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RBタイロン・トレイシー
前半9点。いやいや、オフェンスは非常に読み難く工夫されている。ジョーンズがプレッシャーを浴びない様な短いパスとトレイシーのラン。精緻に作り上げられていたが、TDの決め手に欠く。慎重なだけに奥にスペースがないと、手前のパスではTDが奪えない。それでも、オフェンスは進んでいた。たが、反則の多さ。フォルススタート、イリーガルシフトをネイバース2回。精緻に作り過ぎたが、後半までは保たない。次戦に更に進化させれば勝てる可能性は上がる。
ディフェンスは強かったが、常にリードされている時間が長い。それでは段々とスタミナは削られていく。後半、2つのターンオーバーがオフェンスにあり、力尽きた。
不思議だったパントリターンTDを食らった時。完全にラフィングザパンターの反則。ジャイアンツの選手もサイドラインも静かだった。ただ、レビューを見ると、どう考えてもパーソナルファール。どうなってるの?
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LB TJ・ワット
こちらもオフェンス前半9点。だが、こちらもオフェンスが多彩だった。いつもは必ずハリスを1stスナップに当てるのだが、入りが違う。そのせいか相手の読みを上手く避けたハリスが迫力のゲイン。19回114ヤード。この走りは魅力。ワーレンが良いフックになっている。ピケンズのビッグプレー能力は疑いがない。あわやスーパーキャッチが取り消されたが、その感覚は鋭い。そのピケンズあってのオースティンのオープンTD。連携で後半突き放した。
前半は早いパスにラッシュが効かなかったが、後半、リリースまで時間が掛かる様になると、ジョーンズはワットの餌食。いつでもワットは目に入るとQBは萎縮。
ウィルソンに変えて、確実に得点力アップ。ブロンコス時代にこの吹っ切れを見たかった。ま、ブロンコスよりバックフィールドにタレントが多いのは間違いない。チーフスとの試合は応援してやるぞ。勝っても良いぞ。いや、複雑だわ。