NFL全試合観戦記

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WEEK11 49ers vsカージナルス

1Qを見るとカージナルスに負ける要素は見当たらなかった。0ー16。ゼイン・ゴンザレスPATを外した時は嫌な予感がした。流れを完全に掴んだはずのカージナルスだったが、やはりディフェンスの綻びからモメンタムを離してしまう。伏兵リッチー・ジェームスへの短いパス。キャッチした後、57ヤード走られ、一気にレッドゾーンへの侵入を許してしまう。どうしても耐えられないディフェンス。その後もオフェンスが追いすがるが、その度に突き放され、やっとのことで逆転した後の最後のオフェンスに残した時間は37秒。マレーが必死に勝利を手繰り寄せようとしているのだ。しっかりやってくれ、ディフェンス陣。

ショートパス中心のマレー。自らも効果的なランを使い、ドライブを進める。順調な攻撃で2TD。それにしても小さいマレー。走る姿はバタバタしていてどこかユーモラス。それでも、ゲイン出来るし、TDも。パスは発展途上。純正モバイルとは呼べないからこそパスに成長の余地を残す。

勝てる試合だったカージナルス。やはり痛かったゼイン・ゴンザレスのPATミス。26ー30で試合終了まで30秒。PATミスがなければFGで追いつく。心理的な負担は雲泥の差。ゼインはブラウンズ16連敗時のK。影ながら応援してます。

 

強い49ers。前半差をつけられたが、慌てず騒がず。ジェームスへのパスが流れを変えた。ロングパスではなかったが、ガロポロ持ち前のクイックリリースが炸裂。ジェームスは1キャッチで大貢献。結果ガロポロは424ヤード、2インターセプトながら4TD。ランが不振の時はパスオフェンスで牽引出来る。シャナハンが思考するイマジネーション溢れるオフェンスが炸裂している。キトル不在でドゥエリーが2TD。キトル不在が思わぬ台頭を産む。エンドゾーンでの起用が増えるかも。

ボサは不発。シャーマンサイドを狙われる珍しさ。注文通りシャーマンは3度のパスインターフェア。若干厳し目の判定もあったが、明らかに早めのコンタクトも見られた。衰えではないが、この先、49ersディフェンスを攻略する上でも、参考にされそうだ。最後はDJ・リードによるファンブルリカバーTD。調子の良い時はこういう無名な選手が活躍のきっかけを作るもの。名前は記憶にメモしておく。

1敗を守り、N西はシーホークスとのマッチレースの様相を呈して来た。この2チームからシード1が産まれる可能性も高く、直接対決が行方を左右する。ホームで負けてる49ersが少し不利。

カージナルス 26ー36 49ers