そりゃ分かっておりますがな。ランオフェンス最強チームにランディフェンス最弱チームを掛け合わせれば、そりゃこんなんなります。破綻なきストーリー。水戸黄門が初めから印籠出しっぱなし状態。面白くねぇ。ファーストドライブは裏をかいたパスパスパス。ラン警戒の中、パス3つでTD。裏をかかれるにしても、しょうもなさ過ぎ。ラン獲得ヤードはそれほどではないが、ターンオーバーを奪ったフィールドポジションが良かったのもあったが、簡単にTD。印籠出しまくり状態は続く。1Qで勝負あり。残り3Qはガベッジタイム。RGも登場でオプションプレー。ハーボーらしい。完全に遊んでる。
ディフェンスはもう、何もやらなくても点とってくれるので、のんびりムード。マーカス・ピータースなんて、良く見るとあんまり追ってないぞ。トーマスにお任せ状態だが、ここぞと言う時にピック6。独特なゲーム感で許されてしまう。1シーズン中に2チームでのピック6は史上初。あんまり好きな選手ではないが、やはり凄い。
ラマー・ジャクソン。ほぼRBじゃねぇか、それも歴史に残るレベル。あの加速力はバイキングスのクックと同レベル。あの綺麗なスピンターンなんて、QBじゃねえ。しかしながら、パスには見劣りする。が、こんだけ走れりゃ、問題なし。
結局、ダルトンじゃない。連敗の原因は。圧倒的にランディフェンス。ディフェンスはトータル32位、ラン30位、パス22位。パスディフェンスはマシに見えるが、そうではなくてランで簡単にドライブが進む為、パスを投げる必要がないということ。この試合も酷かった。見ていて止まる気がしない。DLのベテラン2人だけではどうにも出来ない。核になる選手がLBに必要だ。バーフィクトじゃなくて。
ダルトンからフィンリーへと先発交代。どちらがやっても、結果は大して変わらなかったと思う。この試合でフィンリーにフランチャイズQBの資格があるなしは云々出来ない。ミクソンが30キャリーを越え、100ヤードオーバー。無理に光を見つけるなら、この辺か。WRオーデン・テイトは安定し始めているが、エリクソンの出番が減っているのが、残念。サイドラインでチームメイトを見つめるAJの表情が切ない。
このまま、連敗を続けるのか。もう1つ勝っても全体1位は確保出来る。ホームにジェッツを迎える13週あたりが鍵になりそう。でも、ホームロードはあまり関係ない。この試合もホームでした。ベンガルズのファンには辛い日々が続きそう。
レイブンズ 49ー13 ベンガルズ
