NFL全試合観戦記

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NFC DIVISIONAL コマンダーズvsライオンズ

コマンダー


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スーパースター


実力も人気も兼ね備えたスーパースターの誕生を目の当たりにした。感動。チーフスの塩試合に苦い味を噛み締めていた時、極上のワインの様な試合。ダニエルズの凄さとキャンベルの上を行くクインの4thダウンギャンブル連発。殴り合い上等の試合をに完全に勝ち切った。凄い。ダニエルズは299ヤード投げ、51ヤード走った。満点。4thダウンギャンブルでの惑わし、見事。マクルーリンの絶対離さない強力キャッチ。ブラウンも98ヤード。ロビンソンが2TD。エクラーも後半突破力発揮。申し分ない試合。


インターセプトは4つ。チンが1つ、ピック6はマーティン。セインリスティルが2つ。サックはアームストロングが2つ。喪失500ヤードオーバーで勝てたのはビッグプレーのレシオ。


シーズン前にコマンダーズがチャンピオンシップ出場を予想した人などいないだろう。スーパースター、ダニエルズと共にルーキーでのスーパーボウル制覇に挑む。とんでもないものを見れるのかもしれないぞ。ワクワク。

 

 

ライオンズ


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ゴフよ、、、


やらかしゴフ。今年も1試合5インターセプトなんてあったな。年に数試合やらかしてしまう。今年のゴフはそんな予想出来ないぐらい素晴らしかったのだが。ギプスの先制TDを見た時にはオフェンス爆発しての圧勝の臭い。が、やらかしゴフ。3インターセプト。ラストのパスは勝敗に関係なかったけれど、ピック6は痛い。ゴフもラブにヘルメットタックルを受け1スナップ、ブリッジウォーター登場。ちょっとほっこり懐かしさ。ギプス、モンゴメリーは持ち味を出した。ギプス2TD。悔し。


ディフェンスは大事なところでダニエルズを自由に。4thダウンギャンブルを悉く成功させてしまう。シーズン前半にはなかったDBのタックルミス。決定的なTDを許したドライブでの4thダウンを12メンで更新されてしまったのは酷い。


オフェンスよりもディフェンスに主力を欠いてしまったのはシーズン後半に響いてしまった。ターンオーバーもサックも奪えなかった。ダニエルズに完敗。


そして、今年の面白い試合をしてくれた両チームには感謝しかない。塩しかないチーフスの試合を見て、モチベーションが下がって見る気がしなかったが、この試合のおかげで俄然、気持ちが盛り上がって来た。ありがとう、キャンベル。今シーズンのベスト面白いチームはライオンズです。


コマンダーズ 45ー31 ライオンズ

AFC DIVISIONAL テキサンズvsチーフス

テキサンズ


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LBウィル・アンダーソン


もうこんな試合については何も言いたくない。この試合見てNFLを面白いって思う人はいないだろうな。とにかく、テキサンズはレシーバー不足。この試合がキャリア初ターゲットの選手もいた。ストラウドが走らざるを得ない状況。OLが棒。被サック8。ストラウドが42ヤード走るのは異常事態。少しは意気に感じろよタンシルさんよぅ。タンク・デルという武器の大きさが分かる試合。コリンズ一択では苦しい。そして、フェアバーン。何がシュアキッカーだ。3本外すキッカーがいるチームは勝ち残れない。


ウィル・アンダーソンのサック。再三、プレッシャーを掛けた。反則の要素が一つもないラフィングザパサーを取られたりしても腐らずに最後まで追い続けた。


仕方ないが、ここまで守られているマホームズには残念ながら、ストラウドは勝てない。リングはマホームズが引退するまで取れません。

 

 

チーフス


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マホームズの笛


言いたいことは沢山あるが、これ書くと陰謀論者だよね。でもさ、2つのパーソナルファールは完全な忖度だよな。見ていてうんざりする。マホームズスクランブルをアンダーソンへのホールディングで止めたプレーも、はっきりとトーシロの私でも分かる反則がスルー。どうやら、マホームズは触っただけで反則になる。ルールブックは書き直されているな。微妙とも言えないミスジャッジが全てチーフス有利に働く忖度。


ディフェンスもヒップドロップタックルの見本のようなタックルが反則にならず。いつの間にかOKになったようだ。ちょっと露骨すぎるよ。


最後のプレー。チーフスに敬意を持てない全てが凝縮されている。王者があんなプレーで試合を締め、相手にニーダウンさせる。糞チームにこのHCありか。2年前は負けて悔しくても、チーフスの試合にはダイナミズムがあって、楽しめた。つまんない試合をつまんないプレーで締めた。


テキサンズ 14ー23 チーフス

カレッジを見てみる〜シェイディア・サンダース

さてポストシーズン。関係ねぇー。

 

今年は全体2位を持つブラウンズファンとしては、カレッジを見るモチベーション爆上がり中。まずは脅威の二刀流、トラビス・ハンターとサンダース息子のコロラド大から。ユタ大との10試合目の試合。

