NFL全試合観戦記

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WEEK11 カウボーイズvsライオンズ

プレスコットが投げる投げる。エリオットの不振な中、444ヤードで3TD。アマリ・クーパーにはあまり投げない。駄洒落かよ。そんな時はガラップ、コブが2人とも100ヤードオーバーの離れ業。短い距離は確実にウィッテンとポラード。それでも、TDランはエリオット。ショートヤードだったが、やはり首脳陣の信頼は厚い。

大事な所ではキチッとボールを持たせる。ファンブルが少ないから。ただ、やはり、ランで距離を稼げないのは気になるところ。

クイン、ベネットの外様DEが活躍。ベネットはいるだけで怖いから。あのユニフォームの着方は怖い。あんな格好で襲い掛かられたら、そりゃ逃げる。絶対逃げる。合わせて3サック。クインは今年8.5サック。ここ5年で最高のサック数を10試合で達成。FA大当たりのパスラッシャー。そりゃタコ・チャールトン出してもOKだわ。

イーグルスが負けて頭一つ上へ。2チームはデッドヒートで最終節を迎えそう。やはり16週の直接対決が天王山になる。どちらも強い戦い方を見せながら、勝利数が伸びない似たチーム状況。ワイルドカードはかなり難しく、地区優勝を狙うしかない。マッチレースの様相を呈して来た。それはそれで、面白い。

 

ドリスケルが頑張っていたので勝たせてあげたかった。パスよりも機動力。ランで51ヤード獲得。RB状況は一向に改善せず、ボー・スカボローが先発。名前は聞いたことあるが、出場、成績は覚えていない。どこのチームにいたのかも記憶にない。そのスカボローが55ヤード1TDとまずまず。マービン・ジョーンズが2TDと決定力を見せた。やはりドリスケルはキャリアでベストな出来だったと思う。これ以上をドリスケルに求めるのは無理。カウボーイズディフェンスを相手に27点取れれば合格点でしょう。

課題はディフェンス。エリオットの不調からランはあまり警戒しなくて良い中、パスは通されっぱなし。途中、スレイが苦笑する場面もあった。あまりにも上手く行かず、2人に100ヤード越えられてしまうのは屈辱。パスラッシャーもトレイ・フラワーズだけ。そこまで支配的なDEではない。スキームの中で生きるタイプ。サック数の少なさ。5個のフラワーズがトップでは苦しい。

スタフォードの復帰が見えてこない現状でドリスケルは必死にプレーしている。ダルトンをリリーフした時より、パスの質は向上していた。それだけにディフェンスの奮起が待たれるのだが。スタフォードがいなくても、試合を投げてしまう様なチーム力ではないはず。プレーオフは難しいとしても、勝利に向かって欲しい。

 

カウボーイズ 35ー27 ライオンズ