第一シードを獲得して、1stラウンドバイ。価値ある勝利をこれ以上ない素晴らしい形でプレーオフを迎える。ロジャースが2個目のリングに近付いている。このロジャースなら行ける可能性大。

 

ベアーズ

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WRダーネル・ムーニー

 

時間を使った1stドライブを見る限り、チームの強さを感じるのだが。トルビスキーは短めのパス多め、一発ムーニーへのロングパスがあったが、中々TDに繋がらない。モンゴメリーがいきなり怪我。足を引きずって退場し、心配されたがすぐ復帰。やはりちょっとスピードに欠けた。RBは後は大味パターソン。後半ドライブが進まなかった。

 

ディフェンスは今シーズンの初戦、ランでやられたことの記憶に囚われてしまったのか、ランに張り過ぎ。DBが2人インアクティブな状況は更にチームを苦しくしていた。マックが唯一のサック。見せ場はそこだけ。

 

カージナルスが負けたおかげでプレーオフ進出。もはや捨てる物はなく、暴れるだけ。個人的な考えだが、怪我なしにコロコロ先発QBを代えるHCは信用出来ない。プレーオフ進出のHCを解任させるのはおかしいのも道理。幸か不幸か、ナギー政権は継続。トルビスキーの気持ちは微妙。

 

WEEK17 パッカーズ 35ー16 ベアーズ

WEEK17 レイブンズvsベンガルズ

ベンガルズ

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ある意味WRティー・ビギンズ 

 

結果はほとほと見る前から分かってました。手も足も出ないことは。しかし、ターニングポイントになったプレーは試合の最序盤にあった。アレンがヒギンズへのパスがヒット。その後のランアフターでロングゲイン!と思いきや、ホールディングで罰退。その上、そのプレーでビギンズが怪我でサイドラインに引いてしまった。チームの強みを一気に失うと後はサンドバッグ。そこをアレンにどうにかしろは言えない。アレンは6回成功48ヤードでは勝てる訳はない。ガベッジタイムでもTD取れず完封負けを防ぐのがやっと。AJはベンガルズで最後の試合かもしれない。0キャッチは寂しい。

 

何度も私はブログでベンガルズのランディフェンスは持ち直して来たと書いたが、レイブンズに通用するほどではない。ランで404ヤード喪失。400ヤード超え!?マジで。見ていて、何度もスイスイ走られていたが。いやいや、404ヤードってリーグレコードじゃないの?

 

バローの怪我もあるが、この成績で3年目は正念場。バローは開幕復帰出来ればザック・テイラーの首も繋がるだろう。だが、開幕3連敗で急激に解雇に傾く可能性はある。しかしながら、ベンガルズのフロントは我慢強いからなぁ。

 

レイブンズ

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RB JK・ドビンズ

 

軽い調整。ワイルドカードは確実だったが、良い形でプレーオフに臨めるなぁ。羨ましい。ラン404ヤードは脅威でしか無い。ラマーは2年連続の1000ヤードラン。パスは3000ヤード行かないが26TD。ラマーがラン能力だけでは無いという証明。クレバーさ。試合を作る巧みさはマホームズ、ロジャースに匹敵すると思う。この試合でも、パスは113ヤード、だが3TD。ラマーのスタッツではこれで良し。ランで97ヤード。もう無双です。ルーキーRBで一番評価していたドビンズは160ヤード2TDの大活躍。エドワーズ60ヤード。イングラムが調整程度に登場。プレーオフではRB4枚か。これはヤバい。

 

ディフェンスも調整終了。完璧でした。アレンクラスのQBには何も出来ない。DBは見事。嫌いなあいつもインターセプト。いややわ。ハンフリー、クラークは本当に良い選手。誰が出てもレベルが落ちないのは驚き。レイブンズにディフェンスが足を引っ張ったシーズンってないよね。とんでもないチームのフィロソフィー。

 

個人的にマホームズに勝てる唯一のチームだと思う。ワイルドカードから久しぶりにスーパーボウルに行けるチームはレイブンズしかあり得ない。この両チームの試合の結果が事実上のスーパーボウルになるのではないか。もちろん、他のチームを応援しますけどね。

 

WEEK17 レイブンズ 38ー3 ベンガルズ

 

 

WEEK17 レイダースvsブロンコス

レイダース

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TEダレン・ウォーラー

 

