手も足も出なかったブロンコス。言葉の正確な意味で手も足も出ない。余りにも何も出来ない時、人は諦めがつく。スッパリ切り替えられるかも。何も出来なかったのはオフェンス。アレンは10回成功のみで82ヤード。敵陣でのスナップは僅か。FG成功の時だけか。エンドゾーンが遠い遠い。1stダウンは僅かに9回。3rdダウンコンバージョンは2/11。そりゃ勝てんわ。ラン回数が少ない以前に攻撃回数が少ない。平均並みのパサー、アレンはランが止められてしまっては厳しい。サットンはキャッチ1回27ヤード。アレンはもちっと頼れ。
Sシモンズはしれっと成長著しい。インターセプトを挙げている。4年目。契約延長が気になるところ。今やブロンコスディフェンスの大黒柱。ミラーは6個目のサック。固めうちが少なくコンスタントにサックを挙げているが、モンスターぶりが影を潜め、少し寂しい。
アレンに負けたブラウンズって何なの、と思うプレーっぷり。いやいや、しっかりしてくれ。でも、この試合を見るとそろそろドリュー・ロックを見たい気もする。早目の準備、お願いします。
やはり、ディフェンス。それも真ん中の強さ。ブロンコスのランを封じれば、アレンの攻略は成功。サックを沢山挙げるタイプのエースラッシャー不在だが、総合力でQBに迫る。エド・オリバーが3つ目のサック。私が個人的に全体1位に推していた選手。カイル・ウィリアムスの後継者として、チームの屋台骨を支えて欲しい。
こちらのアレンは順調順調。強肩を披露。ジョン・ブラウンへのTDパスは落とし所抜群。アレンにはスクランブルの上手さがある。3rdダウンロングでスクランブル。簡単に1stダウンを奪う。RBシグレタリーが100ヤードオーバーすれば、ゴアは歴代3位のラン獲得ヤード。めでたいメモリアルゲームとなった。
3ー20のスコア。17点差ながら、試合内容は圧倒。もっと点差が付いていてもおかしくなかった。悲願の地区優勝は難しくなったが、着々とプレーオフを進出を確定しつつある。それにしても、ジョシュ・アレン。まだまた、キャリアで300ヤード投げたことはない。なんか笑えて来る。いっそのこと、1度も300ヤード投げずにプレーオフへ行ってくれ。それはそれで珍記録。
ブロンコス 3ー20 ビルズ