NFL全試合観戦記

NFLを見まくります。過去記事https://wutexmgnjgqj.blog.fc2.com/?q

リレビュー SUPERBOWL チーフスvsバッカニアーズ

チーフス

gameball

TEトラビス・ケルシー

 

連覇を狙ったリードとマホームズNFLのレジェンドと年長HCの巨大な壁に夢は儚く散った。LTフィッシャーの欠場が響いたのは明らか。もっと言えば、オールプロRTシュワーツがシーズン中盤にIR入りしてしまったのが痛かった。両Tが潰れ、プレッシャーが掛かり、マホームズが真っ直ぐ下がらざるを得ない状況になってしまった。それでも際きわのパスを投げるマホームズには舌を巻くしかない。ドロップしたパスの1つでもコンプリートしていたら、試合の流れは変わっていただろう。ヒルは徹底マーク。ケルシーは何度なく1stダウン獲得で、100ヤード越え。ワードマン、ワトキンスが不発。ここらあたりが頑張りたかった。後半開始直後から、ヒリアーのランを使い始め、流れが変わりそうだったが、すぐ諦めてしまったのは解せない。

 

クラーク、ジョーンズをしっかり受け止められた。その上、ブレイディのクイックリリースに翻弄されてしまった。特にDB陣が注文通りのパスインターフェア。イライラが募る。

 

実は大きなアドバンテージだったスペシャルチームが足を引っ張った。パントは飛ばず、プレスナップで1stダウンを与えるオフサイド。ハードマンはマフ癖からか、リターナー起用は無かった。

 

試合前、アシスタントコーチであるリードの息子さんに大きな自動車事故があり、精神的にキツイ状況だったらしい。チーフス全体に重さを感じたのはそれだったんだ。完敗で潰えた二連覇。だが、マホームズは足の怪我を治し、来季もAFCに君臨するだろう。今から本命です。そりゃもう。手強いなぁ。

 

バッカニアーズ

gameball

LBデビン・ホワイト

 

すみませんでした。ブレイディに衰えはなかった。試合ごとに冴える感覚。この試合でのブリッツの読み。まだ、出来る。グロンクも出来る。でしょうの2TD。ブラウン、来年もバッカニアーズにいたいよー、のTD。元ペイトリオッツトリオ。エバンス、ゴドウィンはデコイに徹した。影の立役者、OL。硬かった。ブレイディとの信頼関係も構築されていて、ただただ見事。ジョーンズ、フォーネットのRB陣が好調。特にフォーネットはジョーンズの怪我の部分を補完していた。レフトウィッチの荒さも出たが、最小限。エリアンズの信頼も得て、この先HCの声も上がりそう。

 

そして、ホワイト。そして、デビッド。これだけ凄いLBがいるからこそ、DBが我慢出来る。ディフェンス全体が落ち着いたところに、反則が少なくなった遠因もある。後ろを構わず前へ行けるOLBバレット、JPP。ビアの復帰がスーを更に前へ。生え抜きとFAの見事な融合。

 

史上最年長同士。HCとQB。合わせて軽く100歳越え。試合後のインタビューでエリアンズは来年も戻って来ると発言。来季も最年長コンビで連覇に挑む。

 

SUPERBOWL チーフス 9ー31 バッカニアーズ

 

今年はシーズン完遂。NFLの努力には頭が下がる。今年の敵はコロナ。だから、全てのチーム、全ての関係者、ファンが勝利したのです。

マーカス・ピータースも含めますよ。ありがとう。感謝。

 

 

SUPERBOWL チーフスvsバッカニアーズ 4Q

ケルシーへパスで1stダウン。楽に取っちゃう。ケルシー。ロビンソンを狙ったTDパス。サイドラインでの踏ん張りは流石のマホームズ。最後まで諦めないマホームズ。4thダウン9。ギャンブル。タイムアウトを一つ使ってしまう。痛恨。恐ろしいマホームズ。あれを投げますか。4thダウン失敗だが、恐るべし。

 

ジョーンズのランから。時間を潰すランプレー。やはりランに弱いチーフス。1stダウンをランで2つ。フォーネットとジョーンズ。パスで余裕の1stダウン。ランで8ヤード取られてしまう。敵陣へ。ターンオーバーだけが怖い。3rdダウンをパス?ちょっと、ちょっと。流れ変わるよ。良くないな。レフトウィッチ、調子に乗ったな。ランで時間を潰すのが定石。

