NFL全試合観戦記

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WEEK5 セインツvsワシントン

セインツ

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Pブレイク・ジリキン

 

ウィンストンのアップダウン的魅力。本当によう分からん。けど、やっぱ、惹きつけられる。パス成功率5割、でも4TD。勝つ時のスタッツはウィンストン面白し。ま、33TD30インターセプトですから。カマラがスクリメージ122ヤードで2TD。試合を決めるTDもカマラだった。トーマスのいない間、ビッグプレーを見せるWR陣。キャラウェイはヘイルメリーをキャッチ。前半をリードで折り返す事が出来た。ハリスも1キャッチで72ヤード1TD。ここにはウィンストンの凄さも現れている。

 

LBワーナーが良い選手になっている。デマリオ・ デービスは本当に良い見本になっている。衰え知らずのベテランディフェンスの精神的な支柱でもある。

 

Pジリキンは凄いパンターインサイド5に3回入れる。不動の先発モーステッドのリリースを受けてのギリキン。もうリーグトップクラスのパンターを確保か。慧眼。名前にiが多い。

 

ペイトン=ウィンストン体制は見ていて飽きない。カマラ、キャラウェイ、ハリス。ヒルの脳震盪は心配だが、ワクワクする攻撃陣。ブリーズとは別の意味でオフェンスは面白い。

 

ワシントン

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RBアントニオ・ガスキン

 

どうしたハイニキ。2インターセプト。あまり見た事がない自陣深くでのポカ。キープレーヤーにパスがズレてしまう。マクルーリンには11回投げ4キャッチ。明らかなドロップがなかったのはハイニキのコントロールがブレている証拠。ガスキンは2TD。勝ち試合で良い時に活躍するマキシックがボールタッチ3回で7ヤードでは。

 

深刻な不振はディフェンスの方が大きい。試合ごとにオフェンスはアップダウンを繰り返しているが、ディフェンスは安定して良くない。チェイス・ヤングがこの試合で漸くシーズン初サック。ヤングの気持ちが上向けば、このディフェンスはきっと良くなる。

 

カウボーイズが抜けた強さを見せるNFC東。追うワシントンとしては手痛い1敗。カウボーイズを一人旅にさせない為にもワシントンが頑張ってくれなくては。特にディフェンス。

 

セインツ 33ー22 ワシントン

WEEK5 ペイトリオッツvsテキサンズ

ペイトリオッツ

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OCマクダニエルズ

 

前週のランの少なさからこの試合はランを30回コール。止められても粘り強いラン。ハリスがファンブルロストすると、ボールデン、スティーブンソンを使ってメリハリを付けた。OLもレギュラーを欠きながら被サック1。マクダニエルズの手腕が光る。マック・ジョーンズはキャリア初のウィニングドライブ。ブレイディの後継者としての本当の第一歩になるのだろうか。これからに期待。

 

絶対舐めてたよね。ミルズを。私も舐めてたから、責めません。しかしながら、バレバレのランを止められず、試合開始から長いドライブを許してしまった。後は調子が狂ったのか後半までミルズにやられてしまう。舐めてたな。ジェイミー・コリンズが移籍後、いきなりサック。水を得た魚。

 

ここで負けていたら、プレーオフは諦めモードになってしまうところだった。マック・ジョーンズは本当に良いので、プレーオフで見たい。

 

テキサンズ

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ごめんよQBデイビス・ミルズ

 

色々言ってごめんよ、ミルズ。この試合はびっくりしました。1stドライブは大切に大切にドライブを進めた。コールも工夫。リリースを早くしてプレッシャーを感じさせない様なオフェンス。このドライブ自体ではミルズは前の2試合のまま。しかし、TDでドライブを仕上げた事が自信に繋がった。インターセプトなし。おどおどして逃げ惑うシーンは無かった。いやいや、一週間で何かあった?312ヤード3TD。投げる事でキャリアが繋がった。頑張れミルズ。やっと、勝たせてあげたかった。

 

ディフェンスはもっとプレッシャーを掛けても良かったと思う。ブリッツを多くして欲しかった。パスラッシャー不足は否めないが、相手もOLは万全ではない。そこをもっと突くべきだった。

 

敗因はスペシャルチームの不振。フェアバーンはあまり目立つミスをしないタイプだが、試合を決める場面もあまり回って来ない。決して痺れるシーンではないのに、2つのPAT、FGも1つミス。キックオフをアウトオブバーンズへ1つ。

