吹かれるべき笛が吹かれるべき時に吹かれなかった。それが全て、ゴフのファンブルをリターンTDがその前に笛。吹くなよ。明らかにファンブルだったのに。自陣深くからの攻撃になってしまった。昨シーズンの因縁。セインツにとって、敵はラムズではなく、ジャッジかよ。
ブリーズの怪我で離脱は痛い。が、早ければ6週間程度で復帰も可能とか。そんな時の為にブリッジウォーターとヒル。ブリッジウォーターはまだ本調子とはいかないが、一度は将来を期待され、プロボウルにも選ばれている。6週間3勝3敗で乗り切れればOK。勝ち星が伸びない南地区では巻き返しのチャンスはある。
ラムズも昨年の様な強さはない。が、冷静なゴフがきっちりとドライブを進める。適材適所で選手を集めたマクベイの慧眼。カップの3rdダウンでの強さ。堅実なTE陣。ウッズがマークを引きつけ、クックスがショートヤードからロングパスまで。ガーリーは怪我に気をつけながら、慎重に使われている印象だ。
アーロン・ドナルドはサックなしだが、クレイ・マシューズが生き生きと動いている。ウェドルも復帰し。ディフェンスはまずまず。相変わらず、フィリップスDCは良い仕事をするなぁ。
運も味方に付けての連勝スタート。昨年ほどの強さは感じないが、順調に勝ち星を積み重ねていく。再びスーパーボウルの舞台を踏めるか。興味は尽きない。
セインツ 9ー27 ラムズ