NFL全試合観戦記

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WEEK10 ベンガルズvsレイブンズ

ベンガルズ


gameball

QBジョー・バロー


序盤はディフェンス合戦。後半は点の取り合い。2試合で違う顔を見れたファンはお得。バローの圧倒的なTD能力。428ヤード4TD。ハードマークにあったはずのチェイスは驚きの264ヤード3TD。普通4Q残り40秒でマークを外す能力って。もう透明になってんじゃね。あり得ん。ヒギンスがいないのに。新たな2番手3番手に脅威のある選手がいれば、チェイス王国が築ける。RBブラウンは悔しいファンブルロスト。ただ、RBデプスの薄さはこの先の戦いに影を落とす。


ディフェンスはラマー、ヘンリーのランを100ヤード以下に抑えた。だが、パスの後ランアフターを大きく奪われてしまう。ウォレスのTDパスは84ヤード。70ヤードぐらい走られ、3人のタックラーが振り切られていた。バローがいくら点を取っても、確実にTDで追い上げられてしまうディフェンスでは厳しい。


TDで1点差。そこでの2ポイント。残りは38秒。これは絶対にあり。相手はラマー。ボールを相手に渡してしまったら、こちらにオフェンスのチャンスが回らない可能性もある。勝負を賭けたザック。負けたとしても正解。バッカニアーズのボウルズはこうすべきだった。

 

 

レイブンズ


gameball

QBラマー・ジャクソン


バローと4TD共演。しかし、ラマーを捕まえるのは難しい。エンドゾーン前、大きく後ろに下がり、大きなロス。かと思ったら、サイドライン際を駆け上がり、ロスどころか1stダウンまで来てしまう。こんなQB守りようがない。ラマーはパスは上手くない。が、自分で投げるまでの時間を作れる。その能力が傑出しての290ヤード4TD。WRタイラン・ウォレンが84ヤードTDパスキャッチを含め、115ヤード。4年目ながら、初の100ヤードオーバー。たくさんWRいるのに、もういいっしょ。


ラン1位パス32位。パスに弱い。そんな印象あまりない。サックも多いし。ウィギンスが目立たず、その上でのホワイト獲得か。ハミルトンの負傷はアウトにはならないのでホッ。チェイスに全く競れないところに問題があるのかも。


ハマれば強いオフェンス。3敗のうち2敗はブラウンズとレイダース。2勝チームに負けてるのか。おいおい。こんな良い試合出来る両チーム。チーフス相手に勝てや、との言葉を捧げておく。


ベンガルズ 34ー35 レイブンズ