覚醒しつつあるのかダーノルド。アレンとは違って300ヤードを軽々投げる。基本的なプレーはブレイディに近い様な。アレンはブレイディの内面、勝利への渇望をトレースしている様で面白い。勝利はチームにとっても、ダーノルドにとっても何よりの薬。開幕時、結構強力なOLだったが、怪我でそう入れ替え。この試合でもLTビーチャム、RTエドゥーガと両Tが傷んでしまった。まだ変わるのか。TEグリフィンとは契約延長したらしい。ダーノルドにとっては頼もしいターゲットになってくれたら万々歳。
ディフェンスも素晴らしかった。後半、オフェンスがTDを奪った直後のドライブでCBプールがインターセプトリターンTD。僅か2プレーで14点。レイダースの息の根を止めた。結果3失点。相変わらずSアダムスの確変は継続中。動きが際立っている。
シーズン前半を見れば、3勝は奇跡の様に思える。しかしながら、ダーノルドが成長すれば、A東のレベルが大きく上がる。ビルズのアレンと共に、長くライバル関係を続けて欲しい。そうなれば、私の様な老い先短い爺も、もう少しNFLを楽しめそうで、嬉しい。
まさか、ここで負けるとは。チーフスとの決戦を前に負けてはいけない試合だった。が、ボールが手に付かない。スナップをカーが落とすこと数度。雨降ってたっけ？ってぐらい、ボールがぬるぬる。って、なぜ？ずっと痛がっていたルーキーWRレンフローは骨折と判明。残りシーズンは欠場。頼りになるレシーバーを1人欠いてしまうのは苦しい。最後にはカーを下げ、グレノン登場というグルーデンの逆鱗。赤鬼チャッキー、降臨。
またこの審判か。嫌だな。クロスビーのパーソナルファール。どこをどう見ても、ファールですらないぞ。その後、すぐにカーがサックされたが、どこが違うのか分からない。基準が本当に分からない。この審判の顔は、もう見たくないわ。きっとレイダースディフェンスも。ダーノルドにプレッシャーを掛けられなかったのは甘く見てたのか。ベルを止めれば勝てる。普通はそう思うよね。
この躓きは本当に痛い。マホームズが戻ってきたチーフスに勝つのは難しい。ここに来ての取りこぼしは後を引く。プレーオフを逃した時、この試合に負けたのが大きなターニングポイントとして、記憶されてしまいそう。それだけコテンパンにアンダードッグに噛み付かれてしまったのは痛い痛い。
レイダース 3ー34 ジェッツ