オフェンスは本当に改善された。カーを中心にしたバスアタック。中でもウォーラーの大ブレイク。2年連続の1100ヤード超え,そして107キャッチ。リーグを代表するTEに成長した。逆転を狙っての2ポイントはウォーラーへ。カーが最も信頼しているレシーバーだ。ジェイコブスは2TD。最後も渋い走りで1点差に迫り、逆転の2ポイントを導くTD。カーは強いOLに守られて371ヤード。らしく無いインターセプトもあり、それが接戦になってしまった原因。

 

一方ディフェンスは、、、クロスビーはまずまずの7サック目。だが、昨シーズンほどインパクトのある活躍は出来ていない。LB陣の不振がそのまま、チームのディフェンス成績に直結している。

 

グルーデン理想のオフェンスは出来ている。だが、それを盛り立てるほどのディフェンスがない。ファレルをバストするのは、まだ早いが新たなディフェンスを支えるリーダーが必要だ。

 

ブロンコス

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WRジェリー・ジュディ

 

ロックは未だ評価するのは難しい。来季を見たい気もあるが、控えに回されても文句は言えない。それでも、最終週は今季一番良い出来だった。後半にお気に入りターゲット、パトリックが退場し、苦しくなってジュディにボールが回り始める。ジュディ、今季ベストの140ヤード。ドロップが多く、カレッジ時代のシュアハンドが影を潜めていたが、この試合は安定感があった。コツコツ真ん中を攻め続けたラン。ほとんど出ない。が、ロックの丁寧なプレーアクションを導いた様な。ううむ。

 

チームを支えたディフェンスだが、最後堪えきれずに2ポイントを決められてのゲームセットは悔しい。カリーム・ジャクソン、シモンズのDBが見事なインターセプト。ディフェンスの力はあるのだが。

 

DCかHCなのか、4Qの2ミニッツ、レイダースのオフェンスがエンドゾーンに迫る中、タイムアウトを連発してしまう。自軍ディフェンスが混乱しているのは分かるが、返しのオフェンスを予期していない失態。結局、タイムアウトは相手に時間を与えただけだった。ファッジオは解任されてないよね。

 

WEEK17 レイダース 32ー31 ブロンコス

 

WEEK17 ワシントンvsイーグルス

イーグルス

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QBネイト・サドフェルド

 

勝つ気がないなら試合をやるなという事。ペダーソンが来季も指揮を執ると聞いて寒気がした。不満そうなサイドラインのハーツの表情が全てを物語る。もちろん、ハーツの調子は良く無かった。しかし、ランで違いを作って2TD。何故か、エンドゾーン手前で一度もQBキープをコールしなかった。そして、サドフェルド登場。せめてウエンツだろ。ウエンツとは信頼関係が崩壊しているのだろうインアクティブ。ボストン・スコットの懸命なキャリーを見てこんな結末によく出来るな。サドフェルドは尻拭い。途中からドラフト指名権上げに走ったのは明らか。軽蔑するわ。

 

ディフェンスも必死にプレーしていた。スミスから2インターセプト3サック。トータル喪失250ヤード。ターンオーバーされてもTDを許さず、見事なディフェンス。

 

最終週に同地区対決をするのは、負け越しているチーム、プレーオフの可能性が無いチームでも、ライバルとしての意地があるでしょ、という事。その意地を選手には見ることが出来たが、サイドラインには。それが今年の成績の全てだと思う。

 

ワシントン 

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DEチェイス・ヤング

 

負け越しながら、地区優勝。この順位を誰が予想出来たのか。私は最下位予想でした。すみません。スミスはやはり怪我の影響か、動きが鈍い。それでも、流石にマネージメントQB。勝敗を分ける部分では秀でている。最後の4thダウンインチでのオフサイドを引き出す辺りの老獪さは一味違う。今年のチームオフェンスMVP候補ローガン・トーマスが貴重な逆転TDをキャッチ。今年、トーマスがいなかったらオフェンスが成り立たないぐらいの渋い活躍。素晴らしいベテランTE。

 

チャイス・ヤングの素晴らしさを今更ながら言うこと無し。プレーでもファンブルリカバーがあり、サックもある。それ以上にキャプテンシーとガッツ。サイドラインでも頼りになる。1年目からリーダーに指名され、ベテランが納得出来る人格者。チーム愛もあり。

 

負け越しでもチャンピオンチーム。誇りを持って戦って欲しい。ディフェンスはどのチームにも通用する。持ち味を活かせば、勝てない理由はない。それよりも、ワシントンで試合が開催できるのか、の方が心配。

 

WEEK17 ワシントン 20ー14 イーグルス