 

 

コロラド


QBシェイディア・サンダース

非常に良い。欲しい。身体能力もパスの質も問題無し。若干の持ちすぎ感はあるものの、能力は疑いない。340ヤード3TD1インターセプト。スケール感のあるプレーには魅力たっぷり。スター性も考えて、全体1位になりそうなのは頷ける。


WR/CBトラビス・ハンター

出ずっぱり。二刀流と聞いたけど、本線はWRでCBとしては数スナップかな、なんて思ってたら、ほぼ全ディフェンススナップに出ている。TEにタックルしてた。WRでも素晴らしいキャッチもあり、トリックプレーから、ランでのTDもあり。ホント、NFLでもどっちもやりそうで怖い。

 


ユタ大


TEライアン・カールソン

4Qあたりから、突如キャッチし出した巨漢TE。今シーズンは5試合しか出てないが、活躍したのはこの試合だけ。怪我でもしたのかな。フィジカルを活かせれば大きく成長しそう。


QBキャメロン・ライジン

随分前からいる印象。ストラウドとローズボールで試合してたな。7年生ぐらいかと思ったら、4年目。今年は残念ながら、怪我で3試合の出場。この試合はアウトでした。ちょっと見たかった。

 


試合は一時追い上げたユタ大を後半突き放したコロラド大の快勝。えっ、サンダース父にカウボーイズHCの話があるの?


Utah 24ー49 Colorado

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レギュラーシーズン終了 恒例オレのAWARD

今年も独断と偏見しかない私のAWARDです。予想ではないので。どうか、お許しを、、、

 

シーズンMVP

QBサム・ダーノルド(MIN)


実際はバークリーかな。ただ、先発予定のマッカーシーを怪我で欠いてしまった後、ダーノルドがこれだけ勝つと予想出来た人はいないだろう。推しなので、贔屓ですけど。

 

 

最優秀オフェンス選手

RBデリック・ヘンリー(BAL)


ラマーのそばで全覚醒。プレーの凄さに目を見張るしかない。途轍もない機関車の如く、タックラーを蹴散らして走る姿は爽快。

 

 

最優秀ディフェンス選手

LBザック・バーン(PHI)


正直、今シーズン最も驚いた大ブレイク。ディーンという良き相棒を得た部分もあるが、セインツ時代からはもう別人。平均クラスと思っていたが。とんでもないLBに急変化。

 


最優秀オフェンス新人

TEブレイク・バウワーズ(LV)


実際はジェイデンでしょうな。ただ、ルーキーのレシーブ記録。チームのレシーブ記録を更新。ミンシュー、オコネル、リダーのQB陣でこの成績。良いQBならどうなるのか。ワクワク。

 

 

最優秀ディフェンス新人

DTブラディン・フィスク(LAR)


本当に印象に残る、華のあるDTの系譜。1年目から8.5サック。1巡エッジラッシャーが霞む活躍を見せてくれた。

 


カムバック賞

QBカイラー・マレー


昨シーズンも8試合出てるけれど、本格的に復帰して全試合先発。しっかりと勝ち星も積み上げた。大きい怪我を克服してのフル先発は価値がある。

 

 

最優秀HC

ショーン・ペイトン(DEN)


1巡ボー・ニックスに疑問もあったが、見事にプレーオフ進出。この指導力とQBを見れる力。今更ながら、素晴らしいHCですな。

 

NFC WILDCARD バイキングスvsラムズ

バイキングス


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LBブレイク・キャッシュマン


ダーノルドの緊張感は解けていない。明らかにリリース前に逡巡が見え、遅い。オドネルはなぜ、ダーノルドに40回も投げさせるのだろか。ジョーンズ、エイカーズ、チャンドラー、ハムとタレントが揃うバックフィールド。アラウンドもなく、単純なスクリーン。後は緊張しているダーノルドのパス。コントロールは定まらず、オープンなレシーバーを奥に見つけられない。ロングパス最長はホッケンソンヘの26ヤード。ジェファーソンも不満顔。OLも怪我人を抱えての被サック9。大試合2試合続けて1桁得点。


LBキャッシュマンの強烈なサック。バンギンケルも動きにキレがあった。喪失ヤードは300ヤード以下。20失点。ディフェンスはシーズンの調子を持続していた。


悩むダーノルドの処遇。突如現れたジェッツ時代というか、パンサーズ時代のダーノルド。弱気でボールを放せず、サックを浴びる。ただ、この経験を、、、と言ってる年でもない。オコネルは再契約しないかもしれないな。ダーノルドはFAになるなら、来いや。ブラウンズへ。

 

 