 

パスをケルシーへ。ビックゲイン。そして、スーのサック。ホントにスーだった?ご飯食べてて見逃した。ラフィンザパサー?JPP?スーだったよ。ケルシーへのパス。敵陣へ。ウィリアムスへのパス。インバーンズでダウン。3rdダウンが上手くいってない。ヒルへのパスで1stダウン。パス成功もインバーンズ。時計は進む。ディフェンスはこれで良し。残念なホールディングで下がってしまうチーフス。ケルシーへのパスを弾いてあわや、インターセプト。乱入して来たアホ。死ねや。クソだな。死刑にしろ。

 

再開でのスーの強烈サック。ラインが保たないとロスが大きくなる。ヒルは捕まえられないな。このシーンが前半からあったら。4thダウン10を失敗し、攻守交代。ウィンフィールドのがアンスポ。ダメだぞ、そんなことしちゃ。アホか。プレーが終わってるから良かったが。

 

後は時間をバイトするだけ。22点差。KCにタイムアウトなし。試合は決しましたな。だから、パス。それなら、時間潰した方が良くね。

 

それでも点差は大きい。マホームズがTDを取れない試合なんてあるのか。2ミニッツで1つは取るのか。最後はホワイトのインターセプトマホームズが0TD。ある意味、あり得ない試合。チーフスが9点しか取れないなんて、誰一人予想出来なかった。最年長リング獲得ブレイディ。爺の私は勇気を貰った。

 

SUPERBOWL チーフス 9ー31 バッカニアーズ

 

MVPはブレイディ。そりゃそうか。個人的にはホワイトにあげたい。

 

 

 

 

SUPERBOWL チーフス vs バッカニアーズ 3Q

後半はチーフスのリターンから。

 

マホームズはこのまま終わる訳がない。いきなりランでビッグゲイン。ヒリアーはずっと良かった。すれ違うとヒリアーは凄い。戦略を変えて来た。ラン、ラン、ラン。パス失敗で3rdダウン更新出来ず。52ヤードFG。バトカーにはイージー

 

チーフス 9ー21 バッカニアーズ

 

後半最初のドライブ。ランで開始。チーフスのタックルがしっかりして来た。ハーフタイムアジャスト。フォーネットへのパスで1stダウン。やはり頑張れLB。ランでゲイン。チーフスDよ、クールダウンせよ。ディフェンスが受けに回ってしまう。グロンクへのミドル。フォーネットがランでビックゲインTD。ディフェンスが翻弄されている。FG成功。

 

チーフス 9ー28 バッカニアーズ

 

ランで開始。バレットが初サック。そして、良いパスだったが、ウィンフィールドが一枚上手。インターセプト成立。マホームズインターセプトは超久しぶり。

 

フォーネットへのパスで1stダウン。好調なフォーネット。ジョーンズもいる。FGエリアに侵入中。ランで時間を使いながら粘り強いドライブ。レッドゾーンで1stダウン。TEへの当たればOKのパス失敗。3rdダウンでスナップミス。FGトライ。サコップがリカバーしてくれた。

 

チーフス 9ー31 バッカニアーズ

 

ディフェンスの反則。ヒリアーを効果的に使ってドライブ前進。調子は良いはず。遅い笛。ヒルのフォルススタート。ヒルはサイドラインへ。LB陣が違いを見せるバッカニアーズヒルが戻り、パスでロングゲイン。ワトキンスが漸くキャッチ。怪我で上手く動けていない。敵陣に入るがパス失敗。

 

3Q終了。

SUPERBOWL チーフス vs バッカニアーズ 2Q

チーフスの3rdダウン4から。パス失敗でパント。パントが飛ばない。ポストシーズンでパント2試合で1回。今日2回目の失敗。パンター緊張してるな。

 

ブレイディ、パス失敗。グロンクへは3ヤードのパス。そこでアンネセ。これはいかんよ。クラーク。労せずして1stダウン。ジョーンズのラン2回で1stダウン。2RBがフレッシュは厄介。敵陣侵入。エバンスのパスでレッドゾーンへ。どオープン。タイムアウト。ジョーンズのランでGOAL to 2ヤード。TDパスドロップ。OLだから仕方ないか。3rdダウンをストップ。インチでストップ。ビックプレー。チャレンジ失敗。

