さて、今回観戦した試合はオレゴン・ミシシッピ大とジョージアの試合。何故か、急激に評価を上げているQBジャクソン・ダートを見てみました。
まずはジョージアの方から。
EDGEジェイロン・ウォーカー&マイケル・ウィリアムス
この試合、あまりにもカーソン・ベックがダメでディフェンスは常に悪いポジションから。中々、思い通りにならないディフェンス。ウォーカーの方は見せ場もあったし、スピードは目を見張る。パスカバーも上手い。ウィリアムスの方はいるのかどうか分からなかったぐらい。
QBカーソン・ベック
この試合まで7勝1敗。まだ、ドラフト上位プロスペクトだったはず。試合中に出たベックのコンシーズンに課せられたもの。「カレッジ優勝」「ハインズマントロフィー」「NFLの1巡ピック」どれも叶わず、マイアミ大で再起を賭ける。
QBジャクソン・ダート
試合開始、2ドライブで怪我で退場。正直、戻って来れないと思ったが、1ドライブ欠場後、復帰して活躍。勝利の立役者に。ガッツィーガイ。タイプ的にボー・ニックスを思い出す。無理に走らないが、機を見て走る。良いパスも投げるQB。ただ、モーションが大きい感じもある。1ドライブだけ登場のQBオースティン・シモンズ。1ドライブながら、TDドライブを演出。強烈な印象を残した。
DEジャレッド・アイヴィー
本来ならトッププロスペクトDTウォルター・ノーランをじっくり見るつもりだった。もちろん、ノーランも良い選手ではあるが、この試合目立ったのは、アイヴィー。2サックでの決定的な仕事。ノーランの地味な仕事のサポートもあったが、圧巻のパスラッシュは魅力満点。
試合はホーム、オレゴン・ミシシッピ大の大歓声の後押しもあり、完勝。ジョージアはアラバマよりランキングが低いチームとの対戦成績は52連勝でストップ。
Georgia 10ー25 Ole Miss