NFL全試合観戦記

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WEEK8 イーグルスvsビルズ

過酷な環境。激しい風雨が吹き付け、冷たい雨が体を凍らせる。そんな中では試合を決めるのはやはりラン。イーグルスがラン勝負上等、その差で勝ち切った。ハワードがしつこくしっかりとゲイン。そして、サンダースがホームラン。65ヤードの独走TD。ハワード23回96ヤード。サンダース3回74ヤード。サンダースにはもう少し持っても良いが、バランスはこれで間違いない。使い方が良かった。このボールが手につかない環境で、レシーバーたちは、ランアフターキャッチを狙うよりもしっかりとボールを持つ事を心掛けていた。それでも、ファンブルが出る悪環境。ウエンツは巧みなスクランブル。1stダウンを確実に取り、早めのスライディング。そうそう怪我しちゃいかん。早めに滑れ。

今シーズン低調なディフェンスだったが、ランに絞ったディフェンスなら、コックスにはお手の物の1.5サック。基本的にアレンを見ていた感もある。

ウエンツのクレバーさが良く出ていた試合。カウボーイズに完敗したショックを払拭出来た。まだ、強いとはっきり言えないが、ロードでこの戦いは自分たちの自信になるはず。この力を持続できれば、来たるカウボーイズとの首位争奪ホーム決戦を余裕を持って迎えられる。

 

この試合の前まで、4Qでのアレンのレーティングはほぼ満点のリーグ1位。終盤での持ち味をこの試合では見せられなかった。競る展開に持ち込みたかったが、自らのファンブルで窮地。それにしても、QBキープさせますか?もっと大事に使いましょう。アレンのランを主軸に置き過ぎた。アレン8回、ゴア9回。もちろんアレンのスクランブルはあったが、それにしても走り過ぎ。ジョン・ブラウンが封じられてしまうと、手詰まり感が半端ない。

ここまで、完璧に近いディフェンスだったが、厳しい環境を逆手に取られた。ハワードのランで堅実に進められ、パスは最小限。中央が開くとそこにウエンツに走られ、1stダウンを取られてしまう。ジョーダン・フィリップスがよく目立つ。ドルフィンズ時代、全く冴えなかった選手が突如ブレイクか、既に5サック。ドルフィンズ時代は4年で5.5サック。今年だけで確実に超える。

ペイトリオッツが独走中、ホームで痛恨の2敗目。2ゲーム差開いてしまうのは避けたかった。しかしながら、AFC他地区トップと同率の5勝。プレーオフボードではワイルドカードでトップ。真の意味でアレンのブレイクに必要なのはジレットでの勝利。最終週のペイトリオッツとの対決まで地区を縺れさせ、地区優勝を争う試合にして欲しい。

 

イーグルス 31ー13 ビルズ