良いゲーム。ミスも少なく、タイプの違う両QBが持ち味を発揮。レイダースが常にリード、追いつくテキサンズの展開。中々のデッドヒート。一度レイダースのオフェンスがFGで終わった分の4点差。テキサンズが差し切った。ワトソンは3TDでインターセプトなし。3サックを浴びたが、ランでも無理はしなかった。ホプキンスが激しいキャッチで109ヤード。余談だが、ホプキンスはメッシのファンで背番号10を付けてるとか。意外なレッドゾーンでの強さを発揮しているフェルズが2TD。昨年ブラウンズで3TD。今年は既に6TD。急にどした？
ワットが怪我。これで3度目のシーズンアウト。キャリアにも影響してくるのか心配。復帰を熱望するが、このまま、、、なんて事はあまり考えたくない。カニンガムが成長しており、真ん中が安定して来ている。しかし、ワット途中退場の影響ではないだろうが、パスラッシュに迫力を欠いてしまう。この先、逆の意味でワットの存在感を感じる試合はきっと、多分、来てしまうだろう。
やはり、ここに来て強さが際立って来たテキサンズ。クラウニーがチームを去り、ワットが今シーズンはもう出てこない。苦しい事は苦しいが、チーム力が上がっているのは事実。ドラフト指名権を大盤振る舞いしたのだから、今年のプレーオフはマスト。この調子なら問題なく確定でしょう。
カーの放出を予想してたし、すべきだとも思ってました。しかし、ここまで、立派にフランチャイズQBの役目を果たしている。エンドゾーンに向かうプレーが出来ている。負けてしまったが破綻のないパスで285ヤード3TD。OLがしっかりと守れば、カーは良い仕事をする。レンフロー、タイレル・ウィリアムスがTD共演。レシーバー陣は小粒だが、山椒のようにピリリと辛い。TEウォーラーがTD。エンドゾーンでの飛び道具になりつつある。
ワトソンの機動力を考えれば、3サックならまずまず。しかし、それでもワトソンは上手いパスがある。均衡した力勝負は僅かな差で秤が大きく傾いてしまった。
2年目のグルーデン率いるレイダースは確実に上向いている。重ねて言うが、カーでフランチャイズQBは大丈夫。ポケットパサーとして円熟しつつある。まあ、勝つ事が一番であるけれど。グルーデンが思っている本当の勝負は来年なので。
レイダース 24ー27 テキサンズ
