悩ましいQB。マリオタは本当に浮き沈みが激しい。2週、3週の酷さから、タネヒル待望論すら出かねない。そんな状況でこのカムバック。良いやら、悪いやら。デリック・ヘンリーがパワフルな走りで100ヤード。重い重戦車の様でスピーディ。止めるのは難しい。新エースWR AJに負けられないとばかり、コーリー・デイビスが91ヤード1TD。だが、印象に残るのはAJの方。こっちが2巡のお得感。
ラシャード・エバンスがチームの中心に成長。しっかりと真ん中を締める。その外側からランドリーが2サック。ケーシーもサック。DB陣もフリオ・ジョーンズを懸命に抑えた。パスカバレッジの勝利。
悩ましいQBマリオタは試合ごとに調子の波が激しい。OLの問題もあったが、漸くリワン復帰で安定するか。それでも悩ましい状況は続きそう。ポテンシャルの高さだけでは。そろそろマリオタには結果が求められて当然。
前半に点が取れない。試合ごとのエンジンの掛かり。どうも単調に見える攻撃がどうか。4thダウン3回失敗してんだから。ランオフェンスに問題がある。フリーマンは8回キャッチしているが、完全なセーフティバルブ。ランの方は28ヤードと振るわない。だから、キャリーを分けあえる相方が必要。コールマン、カムバック。フィジカル全開のフーパーが130ヤード。ザッツ・パワフル。
後手を踏むディフェンスは序盤に大量失点。オフェンスもディフェンスも前半の出来が酷い。パスラッシュに迫力を欠き、サック0。インターセプトも0。しかしながら、極端に弱いユニットもなく、実力者が揃う構成。何処を強化してよいのか。こちらも悩ましい。
ブリーズを欠いたセインツが1歩リードのNFC南地区。一番波に乗れそうなファルコンズが不振に喘いでいる。ライアンは投げまくっているが、55回投げる状態ではチームは良くない。ランのデプスを早めに手を付けないと、シーズンは、早めに終わってしまうのかも。
