NFL全試合観戦記

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WEEK10 バッカニアーズvsワシントン

バッカニアーズ

gameball

LBデビン・ホワイト

 

アップダウンなブレイディ。前半レーティング30、後半140。1Qに喫した2インターセプトが全て。その後4点差まで追い付くが、残された時間は29秒、点差は10点。土壇場の逆転とはならなかった。結局ランは10回しかコールしていない。試合が決した後2回なので実質8回。負ける時のレフトウィッチのコールはこんなものです。グロンク、ブラウンを欠き、新人ダーデンがパスを弾いてのインターセプト。やはり2人の復帰は待ち遠しいでしょう。

 

ホワイトの動きはやはり目立つ。2サックはスピードで圧倒。素晴らしい。しかし、その素晴らしさを帳消しにしてしまうラストドライブ。追撃のTDをオフェンスが奪い4点差。その次の大切なワシントンのドライブ、実に19スナップされて、突き放されるTD。時間も消費されての失点はバッカニアーズディフェンスらしくない。

 

いつもはシーズン序盤に勝てないブレイディ。今年は中盤に来た。心配なのはバイを通過しての連敗。パンサーズの足音が聞こえるところまで来ている。ブレイディはニュートンに勝ったことがない。再戦希望。

 

ワシントン

gameball

RBアントニオ・ギブソン

 

19スナップでの突き放し。ストーリーとしてはブレイディ出せ、空気読めよ、ハイニキ。読まずにTDで完結。見事。ギブソンは粘り強く走って24回。ヤードこそ62ヤードながら2TD。ラスト19スナップのうちランは13回。時間も消費してのベストドライブ。バッカニアーズとブレイディの息の根を止めた。それにしても、最後のドライブ、マクルーリンへのヘルメットヒット。明らかに危険なプレー。しかし、ノーフラッグ。安全なサックを反則にして、こっちはフラッグなしか。審判は一旦全員で集まって、研修しろ。

 

チェイス・ヤングの怪我はショック。松葉杖を付いての姿は痛々しい。長引きそう。キャスターも声のトーンが落ちていた。ただ、今年は思い通りの活躍が出来ていない。この怪我をじっくり直して、復活して、サック王を目指して欲しい。

 

昨シーズンのプレーオフのリベンジに成功したハイニキ。自分の最良のプレースタイルを思い出した感じあり。若干、遅いかもしれないが、ここからの反攻、お願いします。

 

バッカニアーズ 19ー29 ワシントン