泥沼ファルコンズ。ホームでこんな弱い試合は見た記憶がない。大敗の中の大敗。ポジティブなものは何も見出せない。スタジアムには無数の溜息。フリーマンが試合早々に退場。ただでさえ手薄な地上戦を完全に封じられてしまった。ドナルドの挑発に乗ってしまったのは仕方ないが、殴ろうと手を出したら、そりゃ退場だよ。チームの窮状に主力がこうでは勝機は見出せない。そして、鉄人マット・ライアンも足を引きずって退場。次週は不明。
それにしてものディフェンス。オフェンスより、その低迷は深刻。パスディフェンスもさることながら、前にサックしたのいつ?もう、思い出せないぐらい昔の様。ターンオーバーも少なく。全てのスタッツが安定的に低い。
試合後、サヌーがペイトリオッツへトレード。もっとも充実しているポジションなので、影響はないが、来季から再建が始まるということ。ビックからライアンへの狭間の時期より弱い試合をして、ダン・クインに来季があるとは思えないが。
調子が上がらなかったラムズ。ディフェンスの悪いファルコンズを練習の様に叩いて、復活の狼煙。プレーオフ争いに残るためにも、負けられない試合だった。ガーリーも復帰。ゆっくり試合に慣らす為か、ヘンダーソンとキャリーを分け合う。サイドラインでのリラックスした表情は回復具合の順調さを思わせる。ゴフもインターセプトなし。漸く本来の戦いに戻って来た。
ダンテ・ファウラーが3サック。ルーキー年に全休し、カレッジ時代のスピードは失われたが、技術でサック。ラムジーもチームに加入。大ベテランのウェドルに指導を受ける姿が見られた。文句を言わず精進、精進。
ヘッカーのパントフォーメーションからのパス。何て落ち着き。余裕で23ヤードゲインのパス。全部こんなパントしても、全部成功しそう。
今年のNFCはレベルが高く、10勝でもプレーオフを逃す可能性もある。西地区はカージナルスと言えどアンパイはない。アンパイはレイブンズ以外のAFC北地区か。すみません。