NFL全試合観戦記

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WEEK12 カウボーイズvsペイトリオッツ

プレスコットは責められまい。この環境、そして、フォックスボロ。ブレイディでさえ、滑るボールに四苦八苦していた。だからこそ、責めたいジェイソン・ギャレットHC。4Q、6ー13のスコア。この試合一番スムーズなドライブを展開。エンドゾーンまで12ヤードで4thダウン7。ここでギャレットはFGを選択。いやいや、FGを決めたところで4点差。逆転にはTDが必要。もう一度、敵陣奥深くに入れる保証がないところで、ギャンブル一択だと思ったが。結局、その後、FGゾーンにまでも入れなかった。勝負所での消極策が試合を決めたと言っていい。

こんな雨の降り頻る状況ではディフェンスはボールより人の方が掴み易い。サックは2つ。かなりペイトリオッツOLを苦しめたと思うが、ペイトリオッツは同じぐらい雨に苦しんでいた。カウボーイズもね。

この様な環境ではロースコアになるのは必然。だからこそ、勝負所を見極めることが重要。やはり、ギャレットって勝負師という感じがしない。お父さんにしたら理想的なんだろうけど、フットボールのHCには向いていない。しかし、ジェリー・ジョーンズの秘蔵っ子。イーグルスが勝ち星を伸ばせない中では未だ優勝候補。切れないよなぁ。

 

やはりジレッドにはペイトリオッツを愛する神が住む。ジレッドで前半リードした時の勝率は99%、99勝1敗。1試合は、もう負けと言うより誤差の範囲。この雨の中、意外と鋭いパスを投げていたブレイディ。そりゃレシーバー取りにくい。足元も緩くOLは踏ん張れない。ランオフェンスに頼れない。焦れる展開。それでもジレッドの神の愛は深く強い。ルーキーWRニキール・ハリーが唯一のTD。神に愛された。

こんな雨の降り頻る状況ではディフェンスはボールより人の方が掴み易い。しかし、サックはなし。ギルモアがもぎ取ったインターセプトが1つ。かなりカウボーイズOLを苦しめたと思うが、ペイトリオッツは同じぐらい雨に苦しんでいた。カウボーイズもね。雨はどっちにも味方してないってことで。

ルーク・フォークにとっては人生最悪の日だったに違いない。初のジレッド、この環境。40ヤード代のFGを2本外し、速攻解雇。FGを外したからリリースされた、と言うよりキックオフの飛距離だと思う。タッチバックまで蹴れるキック力がなかったということ。戦略的に毎回短く蹴っていた訳ではない。

これで2桁勝利。毎年の如く、よく勝ちますなあ。しかしながら、盤石の強さは見えない。ブレイディと新レシーバー陣の呼吸がイマイチ。ランホールを開けられないインテリアラインメン。もちろん、ブレイディの衰え。爆弾を抱えながらも10勝。ホント恐ろしいダイナスティ

 

カウボーイズ 9ー13 ペイトリオッツ