ワシントン
gameball
RBアントニオ・ギブソン
ハイニキよ、欲が出たか。人間だもの。あれだけ躊躇なく投げ込んで来たハイニキだったが、パスへの判断が遅かなった。OLのプロテクションが完璧。時間を貰って投げたボールがインターセプト。それはあかん。逆にプレッシャーが掛かって、体勢が崩れて投げたパスがギブソンへの73ヤードTDに繋がった。ま、ギブソンが60ヤード以上走ったんだが。キックオフのボールを奪ったり、モメンタムを掴むチャンスは沢山あった。後半、試合決してからミスが続出。どフリーでのWRのドロップは雑過ぎる。リベラ親分の雷は落ちたはず。
かと言ってディフェンスが粘ったかというとそうでもない。地味にビルズオフェンスラインに完敗。サックはおろか、ロスタックルすら殆どなし。最強ディフェンスのはずが手も足も出ず。こちらもリベラ親分に雷を落としてもらいましょう。
キックオフでのターンオーバー。相手リターナーの視界に太陽が入り、ボールを見失ってしまう。そのバウンドしたボールをワシントンが抑えテイクアウェイ。沢山試合を見て来たが初めて見たプレー。珍しい。
ビルズ
gameball
OL全員に。
アレンの緩急鮮やかなプレーもあるが、OLが固かった。ランブロックに課題があっても、要所ではワシントンの強力DLを押し込んでいた。アレンが焦るシーンなし。安全運転で、358ヤード4TD。開幕戦の躓きが良い方向に修正出来ている。このレシーバー陣にサンダースは狡い。ノックスも不動のTEとして成長している。ひいきのザック・モスはエース格として試合に登場。シグレタリーは2番手でこそ光る。
非常に素晴らしいディフェンス陣。今の時点でマホームズを30点以内に抑えられるのはビルズディフェンスしかない。特にLB陣。プレッシャーを掛けきれなくても、指の先でボールをリフレクト。ハイニキを調子に乗らせなかったのはエドモンズの働きが大きい。
AFC打倒マホームズ1番手のビルズが調子を掴んだ。オフェンスとディフェンスの相乗効果が見事。STチームも含めて穴が見つからない。敵は油断。
ワシントン 21ー43 ビルズ