 

でも一番訳のわからなかったのは9ー22で4thダウン。パントのシーンでPジョンソンがアンダーセンターでスナップを受けるトリックプレー。から、また後ろに下がってパントキック。それが相手のブロックに掛かりミスパント。いやいや、勝ってるシーンでこんなプレーやる?結局、返しの攻撃でFGを決められてしまう。結果、3点差の敗戦。普通にパント蹴っとけよ。

 

ペイトリオッツ 25ー22 テキサンズ

WEEK5 タイタンズvsジャガーズ

タイタンズ

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OLBハロルド・ランドリー

 

ヘンリー重戦車。走る走る。開幕戦の不調は心配だったが、それ以降4試合連続の100ヤード超え。今年はRBが中々走れないシーズン。そんな事ヘンリーには全く関係ない。爆走の130ヤード3TD。もう全部持たしとけ。そしたら勝てる。タネヒルインターセプトだけ気をつけていた印象。それもベテランの味。ヘンリー囮にマクニコルズにパス。ランとパス、合わせて3タッチで35ヤード。このゲインが意外とダメージを与えていた。

 

ランドリーが4年目で確変している。この試合2サック2ロスタックル。すでに今年は4サック。初の2桁サック超えるのは確定的。恐らく来オフFAの目玉。相手は調子の良くないジャガーズ。危ないシーンはなく、最後はインターセプトでゲームセット。良い気分で次戦に臨める。

 

同地区のレベルが低く、もう優秀確定に近い。タイタンズ3勝。他の3チームで2勝。楽な相手との対戦が多いとプレーオフに苦戦しそう。

 

ジャガーズ

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RBジェームズ・ロビンソン

 

勝ちたい気持ちはある。ローレンスにもロビンソンにもある。しかし、キッカーが付いて来ない。ランボに代わってマシュー・ライトを使う。ファンブルリカバーからTDを許して7ー0とリードされたドライブ。何とかTDをもぎ取っての最初のPATを外してしまう。同点になるはずが1点差。ファンもまたか、の思い。スタジアムに流れる暗雲。それをFGのミスで更に深めてしまう。この流れ。連敗中ずっと続いている。そして、4thダウンを2度失敗。エンドゾーン直前での失敗はチームに大きなダメージを与えた。

 

ディフェンスも上手くいっていない。ま、この展開なら諦めは早くなる。後半になるに従って淡白になる。マイルス・ジャックに存在感を感じない。他にも良いメンバーが揃っているのに、失点は積み重なる。

 

悪いサイクルに入ると中々抜け出せないのはどのスポーツでも同じ。開幕戦のあのモタモタ感。少しヒューを思い出した。こりゃ、拙い。しかし、それを越えるのはカリスマ性のあるQBしかあり得ない。ローレンスがスーパーボウルを獲れる器かどうかが試されている。

 

タイタンズ 37ー19 ジャガーズ

WEEK5 ジャイアンツvsカウボーイズ

ジャイアン

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反省をWRカダリアス・トニー

 

悪夢の始まりはバークリーの退場から。そして、ゴラディ、ダニエル・ジョーンズまで怪我。先発のスキルプレイヤーをトリプレッツを欠くという不運さ。シェパードもいない。攻め手がない状態。そんな中、ルーキーWRトニーが189ヤード。粘り強い走りでキャッチ後の強さを見せた。残念なのはその後、揉み合いから手を出して退場。ジャッジにすげえ怒られていた。更にトニーを欠いたらグレノンに投げる場所ないぞ。

 

しかしながら、敗因はディフェンス。オフェンスのキープレイヤーの退場にがっかりしたのか、ジョーンズ退場後に34失点。特に2Q後半、4thダウンギャンブルをねじ込み同点に追いついた直後。2ミニッツに入ってTDをあっさり取られてしまっては。そして、後半開始。グレノンが粘ってFGに繋げ、4点差。その直後のドライブもTDを献上。粘れや。

 

オフェンスのキープレイヤーを欠いた後のディフェンス。結局、全ドライブ得点され後半、カウボーイズはパントなし。バークリーはそれ程重くはなく、ダニエル・ジョーンズ次週は出場して来る。チームの踏ん張りどころ。

 

