チーフス
gameball
Kハリソン・バトカー
チーフスの試合も水戸黄門かと思って見たら、こりゃ波乱万丈やで。ここまで苦しんだチーフスは初めて見た。とにかく、早いラッシュに手を焼くマホームズ。空いているレシーバーが見つからない。話題のルーキーRBエドワーズ・ヒレアーも沈黙。4Qまで勝てる要素はなかった。しかし、点差が広がらない中、終盤マホームズの集中力が高まる。パスよりもスクランブル。窮地を救う自らの足。反則もあり、進んだり、戻ったりしながら、同点。そして、OT勝ち。悪いなりに粘り勝つ。レジェンドQB。こりゃ、負けませんな。
これで勝ってしまった事はチームとして良かったかどうか。この勝利は弱点を覆い隠してしまう可能性もある。やはり競る展開ではランディフェンスの弱さが際立つ。この劇的勝利。不安はそこ。
シュアキッカー、バトカーを持っているチームは強い。何回目かの呟き、羨ましい。決勝FGは反則で下げられての58ヤード。でも、きっとバトカーは下げてくれて、ありがとうと言いたかったと思う。外して良しの状況の方が気が楽だから。そして、いよいよ、AFCチャンピオンシップ前哨戦。WEEK3の天王山。ワクワクが止まりませんな。
gameball
QBジャスティン・ハーバート
勝ちましょうよ。この試合は地区優勝争いに大きな影響を及ぼすチャージャーズにとって序盤の天王山。勝てましたよ。急遽先発のハーバートは素晴らしいプレー、ランとパスでTD。チャージャーズはQBのTDランは141試合ぶり。ある意味、リバース凄い。残念なのはインターセプトのパス。右がフリーで少し走れば1stダウン。そのワンプレーはいけません。それでも、素晴らしいデビュー戦。ハーバートの未来は今開いた。
ディフェンスはマホームズを追い詰めていた。惜しい。ボサがマホームズから初サック。チーム全体の出来は良く。勝利まで後一歩。ガス・ブラッドリーは流石に良いディフェンス作るなぁ。
OTでのオフェンス。4thダウン1でパントを選択したHCリン。いやいや、そこはギャンブルでしょ。自陣であっても相手はマホームズ。ボールを渡してしてしまったら、FGなど簡単に持って行ってしまう。Kバトカーだしね。やはりギャンブルして、ダメなら負けの方がチームとしての選択はよかったと思う。4Qにディフェンスの足が止まり始めていたし。結果論って事は分かってますが。ハーバートの未来は明るいが、今年の地区争いには暗雲が立ち込めてしまった。
WEEK2 チーフス 23ー20 チャージャーズ