コルツ
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LBダリウス・レナード
出だしのリズムの良さは凄かった。ポンポンと2つTDを取った時、何点取るんだろうか楽しみになった。その後は上手くオフェンスが繋がらず、競り合いの好ゲームへと変化。この試合のエースレシーバーはヒルトンではなく、パスカル。ヒルトンも71ヤードだが、パスカルは2TD。伏兵の活躍はチームを波に乗せる。テイラーもキレのある走り。リバースはベテランらしく、試合を作りますな。
レナードの最後のファンブルフォース。魂がこもっていた。ディフェンスリーダーが仕事をして、残り19秒で勝利を引き寄せた。バックナーも3サックで勝利に貢献。パスラッシュよりもランストップで力を発揮していた選手。チームへの影響は計り知れない。復活したCBローズが少し傷んだのが気になるところ。
劇的な勝利、それもディフェンスの殊勲の勝利は間違いなくチームが盛り上がる。明日の試合は調子が落ちているスティーラーズ。確実に勝って、タイタンズにプレッシャーを与えたい。
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RBデビット・ジョンソン
ランではなく、パスで100ヤード越え。デビット・ジョンソンはランより先にパスで100ヤード越えとは珍しい記録。ワトソンはクレバー。タレントが不足していることは明らかなレシーバー陣。OLがランブロックで苦戦する中、上手くジョンソンをレシーバーとして使う。ワトソンの調子が良いので試合になっているが、本当に苦しい。やっと戻って来たクックスも動きが鈍く、ロングゲインは無理。このメンバーで373ヤード2TDは恐ろしいスタッツ。
2TD先制されてどうなることかと思ったディフェンス。何とか立て直したが、物足りなさも残る。ワットが怪我がちでスナップも少ない。やはりワット次第のディフェンスでは苦しい。カニンガムが順調にタックル数を積み上げている。が、タックル王にはちと遠い。
最後のエンドゾーン目前でのキューティのファンブルロストでゲームセット。悔しい負けのはずだが、ワトソンには笑顔が見えた。何か吹っ切れた様な笑顔は物事に動じた風はない。今年のサポートメンバーでキャリア最多の獲得ヤードと最多TD、最高のレーティングを記録するのは確実。あの笑顔。来年は凄いことになる。
WEEK15 テキサンズ 20ー27 コルツ