NFL全試合観戦記

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チャージャーズのロスターチェック オフェンス編

QB

ハーバート / ダニエル / スティック

 

リーグを代表するQBになりつつあるハーバート。ここ2年の活躍に文句を付けるところ無し。判断も早く、怪我も少ない。走れる、コントロールも良し。後はプレーオフ進出。控えは控えのプロ中のプロ、チェイス・ダニエル。

 

OL

スレイター / フェイラー / リンズリー / ジョンソン(R)/ ノートン / ピプキンス / スレイヤー(R)/ ジェイムス / クラップ(←NO)

 

2年連続ドラフト1巡をOLに費やした。如何にハーバートを守るかというチームの考え方を如実に表している。スレイターは数年後のオールプロは確実。そこにGのジョンソンを加えた。このメンバーでハーバートを守る。

 

RB

エクラー / スピラー(R)/ ケリー / ラウントゥリー / ホーヴァス(R)

 

エクラーは素晴らしい選手だが、怪我多め。そこに4巡でスピラーを指名出来たのは何てバリュー。控えとしてのケリーも計算出来る。その上でフルバックを補強。ランでもハーバートをサポート出来るメンバー。

 

WR

ガイトン / アレン / ウィリアムス / パルマー / カーター(←WAS)/ リード

 

アレン、ウィリアムスの2枚看板は変わらず最強。実は伏兵がかなり活躍するのがチャージャーズのパスアタックの特徴。ガイトンやパルマーなど、堅実に数字を残してくれる。後はリードが定着してくれれば。

 

TE

エベレット(←SEA)/ ファーラム / マッキティー

 

安定感のあるエベレットを補強。例年400ヤードぐらいはコンスタントにキャッチしてくれる頼れる存在。ファーラムが伸びて来ているので、ハーバートのホットターゲットになり得る2TEセット。

レイダースのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

ニコルズ(←CHI)/ ハンキンス / V・バトラー(←BUF)/ ランチェスター(←GB)/ ファレルJr.(R)/ M・バトラー(R)

 

ドラフトも含め大量補強。圧倒的な選手はいないが、ユニットとしてのバランスに注意している感じ。LB陣にパスラッシュを任せ、ランを仕留めるという布陣。

 

LB

クロスビー / ブラウン(←TEN)/ ペリマン / ジョーンズ(←ARZ)/ フェレル / ディアブロ(←DEN)/ ファクレル(←LAC)/ クーンチェ

 

やはり元ペイトリオッツのジョーンズの補強に尽きる。コンスタントに2桁サックを挙げられる選手。クロスビーとフェレルにとってもマークが緩くなり好影響。明るいキャラもチームには必要。

 

CB

ミューレン / ヤシン(←IND)/ ホッブス / エベレット(←BAL)/ ロバートソン

 

度重なるドラフトでの失敗からかドラフト指名なしのCB。若干、不安が残る。コルツでもそれ程の伸びが見られなかったヤシンが先発では。チームが代わって心機一転の可能性もあり。

 

S

エイブラム / モーヘグ / ハーモン(←ATL)/ ギレスピー

 

ディフェンスを最後尾から締めるエイブラムがどっかり。ただ、毎年何試合か欠場してしまう。シーズン全試合出場すればかなりな数字も残す選手。ファルコンズから移籍のハーモンも元ペイトリオッツ。マクダニよ、集めたなぁ。

 

P コール / K カールソン / LS シエグ / R レンフロー

 

Pコールは徐々に良化。昨シーズンの安定はフロックか、今年に真価を証明すべきカールソン。WRとしての役割も大きいレンフロー。6人目のRBアブドゥーラがチームに残ればリターンを務める事になりそう。

 

総評

マクダニエルズが就任。そして、大きな補強もあり、完全に獲りに行っている。カーも頼れるパサーとなり、アダムスとの邂逅も実現。しかしながら、ウルトラ激戦区AFC西。この戦力でも最下位の可能性もある。マホームズをスイープしてチーフスより上のシードがどのチームも欲しい。本当に楽しみな地区。

レイダースのロスターチェック オフェンス編

QB

カー / スティダム(←NE)/ マレンズ

 

円熟味の増したカーが変わらず先発。欲しいのはポストシーズンでの勝利。もちろん、その力はある。マクダニエルズはしっかりとカーの良さを引き出してくれるだろう。控えはNEからスティダムを獲得。らしいな。

 

OL

ミラー / グッド(←IND)/ ジェームス / エルミュノア / パーカー / シンプソン / ファラム(R)/ レザーウッド / マンフォード(R)

