層の薄さ。ドラフト、FA補強でグレードアッスしたディフェンスに比べ、オフェンスのデプス。試合早々にRBジャマール・ウィリアムスが怪我で退場。貴重なRBの2番手。案の定、エースRBジョーンズは21ヤード。アーロン・ロジャースのスクランブルの半分にも満たない数字。ラスト、追い上げのドライブはエースWRアダムスを欠いた。投げるところが無くジ・エンド。ロジャースはそれでも久々の400ヤード越え。アダムスは180ヤード。
3試合勝利の原動力だったディフェンスも沈黙。やはり、イーグルスOLは格上。2人のスミスを抑えられサック0。しかしながら、DBはキングのパスブレイクなど、見るべきところはあり、崩れての負けではない。
ランボウフィールドで悔しい今期初黒星。序盤の黒星は修正可能。チームの弱点を顕在化させる意味でも悪くない。それに、ロジャースは今季一番良かったように思う。ラフルーアが手腕を見せるなら、ここからだ。
負けが先行する苦しいシーズン。この敵地での勝利で五分の星勘定になった事は地区内を見ても大きい勝利。ウエンツはそれほど投げてない。160ヤード3TD。えっ、そんなに投げてなかったんだ。TDパスが通っていたので、そこまで少ないとは思わなかった。サンダースはエースの仕事。でも、やはりエースはハワードだと思うけど。2人でキャリーを分け合い、150ヤード。こうなるとスプロールズにも持たせたくなる。
ディフェンスはランを抑え、ロジャースを追い詰めたと言って良い。が、ロングには走られ、1人やられた感も。ブラッドハムがインターセプト。LBがインターセプトはイーグルスでは中々珍しい。それも、ランボウフィールドでロジャースからと言うのは価値がある1本。
前半2ミニッツの攻防を含め、見応えたっぷりの名勝負。こんな試合を見ると、ファンで良かったと思う。ファン冥利に尽きる試合。堪能。