 

こうなると怖いぞマホームズ。モメンタムはがっちり掴む。ヒルのパスで楽々危険ゾーン脱出。ランで2ヤード。珍しいケルシーのドロップ。モメンタムは完全には移動しない。パントで反則、更にキックミス。リターンチームとは真逆のパントチーム。ハーフラインも越えることが出来ない。オフェンス交代。

 

敵陣からのオフェンス。ジェットスイープ。手間の掛かるプレーが決まらない。チーフスDはトリックプレーに強い。マシューのインターセプト!と思ったらホールディング。ドライブ前進。しかし、チーフスDは我慢。3rdダウンショートにしない。FGトライ。元チーフス、サコップ。おお、スペシャルチームのオフサイドで1stダウン。チーフスに要所で反則が目立つ。またもグロンクにTDパス。キック成功。

 

チーフス 3ー14 バッカニアーズ

 

ケルシーのパスで1stダウン。マホームズが目を覚まし始めた。ケルシーへまた1stダウンのパス。潮目が変わる。マホームズスクランブルで1stダウン。少しディフェンスが緩くなった。ランはヒリアー。結構良い。やはり、ディフェンスが緩い。一発で倒せない。ケルシーは1stダウンメイカー。2ミニッツ。時間を残さずTDが欲しい。ヒルへのパス。1ヤードロス。ケルシーのキャッチ力は異次元。3rdダウン6。バレットがマホームズを追い込み、投げ捨て。バトカーのFG。

 

チーフス 6ー14 バッカニアーズ

 

残り55秒。タイムアウト、チーフス。グロンク使って1stダウン。狙ったパスインターフェア。エバンス、役者やな。注文にハマった。フォーネットのランですか。残り13秒。GOAL to GO。エバンスが再び、反則誘発。千両役者やないか。1ヤードからブラウンへのTDパス。圧巻。狡猾。チーフスディフェンスがイライラ。アンスポをマシューが取られる。キック成功。ハーフタイムでチーフスはクールダウンせよ。

 

チーフス 6ー21 バッカニアーズ

 

前半終了。

 

 

SUPERBOWL チーフス vsバッカニアーズ 1Q

天気も良く、観衆も入っている中、無事キックオフ!それだけで泣きそうになる。

 

ドライブbyドライブ

 

キックオフはチーフス。

 

バッカニアーズ、最初のスナップはゴドウィンへのパス。いつもブレイディは最初のドライブはイマイチ。やはり3アンドアウト。

 

オフェンスはチーフスへ。33ヤード地点から。登場する巨人。最初はパス。ランに強いバッカニアーズディフェンスを警戒。サックにならないものの、バレットのラッシュ。しかし、マホームズ、上手く投げ捨てるな。クレバー過ぎて憎らしい。スクランブルから1stダウン。凄え。しかし、3rdダウンロングをヒルオーバースロー。オフェンス交代。

 

トム登場。ジョーンズのランで初の1stダウンアラウンドを読まれ、ロス。やはりチーフスDLを越えるのが難しい。クラークのサック!パントへ。パントは悲惨。1Qのブレイディ、ホントに良くない。マホームズなら次のドライブ点を取るだろうな。

 

ヒルのアラウンドから。6ヤードゲイン。ヒリアーのランで1stダウン。敵陣手前。またスクランブル。初の敵陣へ。そして、ドロー。オフェンスにリズムが出て来た。オフサイドで1stダウン更新。苦しいタンパディフェンス。マホームズの判断の速さ、パスミスながら、脱帽。ピッチでロス。あわやTDのパス。ラッシュをかわす上手さ。それでも健闘しているバックスD。結局バトカーのFG。

 

チーフス 3ー0 バッカニアーズ

 

ランをしつこくやらないと。3rdダウンショート。ランで1stダウン獲得。KC初反則で更に1stダウン。ブラウン、スーパーボウル初キャッチ。ブレイトへのスクリーン。1stダウン。ドライブが前進。FG圏内へ。フォーネットがランで1stダウン。レッドゾーン侵入。やはりランで来られるとチーフスLBは苦しい。グロンクへのホットライン開通でTD!キックも成功。

