DT
クラーク / アダムス / ランカスター
典型的な3ー4。OLBの2枚が素晴らしいパスラッシャーなので、DLに求められるのはサック数ではない。その中でもコンスタントに6サックを挙げているクラークはさすが元一巡。
DE
ロウリー / ガービン / ケケ / ルーニー
こちらもそれほどサックを必要とされていない。ガッツリOLを捕まえておくことが第一の仕事。それに関してはまあまあ出来ている。LB2人のスミスのサック数はこちらの働きにもよる。
LB
P・スミス / カークシー / バークス / ザスミス / サマーズ / グレイ / マーチン / ウィリアムス
最強のFA成功例。パッカーズでは滅多にないタンデム成功。2人で25.5サック。凄い。しかし、インサイドの2人が移籍。それがどう出るかで来季のサック数は上下に5は違ってくるだろう。私には複雑な思いがあるカークシーだが、怪我さえなければ、実力に疑いなし。過去2年は満足にプレー出来ていない。新天地で溌溂とした復活劇を見せてくれ。
CB
アレクサンダー / キング / ジャクソン / サリバン / ホールマン
やはりアレクサンダー。パッカーズのCB探しの旅はアレクサンダーで終わったようだ。キング、ジャクソンも1巡スリップの2巡。当時1巡1桁指名を予想していジャクソンには物足りなさを強く感じる。
S
サベージ / エイモス / スコット / レドモンド
1巡サベージは即戦力だった。時間が掛かると思ったが、開幕からフル回転。欠かせない選手になった。豪華なメンバーのDB陣だが、その上で、Sを下位指名。DB大好きパッカーズドラフトの遺伝子は消えてない。
Kクロスビー / Pスコット / LSブラッドリー /Rアーヴィン
安定と不安定が1年おきのクロスビー。来季は14年目。長いですなぁ。スコットはJKで有名。リターナーは昨季もやっていたアーヴィンか。アーヴィンがロスターにいなければアレクサンダーもあり得る。
総評
賛否が激しく分かれたドラフトだったが、その結果は数年後。ラブが先発として残れるかどうか。どうなるにせよ数年後が楽しみ。今年もスーパーボウルに近いチームである事は間違いないが、やはり足りてない。ロジャース1人でスーパーボウル勝てるほど甘くはない。が、今年もロジャース頼みのチーム。ロジャース抜きのロスターを見ると地区優勝予想にはならない。やっぱり苦しい。