カウボーイズ

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QBダク・プレスコット

 

乗りに乗っているプレスコットを止めるのは難しい。なんか動きが軽快。パスも正確。インターセプトは弾かれたボールを取られたもの、ダメージは少ない。エリオットとポラードのツープラトンRBタンデムも止められない。2人で185ヤード。パワーとスピードを兼ね備えた最強ユニット。ラムはビッグプレー能力の塊だな。取ってから走るコースでディフェンスを振り切る。クーパーもしっかり仕事をして、オフェンスは安泰。

 

ディフェンスも良い。ダン・クインはDCとしては一流だ。ジェイロン・スミス出したけど。ラッシュよりランを止めた。特にグレノンは球離れが早いので、ブリッツ控えめ。ディグスがまたもインターセプト。しっかりとボールを見て取っている。いくつインターセプトを記録するつもりだ。いやいや、1年でこれだけ伸びますか。

 

プレスコットが戻って来ると、とんでもなく強い。マッカーシーがランオフェンスに気付いたのもある。けどねぇ、14点差にした後、WRウィルソンがパスを投げるスペシャルプレー。それ点差ある時にやる?繰り出すタイミング間違えてねえか?だから、マッカーシーってイマイチ信じられないんだよな。

 

ジャイアンツ 20ー44 ジャイアン

WEEK5 ライオンズvsバイキングス

ライオンズ

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HCダン・キャンベル

 

すまなかったキャンベルHC。もうファンになってしまった。ワクワクさせられた。インターセプト後、エンドゾーンまで7ヤードの地点。タイムアウト無し。そこでランでTD。ガッツィー過ぎるコール。惚れてまうやろ。その後も2ポイント成功で逆転。ホンマに惚れてまうやろ。ゴフは今シーズンではワースト。パスは通らず、痛恨のインターセプトもあった。ランは2人が分け合い、最後はスウィフト。50ヤードずつで100ヤード。それからホッケンソン。長髪があんまり似合わない。

 

ディフェンスも勝つための意欲が見えた。しかしながら、RB苦手が克服されない。しかしねぇ、こんな試合を見せられたら、もう拍手送るしかない。最後のシーレンへのパスを通されたのが残念。

 

熱い戦いを見せられ、応援したくなる。いや、元々好きなチームですが。こういう負けも含めてファンに愛されている。気持ちを切らさないのは難しいが、次戦に初勝利を期待したい。

 

バイキングス

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Kグレッグ・ジョセフ

 

よく考えたら、Kは元ブラウンズ対決なのね。そんなん気付くのは痛い私ぐらいか。無事、以前のミスをリベンジ。54ヤード決勝FG。ホッとしました。カズンズは悪くはないが、ドライブは進まない。4Qの自陣ポジションでのインターセプトは頂けない。負けに繋がったら、立ち直りが難しかった。その逆転されてのドライブは見事。3回のパスで46ヤードを稼いでサヨナラFGに結びつけた。だから言ったでしょ。マティソンは良い選手だって。クック不在でラン113ヤード。パス40ヤード1TD。ファンブルロストはあったけど、クックもたまにするし。ジェファーソンは124ヤード。シーレンは最後のドライブ殊勲の2キャッチ40ヤード。どちらもエースだ。

 

長い怪我からの復帰。アンソニー・バーは全く目立たなかった。しかしながら、その存在感がチームを鼓舞している様に見える。今シーズン1番のディフェンスは頼れるベテランの回復がある。グリフィンが2サック。ライオンズからサックを稼ぐライオンキラー。

 

勝った瞬間のカズンズとジマーの動画が上げられていたが、もう、喧嘩してる様にしか見えなかった。それだけ本気で喜んでいる激しさ。ギリギリの勝利。改めてジョセフ、良かったな。

 

ライオンズ 17ー19 バイキングス

 

 

WEEK5 ブロンコスvsスティーラーズ

ブロンコス

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WRだぜケンダール・ヒントン

 

ブリッジウォーターというQBの限界値を見てしまった様な。弱いチームには取りこぼさない、強いチームには勝てない。そして、スロースタート。リード出来ない。1stドライブで得点出来る気がしない。エンジンが掛かって来るのが遅い。良いQBなんだけどねぇ。脳震盪の影響もあったかもしれない。ランが少ないのはいつものこと。ウィリアムスがディフェンスを薙ぎ倒して行くシーンは何度見ても胸がすく。サットンはロングパスキャッチもあり120ヤード。昨シーズンQBも務めたヒントンがTDパスキャッチ。あのまま消えて行くのが普通なのに、残っている事に感動。

