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QBマリク・ウィルス
このタイプの下剋上がこんなに早くやってくるとは。移籍後古巣との対決。ダーノルドより、燃えてくる状況。ウィリスはその期待に応えて、やるべき仕事をやり遂げた。前週とプランに大きな変わりはない。ジェイコブスのランを中心に据え、ウィルソン、ウィリスとランで進める。そこにリードのアラウンド、奥へ投げるのではなく、手前に短めのパス。完全にハマっての30点。スクリーンを1stダウンにしてしまうリードのスピードには脱帽。あのスピードでディフェンスの間を華麗に抜ける。
右が弱いと見てラッシュの重きを右に置く。右からと見せて、真ん中から。圧倒的な追い込みで8サック。ファンブルリカバー、ジェイレのインターセプトリターンTDもあり、ディフェンスやりたい放題。
ラブがウィリスに代わっての2連勝。ウィリスのカレッジ時代はもっと無双してたが、こんな感じでチームは勝っていた。このまま、先発定着はないが、ラブに勝ち越しのまま引き継げれば、プレーオフ、地区制覇を大きく引き寄せられる。
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LBケネス・マレー
レビス、、、タイタンズファンもウィリスだけには負けて欲しくなかっただろう。チームだから、それが個人の実力差ではないとしても、チーム力の差をまざまざと見せつけられた不快。レビスは8サックを浴びた。特に右、ルーキーTレーサムのサイドはフリーで入って来られた。その上、キャラハンオフェンスは単調。分かっていながら手はない。ランは止められ、パスは投げられず、2つのターンオーバー。光明はホプキンスが6キャッチ73ヤード1TD。復調の兆し。
ディフェンスもランと分かっていながら止められない。ウィリスを捕まえられず、時折投げるパスを通してしまう。そして、一番大きかったスペシャルチームでのシモンズの反則。相手に1stダウンをプレゼント。この辺りにチームの不振が浮き出ている。
遠い勝ち星。最後にはスタジアムに残ったファンからブーイング。この試合のレビス、デビューの頃の思い切りの良さが見えず、迷いが投げるまでの遅さに繋がっている。果たして勝つ日はいつ来るのか。厳しい戦いは続く。