本当はキャム・スミスではなくて、どうしてもスペンサー・ラトラーの試合を見たくて、探しました。11試合目のvsテネシー。ランキング5位のテネシーに挑むラトラーの構図
Tennessee vs South Carolina
Tennessee
QBヘンダン・フッカー
ボウルゲームを足の怪我で欠場。そのプレーはこの試合、一人で足が縺れて倒れた時のもの。それまでは247ヤード3TD。タイミングの良いランも効果的。端的に言って、レイブンズのハントリーのグレードアップ版の趣き。3巡が妥当というモックが多いが、もう少し上で拾えたとしてもバリューかも。
WRハイアット&ティルマン
モックを見るとハイアットが2巡、ティルマン3巡が多し。この試合ではティルマンの方が存在感があっての2TD。短めの難しいパスもしっかりとキャッチ。エンドゾーンでの競り合いの強さ。ハイアットはシュアハンド。ただこの試合トップはフレッシュマンのホワイト。この選手も将来有望。だな。
South Carolina
CBキャム・スミス
荒い。人によっては1巡中位モックも見たことあるキャム・スミス。2つの反則があったし、割と簡単にぶっちぎられていた。ま、テネシーがランを中心に来ていたし、フッカーのタイミングの良いランにやられていて、前に体重が掛かっていたのは分かる。ただ、豊かなフィジカルはまだまだ、成長の余地を大いに残している。大化けタイプ。
QBスペンサー・ラトラー
ここにいたのは知ってたけど。今年のハインズマン、ケイレブにオクラホマを追われて辿り着いたサウス・カロライナ。シーズンを通じてはイマイチだったようだが、この試合は一昨年トラスク(現バッカニアーズ)をチンチンにやっつけた試合を彷彿とさせた。438ヤード6TD。マジか。凄い。前半は全ドライブTD。後半も含め、TDドライブ以外はパント1、FG1。計63点。来シーズンもカレッジでプレー。その後はドラフトだ。
試合はラトラーの爆発と守備の不安のサウスキャロライナが大勝。見事にボールゲーム登場。テネシーはトップ5から陥落する試合でした。
Tennessee 38ー63 South Carolina