gameball
QBケンドール・ヒントン
勝つ訳がない。数日前に契約したWRが先発。NFL初先発がWRではなくQB。そりゃ、勝てる訳がない。当たり前。パス獲得ヤードは13。QB4人がコロナで欠場。練習もほぼ出来なかったのではないか。ハンドオフのぎこちなさ。シフトもモーションも無し。そりゃもうディフェンスは楽。それでも、ヒントンは出来ることをやった。そして、試合を成立させてくれた。ひたすら感謝しかない。体は一際小さかった。WRとして再び、NFLを目指して欲しい。
ディフェンスは最後まで切れていなかった。ヒントンやオフェンスが必死にプレーしても前は進めない。殆ど出ずっぱりの状態。それでも最後までファイトし続けてくれたディフェンスにも感謝しかない。
よく3点取れたと思う。それだけでも賞賛に値する。コロナのプロトコル違反ということだが、感染症は対策をしていても、伝染る時は伝染る。次週はQB復帰だが、必要以上に責めてはいけないと思う。本当の敵はコロナ。見えない敵なのだから。
セインツ
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HCショーン・ペイトン
現在NFCトップシードのセインツにはツキがある。相手の状況を考えたら、マイルハイという場所が唯一の敵。それでも、試合にはならないことは分かっていた。ヒルのパスヤードは78ヤード。両チーム合わせて100ヤードいかない試合ははじめて見た。マレーが124ヤード2TD。正直、カマラを使うまでもなかった。
ディフェンスはお休み。モーションもシフトもないオフェンス相手にランだけをケアすれば良い。正直、練習にも物足りなかった。
ペイトンはあからさまには言わないが、試合を早く終わらせようと言う配慮が見えた。ヒルを中心にランで組み立て。パス試投16回。早い段階で時間を潰す事に腐心していた。それは相手チーム、ブロンコスへの思いやりに見えたのだが。真相は定かではない。
WEEK12 セインツ 31ー3 ブロンコス