ラムズ


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LBジャレッド・バース


マシュー・スタフォードのプレースタイルの変化。堅実になったOLと共に変わっている。パス209ヤード2TD。ターンオーバー無し。ライオンズ時代の勝てないが、300ヤード投げるQBから200ヤード前後で勝てるQBに変化。被サックは2つあったもののファンブルロストもせず、ターンオーバー無し。ケイレンも慎重にボールをキャリー。面白いか試合かは別として、オフェンスに大きなミスは少なかった。


目立たなかった1巡バースが値千金のファンブルを持ち込んでのリターンTD。試合の趨勢を決定付ける6点だった。エッジラッシャーとして4.5サックは物足りないが、2年後にはサック王争いをしそうなポテンシャル。


さて、ディビジョナル。腰の低い強さを持ったラムズより更に腰の低いイーグルスが相手。シーズンではホームで大負け。フィラデルフィアでリベを果たしたい。


バイキングス 9ー24 ラムズ

NFC WILDCARD コマンダーズvsバッカニアーズ

コマンダー


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全員。特にKゼイン・ゴンザレス


この試合を前に何がどうのこうの言うのはどうか。言えるとすれば、見て!の一言。今年のプレーオフのベストゲーム。両軍共に持ち味も死力も出し尽くした最高のフットボール。ダニエルズはランで試合を作り、それを踏まえたフェイントで奥をフリーに。マクルーリンの力の籠ったキャッチ。7キャッチ89ヤード1TD。ブラウンもTD。ダニエルズは268ヤード2TD。ランは全く稼げないが、エクラーの復帰はプレーオフを勝ち抜いて行くための朗報。


ワグナーの存在は掛け替えのない柱。メイフィールドに吹っ飛ばされたこともあったが、ランストップで力。アービングに100ヤード走られなかったのが大きな勝因。


最後のゼイン・ゴンザレスのFGには痺れました。ブラウンズ時代に何度も泣かされました。流石に40ヤード以内のこのFG。外して、負けることがあったらキャリアエンドだったな。バーに当たった音が心地よく響くサヨナラ勝ち。

 

 

バッカニアーズ


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全員だよ。


良い試合をしたが、ミスも多かった。痛かったファンブルロスト。ベイカーのハンドオフがこぼれてしまった。もう1つ。最後のドライブ。スナップのタイミングが悪く、アービングへのハンドオフがずれて、ロスヤード。この攻撃がFGに留まり、逆転出来なかった。アービングが100ヤード超えられず、メイフィールドはパス失敗たった3回にも関わらず、200ヤードを超えられない。エバンス7キャッチ92ヤード1TD。もう少しホワイトのボールタッチを増やしたかった。


ディフェンスも粘っていたが、長いドライブを許してしまった。ランディフェンスを徹底。ロビンソンは平均2ヤード以下。最後は力尽きた。ゴンザレスのFGを50ヤードだったら、決められなかっただろう。


メイフィールドのターンオーバー癖。カズンズと並びリーグトップとのこと。ただ、そこを矯正すると40TD出来なくなってしまう。インターセプト量産。バッカニアーズのQBという色が付いてきたのかも。


コマンダーズ 23ー20 バッカニアーズ

 

 

 

 

 

 

 

NFC WILDCARD パッカーズvsイーグルス

パッカーズ


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RBジョシュ・ジェイコブス


ミスと怪我。試合開始のキックオフでターンオーバー。そりゃ、チーム全体萎んでしまう。その後、インターセプトも含めギブアウェイ4つ。怪我人も。試合早々、OLが2人怪我。そして、試合前にワトソンがIR、試合中にドブス、リードが相次いでサイドラインへ。レシーバーが枯渇。ラブは焦りからかパスが荒い。OLも欠けていて、ラッシュも感じる。ジェイコブスにも良い状態でボールを預けられなかった。


ディフェンスは本当に素晴らしかった。イーグルスの抑え方を現してくれた。最初から3つのターンオーバーでの失点は3。バークリーには100ヤード超えられたが、良い出来ではあった。


序盤のミス。前半、マクナマスのFGミスで無得点。この3点を取れなかったのも痛かった。やはり、一発勝負。ロードチームにミスが続出しては勝てない。

 

 

イーグルス


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TEダラス・ゴダード


正直、オフェンスはモタモタしている印象があった。大事なところでハーツがサックを浴びたりと。バークリーのランも突き抜けられない。ターンオーバーを得点に活かせない停滞。その流れを変えたのは後半のゴダードのTDパスキャッチ。キャッチした後、相手CBをハンドオフで押し切ってエンドゾーンに雪崩れ込んだ。このTDはチームに勝利の確信を与えるぐらいの効果があった。


速いパシュートからコンスタントにプレッシャー。お手本の様なディフェンス。完璧に近い。ノーラン・スミスの2サックはほぼ個人技。1人でやれちゃうんだよな。後半、ディーン欠場で、ランがやられてしまったての10失点。存在感もあるマイ推しディーン。


強いというより、試合巧者。オフェンスの拙さをディフェンスが補いつつ、勝てる方策を探る。腰の据わった強さ。


パッカーズ 10ー22 イーグルス