NFL全試合観戦記

NFLを見まくります。過去記事https://wutexmgnjgqj.blog.fc2.com/?q

WEEK11 ベンガルズvsレイダース

レイダースにとっては思わぬ苦戦。0勝チーム相手に最後まで気を緩められない展開。オフェンスはジェイコブスを中心に相手の弱み、ランディフェンスを的確に突いた。ファンブルロストはあったが、ジェイコブスは100ヤード越え。パワフルさとスピードを持ったしなやかさ。タックルしにくそう。TEウォーラーやWRレンフローが粘り強い。1ヤードでも前に進もうとする姿勢は好感が持てる。移籍のゼイ・ジョーンズを含め、地味ながら良いレシーバーを集めた。だからカーも普通に300ヤード前後は投げられる。

何とマックス・クロスビーが4サック。このルーキーが新たなエースラッシャー。相手OLの脆弱さはあるが、欲しいところで相手をロスさせてくれる信頼感。素晴らしい。ラストのインターセプトもルーキーQBにプレッシャーを与えていた。その前のクロスビーのサックで大幅ロスが効いていた。

アイシング・ザ・キッカーが功を奏したのを久しぶりに見た。グルーデンご満悦。そのFG失敗が試合を左右した。ここで全敗チームに負ける訳にはいかない。そして、次週。結果知っちゃって、なんか腰砕けになった。もう少し、優勝争い盛り上げてくれないと。

 

フィンリーがどうこうではない。ランディフェンスだって。本当に簡単に100ヤードラッシャーを許す。ランでコンスタントに進められてしまうと試合のペースを相手に持っていかれてしまう。ダンロップ、アトキンスはサックもあげ、初勝利に向けて奮闘したが、やはり、その後ろLB陣にタレントが不足している。プレストン・ブラウンを解雇してる場合か。

自ら苦しめるサイドライン。3rdダウンロングのシチュエーション。フィンリーがパスを決めるが、ザック・テイラーHCがタイムアウト。脱力。当然、次のプレーでパス失敗。リズムが悪い時はこうなってしまう。フィンリーは115ヤード。パス成功率は5割を割り込む。途中、首を痛めたオーデン・テイトが退場し、ただでさえ少ないレシーバーも減ってしまった。それでも、フィンリーにサムシングを見出す事は出来ない。ミクソンしかオフェンスウェポンがないことには同情するが。

本当に全敗するのだろうか。残り5試合。13週ジェッツ、最終週ブラウンズをホームで迎え撃つ試合が鍵。ブラウンズがベンガルズの全敗クラブ入りを阻止しそうで怖い。

 

ベンガルズ 10ー17 レイダース