NFL全試合観戦記

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WEEK6 ジェッツvsパッカーズ

ジェッツ

gameball

RBブライス・ホール


まさかのアプセット。先週のジャイアンツに続いてニューヨークのチームが2週続けてランボウ勝利。その立役者は間違いなくホール。凄いルーキーRB登場。パワフルで1人2人なら引き摺ってヤードを獲得。20回116ヤード。そのホールの登場で脇に追いやられたカーターも奮起。最後のドライブは全てラン。中心はカーター。このコンビは今、一番のRBタンデム。一方、ザックの方はさっぱり。持ち味のコントロールの良いロングパスは1つだけ。これだけランで距離が稼げたら投げる必要なし。試投18回だけ。


ソース・ガードナーのボールへの反応がエグい。インターセプトリターンTDにはならなかったが、バウンドしてボールを持ってからの速さにセンスを感じる。クイネン・ ウィリアムスが2サック。キャリアハイを軽く超えるペース。大ブレイク直前。


この戦い方がビルズに通用するのか見てみたい。そこにザックの爆発という要素も期待したいところ。低迷の長かったジェッツが貯金2。今年のNFLは変わり目かな。


パッカーズ

gameball

TEロバート・トニャン


ロジャース史上、最もヤバい状態。オフェンスは全てヤバい。唯一の救いRBもジョーンズは後半に傷んでしまう。WRも盟友ゴフを怪我で早々に失い、投げる場所がない。ドブス、ラザードは悪い選手ではないが、球際に弱い。アダムスの強さは尋常ではなかったので、それと比べたら可哀想だけど。OLもすぐにポケットが小さくなり、ロジャースへ時間を与えられない。いやいや、そもそものロジャースの不調。手を若干、怪我している様で顔を顰めるシーンもあった。ボロボロのオフェンスは最後にラブでフィニッシュ。ここまで苦悩するパッカーズオフェンスは初めて見た。


ディフェンスは責められるべきではない。相手3rdダウンを1割以下に抑え、失点は20点。ゲーリーのサック、アレクサンダーのナイスパスディフェンスなどもあったが、勝利を導けるディフェンスか、と言うとそこまでではない。


更に酷いスペシャルチーム。勝負を決定付けるパントブロックからのリターンTD。パッカーズスペシャルチームはここ数年いや、10年近く良化しない。クロスビーも1つミス。この状態のパッカーズは昨シーンの開幕戦ぐらい。ロジャースがランボウで連敗などあるとは思えなかった。どの様に立て直して来るのか注目だが、ラフルーアとロジャースの間の隙間風も気になるところ。


ジェッツ 27ー10 パッカーズ