ディフェンスが良かったとか、オフェンスが進めなかったとか、そんな問題ではない。視界も悪くなるほどの雨の中、どちらのQBが勇気を持って投げたかで決まる勝敗。1Qで分かったのは40ヤードのFGは55ヤードのFGと同等の価値があるという事。そんな中、ガロポロはパスを21回投げている。その勇気が9点だったということ。それだけの事。滑りやすいとかのレベルではない雨中、ラン中心は当たり前。それだけでは得点に至らない。短いパスを丁寧に投げたガロポロに軍配。
ディフェンスは殊勲というより、いかにパスを投げさせないか。サックとか細かい数字はどうでも良い。キーナムを迷わせるには十分のプレッシャーだった。
負けないガロポロ。デビューから14勝2敗は素晴らしい。力を発揮しているとは言い難いが、調子の良いディフェンスと共に、勝ちを重ねる。古巣ペイトリオッツと同じですな。
普通過酷な自然条件はホームに味方するはずだが。今年加入のキーナムには何のアドバンテージもなかった。ラン中心は当たり前。ピーターソンが力強く確実にゲインしたが、ファンブルロスト。だが、やはりキーナムのパス試投12回。追い詰められて手も足も出ず。もっと敵陣に入る為に勝負をすべき。
この天候の中、ディフェンスは良くやったがガロポロのミドルパスを数回通してしまった。数回でもダメ。この天候ではFG1つはTDの価値がある。
お疲れ様でした、と両チームの選手、コーチに言いたい。激しく降りしきる雨の中の泥まみれの試合。今日はシャワーでなくお風呂で疲れを癒して欲しい。檜のやつで。