 

ディフェンスも流石に燃料切れ。素晴らしいんだけど。DB、DL、LBと弱点が無いところが凄い。パトリック・サーティンの将来性は半端ない。後一歩、タックルが鋭くなれば完璧なCBになる。

 

ブリッジウォーターで勝つには先制して有利な試合運びをするしかない。ランで試合を作り、ミスのないブリッジウォーターで試合をトリートする。次戦、そんな試合を期待したい。

 

スティーラーズ

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くそぅQBビッグベン

 

少し心配すると復活する。くそぅ。さすがだなロスリスバーガー。やはり侮れん。ナジー・ハリスが走れたのもあるが、余裕を持ってプレーしていた。少し傷んだ後の方が落ち着いていた様な。前もそうだった。怪我で余分な力が抜けてたりして。本当にハリスが良かった。122ヤード1TD。これが本来の戦い方。ジュジュはシーズンアウト決定。クレイプールがエースの働きで130ヤード。ワシントンがジュジュの半分でも活躍すると厄介だ。

 

ワットがいるだけでプレッシャーを与えている。明らかにオフェンスラインにミスが出る。

ヘイデンが相変わらず良い動きでパスブレイク。今、ブラウンズに戻って来ても良いよ。

 

耐えたディフェンスが好調を保ち、ロスリスバーガーの調子が戻って来たら、とても厄介。勘弁してくれ。ジュジュの離脱なんてこの厚いWR陣にしてはあまり痛くない。難敵復活。

 

ブロンコス 19ー27 スティーラーズ

WEEK5 イーグルスvsパンサーズ

イーグルス

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ディフェンス陣

 

モタモタしたオフェンス。ターンオーバー3つ。ハーツはパスが今一歩。だが、持ち味の決定力のあるランが効果的。やはりエンドゾーン近くなると威力を発揮する。2TDラン。モタモタしたオフェンスの原因はラン。ゲインウェルをもちっと使えよ。サンダースは最後のドライブで2度もサイドラインを切るボーンヘッド。怒られてました。その後のゲインウェルはしっかりとピッチ内でダウン。どっちが先輩だか。スミスは悔しいファンブルロスト。だが、やはりずば抜けたプレイメイカー。

 

前週の体たらくから回復。耐えるディフェンスで失点を抑えた。ターンオーバーで良いポジションからの攻撃されてもスレイの2つを含む、インターセプト返し。セーフティを奪われた後の攻撃も得点を許さなかった。

 

スペシャルチームの活躍も大きい。本当に地味な存在だが、Kジェイク・エリオットの安定感。そして、パントブロック。イーグルススペシャルチームはずっと高いレベルを保っている。

 

生みの苦しみの2勝目。ハーツが精神的にも引っ張っている様に見える。ディフェンスが踏ん張った試合を自らのTD、2ポイントで逆転勝ち。チームのムードが上がって来るでしょう。

 

パンサーズ

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ディフェンス陣

 

本当にマカフリーの存在は偉大。マカフリーにパスコースを走られると、確実にディフェンスは人を取られる。中でフリーになれず、ダーノルドがレシーバーを探している。苦し紛れで3インターセプト。マカフリーの代役は誰にも務まらない。それでもヒュバートの台頭は嬉しい誤算。これでマカフリーが戻って来れば厚いランオフェンスが展開出来る。それはいつの日になることか。

 

シャック・トンプソンの不在はマカフリーに匹敵する大ダメージ。ランディフェンスに於いての存在感は別格。その辺りチームのディフェンスに自覚があった様な。ターンオーバーを奪っても得点が入らないが、辛抱辛抱。最後だけ耐えられなかったのは残念。

 

勝負の綾はやはりセーフティ。イーグルスのスナップミスによりボールはエンドゾーンを転々。パンサーズディフェンスもリカバーに行ったが、楕円ボールの面白さ。両チームの手を離れて、ラインを割ってセーフティ。このプレーがTDになっていたら、展開は変わっていただろう。まさに勝利の女神は楕円形。いけず。

 

イーグルス 21ー18 パンサーズ