この試合を見ると、レイダースがマックを放出したのは明らかに失敗だったと分かる。鬼神の如き。2サックたが、ほぼ、全プレーでキーナムにプレッシャーが届いていた印象を受ける。ランにも強くパーフェクト。トレバサン、ヒックスはマックの貢献で楽々プレー。楽しそう。クリントン・ディクスがインターセプト2つ。1つはピック6。フラーも1つ。ディフェンスに穴はない。
過去2試合でTDなし。期待を裏切るトルビスキーの出来だったが、短いパスと粘り強い地上戦で漸く初TD。それでも、厳しい地区を戦うには物足りなさは残る。テイラー・ガブリエルが1Q間に3つのTDパスキャッチ。めちゃくちゃ難しいボールもあり、スピードスターだけではないシュアハンドぶりを披露。
前半の大量リードで余裕の逃げ切り。ディフェンスの貢献が大きく、戦い方に安定感。ふむふむ。やはり、このチームも出てきそうな。
このOLではキーナムは機能しない。ここまで成績は良かったと言うが、全てかなりの得点差を追う展開。あまりプレッシャーが掛かってなかった。そんな中ベアーズディフェンスにOLが早々に崩壊。真ん中のパワーランが出ているのに、ちょっと点差が開くと、ロングパス狙い。OLが持つわけねえよ。ピーターソン12回トンプソン7回。パスラッシュとすれ違いで、ランは出ていた。それを活かせないプレーコールにも問題あり。
ビッグプレーを許し続けるディフェンス。かなり豪華な布陣ながら、全く機能していない。コリンズ、ノーマンとビッグネームを並べても、どこかバラバラ。4年ぐらい前のディフェンスが戻って来てしまっている。
打開出来ない低迷。でも、予想通りと言えば予想通り。ここは起爆剤としてハスキンスだと思うが、この試合、後半の頭から出すべきだったとも思う。
ベアーズ 31ー15 レッドスキンズ