NFL全試合観戦記

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WEEK10 ジェッツvsカージナルス

ジェッツ


gameball

誰?誰かいるの?


惨憺たるジェッツ。もうチームカラーなのでしょうか。ロジャースが普通以下のQBでしかない。かと言って代わりはいない。151ヤード1ファンブルロスト。これだと、ザック・ウィルソンの方がまだ可愛げがある。HCが代わり、ダボンテが加わっても、ロジャースの衰えは隠せない。衰えを見据えながら、プレースタイルを変えなくては。元々、能力と判断に卓越したQB。その辺りに変化の鍵が。このタイプはブレイディ、マニングと異なり、苦しい。実は、モビリティ。ポケットから抜け出して、走ることが出来なくなっている。そういうこと。


それ以上に破綻しているディフェンス。前半、全ドライブ失点。2Q最後は時間がなくなりFG。もう少し時間があれば確実にTDを取られていた。


これで、プレーオフはほぼ絶望。このままロジャースには終わって欲しくないが。チーム全体の沈滞ムードを何とか払拭する必要がある。

 

 

カージナルス


gameball

QBカイラー・マレー


ここまで強いとは。前半から5ドライブ連続得点。4TD1FG。ロングパスはなかったが、マレーは短いパスをしっかりと通した。それで、連続パス成功のチームレコード達成。ヘルメットが吹っ飛ぶタックルを受けても、不適な笑み。パスミスは僅か2回。コナーのロングパスはほぼ、コナーのランアフター。ミスを最小限に抑え、マレーの良いところが存分に出た。余裕を持った時のマレーのスクランブルは厄介。ランで2TD。メンソン、マクブライドがフィジカルで前へ前へ。いやぁ、オフェンスは見事の一言。


ディフェンスも大健闘。2ドライブで連続TDのオフェンス。こちらはジェッツとロジャースを2FGに抑え、その後は得点を許さない。タイミングの良いブリッツ。ブッダ・ベイカーが光る。


シーズン前の予想とは真逆の展開。ドラフト全体1位指名権争いどころか、地区制覇も視界に入る。このオフェンスの多彩さとフィジカルはどのチームにも脅威になる。


ジェッツ 6ー31 カージナルス