NFL全試合観戦記

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WEEK13 ブロンコスvsレイブンズ

ブロンコス

gameball

Sジャスティン・シモンズ


いやもう、悲惨を通り越しているオフェンス。ラッセル・ウィルソンがここまで何も出来ないとは。とにかく3rdダウンの悲惨さ。後3ヤードぐらいを取るスキームがない。単純にマレーに持たせて止められるシーンを何回見せるのか。同じ映像かとも思えるぐらい。前から指摘しているが、ランを出す懸命さが足りない。モーション無し、スクリーン無し、ピッチ無し。珍しくアラウンドは1回。しかしながら、RB陣はシーズン前にいなかった選手2人、先発経験の少ないブーン。この3人。もっと工夫必要でしょ。ジュディ復帰も起爆剤になれず、サットンのキャッチが減っただけ。TEドルッチの活躍が唯一の光。このまま終わってしまうのか、ウィルソン。あまりにも寂しい。


ディフェンスはイライラも溜まっているのだろうが黙々とプレー。シモンズの2つのインターセプトからオフェンスは3点しか取れない。オフェンスはターンオーバーの2回のドライブをほぼ進めていない。それで、最後のTDを防げ、は酷。しかしながら、ラマーじゃなかったからな。抑えたかった。


勝つチャンスはあった。相変わらず地を這うオフェンスと辛抱するディフェンス。このまま終わるウィルソンを見たくないが、走れなくなったモバイルの最果てにいる様な嫌な感じもある。


レイブンズ

gameball

QBタイラー・ハントリー


ラマーの退場で得点力が落ちてしまうのは仕方ない。そこで登場のハントリー。昨シーズン後半の連敗はハントリー先発から。やはり重い動き出し。試合に慣れてくるに従って、漸く動き出す。走ってリズムを整え、勝負の4Qのラストドライブ、4thダウンをパスで決め、最後の逆転TDを自らエンドゾーンへ持ち込み勝利の立役者になった。取っておきのスペシャルプレーがインターセプトになった時はどうなるかと思ったが。ハントリーは出来る事をやっていた。無欲の勝利。


リードされながら1ポゼッション差を必死で食らいついたディフェンスも見事。やはりクィーンの存在感が光る。真ん中のランを読み切るというか、ほぼ単調な攻めのブロンコス。TDを許さなかった。


ラマーの怪我はどうなったのだろうか。ハントリーで勝てるチームは限られてくる。情報遮断中なので何とも言えないが、大きな怪我でない事を祈る。ブラウンズファンでも、やっぱり、ラマーの怪我は嫌なんです。万全のラマーに勝ちたいんです。


ブロンコス 9ー10 レイブンズ