NFL全試合観戦記

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WEEK9 ペイトリオッツvsレイブンズ

いつかは負けるのだ。勝ち続ける事の歪み。それを経験しているベリチックだけに、負けで更に怖い。修正力。勝負を分けたのは大きなミス。後半最初のドライブでのエデルマンのファンブルロスト。ノーハドルに対応出来ず、ズルズルと下がるレイブンズディフェンスを助け、そのままハンフリーにTDされてしまう。このプレーの後、ノーハドルでTDを取っている。鬼ノーハドル。点差が開くと封印。ベリチックはもう、ポストシーズンを見ているのでは。移籍したサヌーが早くも順応。もっと良くなりそうな雰囲気。

ここまで完璧なディフェンスだったが、そりゃ、おかしいですもの。このペース。たまにはこんな事ありますわ。そうじゃなきゃありえへん。ランで崩壊はラマーのデータ取り?要所では抑えていた。つまらないミス。エンドゾーン前でのオフサイドなど。修正点が沢山現れ、きっと、実り多き試合にするんでしょうなぁ。そこが、ダイナスティーという事なんざんしょ。

バイを前に、ベストなタイミングでの敗戦に思えてしまう。そんなわけあるわきゃないが、そう思わせるのがベリチックマジック。勝手にこっちが罠にハマってしまう。ここから、スケジュールが厳しくなる。シード1を簡単に渡してはいけない。

 

やっぱりワクワクさせられてしまうラマーのラン。それでも61ヤードに抑えられたのは課題。16回も走って61ヤードって初めてではないか。やはり、ラマーのランを中心に考えるとパスオフェンスは期待出来ない。そんな時、イングラムのビッグゲインは助かった。

この試合の殊勲はディフェンス。マーロン・ハンフリーのごっつぁんリカバーTD。拾い上げるハンドリングの上手さよ。アール・トーマスはハードヒットとインターセプト。ブレイディと互いを称え合うシーンもあり、未だトップセーフティの存在感を示した。

パーフェクトキッカー、ジャスティン・タッカーが初PAT失敗。いやいや、スローで見るときっちりポールの線上をボールが通っている。キッカーにとって、1度の失敗が勝敗にも記録にもキャリアにも関わって来る。点差もあったので問題はなかったが、ジャッジにはもっと正確さを要求したい。

強いペイトリオッツに強い勝ち方。だが、もう一度はこう行かないだろう。底を見せないペイトリオッツとはプレーオフで再戦の可能性。やはり、ラマーのパスはかなり見劣りがする。怪我の危険、リスクも抱えながら、スーパーボウルへ挑む。見てて、ワクワクしちゃいますけどね。

 

ペイトリオッツ 20ー37 レイブンズ