 

ミラーはオールプロクラスとしても、全体の力はかなり厳しい。カーが怪我をした年の最強OLから比べると数段落ちる。伸び悩み気味のレザーウッドの成長がユニットの鍵を握る。

 

RB

ジェイコブス / ドレイク / ボールデン(←NE)/ ホワイト(R)/ ブラウン(R)

 

ボールデンの獲得はST強化。ベリチック直系マクダニのらしいペイトリオッツ人脈。怪我がちなジェイコブスとドレイクをよそにルーキーの2人にも十分チャンスがある。特にホワイトはセンセーショナルな活躍をしそう。

 

WR

アダムス(←GB)/ ロビンソン(←KC)/ レンフロー / コール(←NYJ)

 

4人以下のロスター争いは混戦模様。カーの盟友アダムス獲得は大きいが、レンフローと2枚看板に次ぐ選手に大きな不安。3番手として期待されるロビンソンがユニットのキーを握る。先発2枚はとんでもないが、3番手に苦しみそう。

 

TE

ウォーラー / モレウ / ホリスター(←JAX)

 

3番手レシーバーをウォーラーと考えたら問題解決。リーグ屈指のレシービングTEがいればWR3なんて気にせんでも良いな。ホリスターも元ペイトリオッツ。マクダニエルズの元で、そのポテンシャルを爆発させて欲しい。

チーフスのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

カーラフィッツ(R)/ ナディ / ジョーンズ / クラーク / ダンナ / ストールワース(←IND)/ サンダース / ケインドー

 

クラークとジョーンズにカーラフィッツを加えるなんて、容赦無しじゃん。もうラインで勝負しましょうというスパグニュオーロのポリシー。絶句。

 

LB

ゲイ / ボルトン / リー(←CLE)/ シェナル(R)/ ハリス

 

パスは前後ろに任せた。ランは止めるぜというLB陣。ボルトン、ゲイの2巡コンビはラン特化。更に評価の高いシェナルをドラフトで加えた。ここ数年の補強の賜物。

 

CB

マクダフィー(R)/ スニード / フェントン / ベイカー / ウィリアムス(R)/ ワトソン(R)

 

チームの弱点と見たDBを大量に補強。流石です。シャットダウンCBとしてのマクダフィーとルーキー2人。新たな競争がレベルアップを生む。

 

S

リード(←HOU)/ ソーンヒル / クック(R)/ ブッシュ(←CHI)/ ジョンソン(R)

 

マシューが移籍して、ほぼ総とっかえのS。CBと合わせてドラフトで5人指名。未知数なユニット。マシューがいたら、スペシャルだったのにという残念感はある。

 

ST

P タウンゼント / K バトカー / LS ウィンチェスター / R ハードマン

 

マホームズだからパントチャンスは少ない。それでもデビューから随分成長したタウンゼント。タッカーと対等なKはバトカーしかいない。レシーバーよりリターナーとしてスタジアムを沸かすのがハードマン。

 

総評

はい、プレーオフ確定。アンディ・リードも分かってらっしゃる。ヒルの抜けたWRには拘らず、ドラフトでディフェンスを手厚く補強。見事。スーパーボウル勝利以降、上向いたディフェンスを更に強化。そして、オフェンスはヒルがいなくても、ケルシーいれば無問題。今年もチーフスがAFCの有力候補になる。

チーフスのロスターチェック オフェンス編

QB

マホームズ / ヘニー

 

ハイ、終わり。プレーオフ確定。マホームズはロジャースと並んで、現時点でプレーオフ確定の2チーム。ただ、今シーズンは同地区の補強がえげつない。それでも牙城は揺るぎません。控えヘニーも長くチームに帯同。

 

OL

ブラウン / チューニー / ハンフリー / スミス / ワイリー / アグレッティ / ライター / ニアグ / ワノグホー / キナード(R)/ クリスチャン(←HOU)

 

一昨年とガラッと代わった先発左サイドが大当たり。ハンフリーが既にリーグを代表するCになっている。今年は更に強固になりそう。控えも粒揃いで、怪我人で戦力ダウンがあっても最小限に留められる。

 

RB

エドワーズヒリアー / ジョーンズ(←TB)/ パチェコ(R)/ ゴア

 

ジョーンズをバッカニアーズから補強。ヒリアー共々、怪我に弱い。7巡指名のパチェコにも出場機会は巡って来るだろう。

 

WR

スミスシュスター(←PIT)/ スキャントリング(←GB)/ ハードマン / ゴードン / ムーア(R)/ パウェル / ロス(R)

