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LBカイル・バンノイ
先が恐ろしいマック・ジョーンズ。ルーキーってのは嘘だろ。10年目で2回ぐらいスーパーボウル出てるだろ。それだけ、冷静な戦術眼が備わっている。既に風格はブレイディの正統後継者。スタッツ的には207ヤード1TD1インターセプトとイマイチ。それでもチームを引っ張っている。サックの受け方も堂に行っていて、怪我をしそうにない感じもブレイディに近い。やっぱりマクダニエルズとは合い過ぎている。ランもハリスとスティーブンソンのバランスが良い。シーズン中盤にして、ベリチ&マクダニエルズのオフェンスが構築されてしまった。ヤバいぜ。
バンノイの目まぐるしい働き。2サック2ロスタックル。そして、インターセプトをリターンTD。横にハイタワーがいると格段の違いを見せる。TDを取られる気配がなく、完璧なディフェンス。反則もほとんどなかった。そりゃ完勝です。
中盤において完成度が上がっているペイトリオッツ。ジョーンズをドラフトで指名した時点、ニュートンをリリースした時点で、ベリチックの先見の明があったとて驚かない。ビルズとの地区優勝を賭けた勝負が楽しみになって来た。
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本当にオフェンスはこの人だけだった不在のWRコーデラル・パターソン
パターソンがいないともうオフェンスは無しなのね。あらゆる局面で使われて来た選手。そこに当てはまるピースは規格外過ぎて、見当たらない。それはそう。それで、手も足も出ないではオフェンスの構築に問題があった証拠。ライアンは153ヤード2TD。リドリー、パターソン、不在。ピッツ不発。RBは名前のある、デービス、ゲールマン合わせて4回-2ヤード。名前の知らないオリソンとスミスが12回42ヤード。更にダメの上塗りの控えQB陣。ローゼンはまた、インターセプト。ちゃんとしてくれ。3番手に出て来たフランクスも1投目でインターセプト。ダメだこりゃ。
ちょっと気の毒なくらいのディフェンス。テレルのインターセプトもあり、サックも3つ。リターンTDを除けば18失点。ターンオーバー連発でこの程度の失点なら、まずまず。お疲れ様、と心の底から声を掛けたくなる。
唯一の得点機会、FGチャンスを成功。と思いきやイリーガルフォーメーションの反則。5ヤード下げられ、蹴り直しを名手クーが外してしまう。アーサー・スミスHCになって、だらしない試合が目立つ。ダン・クイン時代、ディフェンスは低迷したが、こんな規律を失った試合はなかった。HCがしっかりしないと、チームは浮上出来ない。