タネヒルいいね。凄く良い。元々QB経験1年しかなくてのNFL入り。漸く、経験年数が足りて来て力を発揮し出したというところか。391ヤードはキャリアベストに近い。TDも3つ、そして、インターセプトは1つ。素晴らしいのはインターセプトされた後、巨漢ハーストをタネヒル自らタックル。クリーンなナイスタックル。練習してないでしょ。あまりに上手くてびっくり。そのガッツ。チームメイトは鼓舞される。ドルフィンズ時代には見れなかったな。ゲイズの元では。AJが91ヤードのTD。タネヒルがディープを見抜き、40ヤードを投げ、AJがディフェンスを振り切り50ヤード走る。気持ちいいTD。このTDを含め153ヤード2TDの大活躍。RBヘンリーの強さ。でも、走りは軽い。102ヤード2TD。
ディフェンスは得点したのに、守れずTDを許す嫌な展開。ルーキーDLシモンズが2つ目のサック。デビュー戦以来の嬉しい2つ目。これをきっかけにブレイクして欲しい。
一皮剥けたタネヒルとHCブレイベル。これで8勝目。プレーオフは当確目前。マリオタからタネヒルへ先発交代がここまでチームを変えるとは。ヘンリーも何故か走り易そう。ここ4試合100ヤード突破中。プレーオフに向けて走れ。
デレック・カーよ。なぜ、4thダウンギャンブルで投げ捨てる？点差は開き、エンドゾーン手前まで攻め込んでの4thダウンで投げ捨てって。アホなの？と言いたくなる。そのプレーの後、カーはレシーバーに怒っていた。はぁ、とにかく投げろや。相手だってパスは分かっている。エンドゾーンではフリーになる事は難しい。投げれば取ってくれるかもしれないし、パスインターフェアだってありうる。何のためのギャンブル。こういところかカーの資質を疑ってしまう理由。ジェイコブスという切り札を失ってのオフェンス。前半は素晴らしかったのだが。その後トントンとTDを取られての攻撃でTEウォーラーがファンブル。まるで、ボールを置いた様なラグビーのダウンボール。それを敵が拾ってTD。この得点で勝負あり。
ディフェンスはボロボロ。追いついた後にビッグプレーを許す。本当に長いパスを簡単に通された。サックなし。見所はハーストのインターセプトだけ。重い体で一生懸命走る姿はリターンTDにしてあげたかったけど。
良い面も悪い面もあった今年のレイダース。まあ、総括は早過ぎるが、プレーオフの可能性が完全に消えたので。QB論争も起こるのかどうか。パサーとしてのカーは魅力だが、ゲームマネージャーとしてのカーには大きな疑問が残る。グルーデンの次なる一手。興味深い。
タイタンズ 42ー21 レイダース