 

スティーラーズから移籍したWRはイメージが悪いがスミスシュスターはどうか。ヒルが抜けて小粒になったが、マホームズには余り関係ない。ゴードンは素行でフラフラしながらも息が長いなぁ。個人的に注目はジャスティン・ロス。ローレンスのパスも取った元クレムソン。トップ10指名の予想もあったが1年で評価急落。マホームズによって才能が開花しそうな気がして仕方ない。

 

TE

ケルシー / ベル / グレイ

 

現役最強、いや史上最強のTEケルシー。あらゆる面でチームに良い影響を齎す。こんな選手がいたら、マホームズの負担も少ない。控えもまあまあ。ケルシーいれば安泰です。

ジャガーズのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

ブラウン / ファツカシ(←NYJ)/ ハリス・ロバートソン / タフェーレ / ハミルトン / スムート / ゴトシス

 

基本3-4なので、DLにはランを止める、ブロッカーを処理する仕事が求められる。中心にはブラウンを据える。元ペイトリオッツの1巡。仕事は確か。

 

LB

アレン / ウォーカー(R)/ オルオクン(←ATL) / ロイド(R)/ クレッソン / ムーマ(R)/ クォーターマン / ケイ(←SF)/ スミス

 

LBとは言っても、ウォーカーとアレンはスクリメージにセットするはずなのでDEに含まれる。それにしても豪華な布陣。新人ロイドも含め、4人が1巡。全体1位ウォーカーの加入でアレンが大ブレイクすれば万々歳。

 

CB

キャンベル / グリフィン / ウィリアムス / ハーンドン / クレイブックス / ジュニア(R)/ ブラウン(R)

 

下位で2人を指名。正直、上位を使いたかったかな。元1巡ヘンダーソンの失敗が響いている。それでも、キャンベルとベテラン、グリフィンのコンビは中々。1巡CBがチームに残らないな。

 

S

ウィンガード / ジェンキンス / シスコ / トーマス / オェロア(R)

 

ディフェンスの弱点。ウィンガードもジェンキンスもプレーが若干荒い。あまりビッグプレーも期待出来ない。奥の守備に不安が残る。

 

ST

P クーク / K サントス / LS マティシック / R アグニュー

 

クークはドラフト指名パンター。Kは行くチームで決定的なミスをしてしまうサントス。大丈夫か?開き直れ。Rは専業で良いアグニュー。

 

総評

戦えるロスターにはなっている。エティエンヌが戻り、全体1位でウォーカー。強みも弱点もある。そして、そのギャップを埋めるのはトレバー・ローレンス。多少の戦力差はQBによって埋める事が出来るのがNFL。その能力を持っているローレンス。今年の台風の目でしょう。

ジャガーズのロスターチェック オフェンス編

QB

ローレンス / ベザード

 

2年目のローレンスに期待大。昨シーズンの最終戦プレーオフを争うコルツに完勝した試合の素晴らしさ。そのパフォーマンスを、コンスタントに出来れば、ドラフト指名権3年連続全体1位、なんて不名誉はなくなる。控えのベザードは硬い選択。

 

OL

ロビンソン / バーチェ / フォートナー(R)/ シャーフ(←WAS)/ テイラー / リトル / リチャードソン

 

先発は中々に凄いメンバー。1巡を使わないが、生え抜き多し。そこにシャーフを加え更に強力になった。ルーキーCフォートナーとのコンビネーションが確立されればローレンスにとってはこの上ない援軍。

 

RB

ロビンソン / エティエンヌ / コナー(R)/ サージェント(←LAR)

 

突貫小僧ロビンソンに器用なエティエンヌ。このコンビには楽しみしか無い。もちろん、エティエンヌの怪我からの回復次第だが、ドラフトでもコナーを加え、昨シーズンのどうしようもないバックフィールドから大脱出。

 

WR

Z・ジョーンズ(←LV)/ M・ジョーンズ / カーク(←ARI)/ トレッドウェル / シュタルト / アグニュー

 

トレッドウェルが4番手にいるって事だけで、もっと補強の仕方はあっただろうに。悪い選手では無いが、トップ3までに1000ヤードを超えられる選手はいないかも。カークの跳ねを期待したい。

 

TE

イングラム(←NYG)/ アーノルド / ファレル

 

WR陣を補完する意味では無いだろうが、イングラムへのレシーバーとしての期待は大きい。1000ヤードを超える可能性が一番高い。ローレンスも投げやすいと思う。