 

チーフス 3ー7 バッカニアーズ

 

プリングルのビックリターン。これがあるからチーフスは強い。JPPのパスリフレクト。手が長え。ケルシー初キャッチ。

 

1Q終了。

 

 

明日!スーパーボウルを展望してみる

いよいよ!明日、スーパーボウル

 

例年より気分が盛り上がらないのはマホームズの存在かも。安定し過ぎているので、試合がつまらない。劇的な試合が少ないのは、一旦リードされてしまうと逆転するのは難しい。そんなマホームズだから、ファンじゃないと試合がつまらない。でも、ファンだったら幸せだよなぁ。

 

注目マッチアップ

バレット、JPP vs マホームズ

実はエリック・フィッシャーの欠場などほぼ影響0でしょう。フィッシャーは平均点のLT。判断の早いマホームズは万能。だが、意識の中にバレット、JPPが入り込めれば、判断に悩むはず。そこに付け込む隙を見つけたい。

 

ホワイト、バックスDB vs ヒル、ケルシー

ヒル、ケルシー。この2人を完全にマークするのは難しい。ホワイト、ウィンフィールドがある程度止めないと勝機はない。合わせて200ヤードキャッチされたらもう白旗。

 

クラーク、ジョーンズ vs スミス

鉄壁に見えるバッカニアーズOLはやはりブレイディのクイックリリースによっている。それを越えてのサックが出来るか。被サック3つまではブレイディの想定内。

 

マシュー vs  バックスWR・RB陣

マシューを勢いつかせてはバッカニアーズは苦しい。視野が広く、後ろの要マシューのマークをいかにすり抜けるか。その辺りがキー。

 

 

実は殆どキーポイントがない。マホームズは並ぶ者がいない。孤高の巨人。バッカニアーズのディフェンスでは抑えらない。どこまで得点を抑えらるのかが、キーポイント。30点以内に抑えられるか。バッカニアーズはある程度得点を取らだろう。レフトウィッチがランを捨てた時点で試合は終わる。フォーネット、ジョーンズのどちらかが100ヤードを越えるのがバッカニアーズ勝利にはマスト。ということで、予想は

 

チーフス 42ー28 バッカニアーズ

 

明日は生で見れそうなので、Qごとにブログを上げたいと思っております。

ルーキーをスタッツから、ゆる〜く評価 S編

アントワン・ウィンフィールド(バッカニアーズ)16試合94タックル3サック1インターセプト S

今年のルーキーの最大の驚き。ディファレンスイカー。カバー、リフレクト、ブリッツ。あらゆるプレーが一流。楽しみなスーパーボウル。注目の一人。

 

ゼイビア・マキニー(ジャイアンツ)6試合14タックル1インターセプト C

残念ながら、怪我で出遅れ。しかし、復帰後は流石のプレー。大事に使われている。無理はさせたくない。将来性が無限大。ランドン・コリンズとは違うタイプながら、リーダーシップは同様に期待。

 

カイル・ダガーペイトリオッツ)14試合64タックル B−

一言、地味。マコーティに派手なプレーを任せ、あまり目立つことはなかった。が、先発も勝ち取り、マコーティの精神を継承していくべき選手。

 

ジェレミー・チン(パンサーズ)15試合117タックル1インターセプト1サック A−

2スナップ連続のリカバーTD。持ってるねぇ。そして、タックルもシュア。時々ポカが出るのもルーキーイヤーならでは。この先、プロボウラーの常連になるのでは。大きな可能性を持っている。

 

ジュリアン・ブラックモン(コルツ)15試合42タックル2インターセプト A

全くのダークホースながら、開幕戦欠場、2試合目にデビュー。3試合目から先発昇格。そのままコルツ守備を最後方から支えきった。フッカーよりも完成度が高い。完全なバリューピック。

 

ジョーダン・フラー(ラムズ)12試合60タックル3インターセプト B+

この選手が6巡って。限りないバリュー感。12先発。スナップも後半は全てに登場。3インターセプトは素晴らしい。

 

グラント・デルピット(ブラウンズ)  

とにかく、怪我を治して!