NFL全試合観戦記

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テキサンズのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

オコロンコワ(←LAR)/ ロペス / コリンズ / グリーナード / ヒューズ(←BUF)/ ブッカー(R) / ブラックロック / アディソン(←BUF)/ オデレイ(R)/ ジェンキンス / リバース 

 

元ビルズの2人のエッジラッシャーを加えたチーム最大の強み。ルーキー2人も合わせてボリューミー。2年目コンビも良いフックになっている。ただ、補強がDLに寄り過ぎなのは気になる。

 

LB

カークシー / グレギアーヒル / リーグメイビン(←DET)/ ヒューイット / ハリス(R)/ ウォロー

 

DL補強の割を食ってる感じ。チーム最大の弱み。連れて来た選手は先発を任せるには不安。カークシーが現役で居てくれるのは嬉しいが。スピード不足ながらルーキーのハリスは案外早く先発昇格しそう。

 

CB

ネルソン(←PHI)/ スティングリー(R)/ トーマス / モレウ(←ATL)/ キング

 

期待の全体3位、スティングリーがすぐ中心になる。逆に言えば、実績のある選手が見当たらない。スティングリーがNFLの壁にぶち当たったら、かなり残念な事になりそう。

 

S

マレー / ピトレ(R)/ ブルックス / スチュワート

 

2巡ピトレに期待が掛かる。スティングリーとのDBコンビが新たなテキサンズディフェンスの命運を握る。こちらも先発にはイマイチ推せる選手がいない。リーダーシップもピトレに期待したくなる。

 

ST

P ジョンストン / K ファービアン / LS ウィークス / R キング

 

Pはテキサンズ2年目のジョンストン。ファービアンは昨季の不振を脱する事が出来るか。リターンはもうスペシャリストに近いキング。

 

総評

ミルズ次第でチームの再建計画は大きく変わる。とちったら来季は1巡でQB指名。キャリアを切り開くには投げるしかない。しかしながら、オフェンスもディフェンスもラン軽視が見て取れ微妙。相手チームに有能なRBがいたらコテンパンにやられてしまうだろう。それでも、応援したくなるのはブラウンズとの結び付きが強いから。仲良し。

 

 

テキサンズのロスターチェック オフェンス編

QB

ミルズ / アレン(←WAS)/ ドリスケル

 

私は再三書いて来たが、ミルズには本当に期待している。純正ポケットパサー。パス能力で勝負するタイプは大好き。課題はロード。ホームではある程度、計算出来るが、ロードではパフォーマンスがガタ落ち。そこを克服出来ればミルズの将来は開けて来る。控えは何チームも渡り歩いて来た2人。先発経験もあり、控えとして一流。

 

OL

タンシル / グリーン(R) / ブリット / カン(←JAX)/ ハワード / ヘック / スキャプリング / デキュラス(R)/ クッセンベリー

 

今年のNo.1Gのグリーンをドラフト1巡で獲得。これでタンシル、ハワードを含め1巡3人が先発に陣取る。グリーンの加入でタンシルが覚醒すると、磐石な布陣になる。

 

RB

マック(←IND)/ バークヘッド / ピアース(R)/ フリーマン(CAR)

 

とりあえず、バークヘッドをキープ出来て良かった。毎年、全とっかえのRB。今年もほぼ変わってしまった。マックは怪我のリスクが大き過ぎ、フリーマンは使える場面が限定的。ルーキーに期待ではかなり苦しい。

 

WR

クックス / コリンズ / ミッチー(R)/ ドーセット / コンリー / ハミルトン

 

クックスをチームに残せたことが大きい。昨シーズン、通用する確信を得たコリンズと怪我さえなければ1巡だっただろうミッチーを補強。控え陣も往年の動きが戻って来れば戦力になる可能性が高い。悪くない。

 

TE

ジョーダン / ブラウン / クィトリアーネ(R)

 

これは厳しい。やはりミルズにはTEのサポートが必要だと思うが。実績のない若手中心。ブロックに専心してくれという事なのか。このメンバーでは苦しいなぁ。

コルツのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

ペイ / バックナー / スチュワート / ンガコエ(←LV)/ ブルックス(R)/ ジョンソン(R)/ オディングボ / バノーグ

 

ペイの1年目は無難なデビュー。来季はサック数2桁を狙いたい。その援軍、ンガコエが逆サイドに収まれば、軽く超えそうな勢い。欠場も少なく、メンタルも素晴らしいバックナーがいることが大きな+。

 

LB

レオナード / オケレケ / スピード / フランクリン / グラスゴー

 

今やリーグNo.1LBと呼んでよいレオナードが真ん中にデンと。もうそれだけで、相手オフェンスはランをコールし辛い。パスカバー、リーダーシップ共に申し分なし。ユニット的にもチーム1番の強み。

 

CB

ロジャース / ムーア / ギルモア(←CAR)/ テルⅢ / ファシソン / トーマス(R)

 

ムーアの成長で締まってきたDBだが、後1枚が足りない気がする。その1枚がギルモアなら大当たり。まだまだ、良い選手なので復活を期待したい。

 

S

ウィルス / ブラックモン / クロス(R)/ マクレオ

 

強いて挙げればディフェンスの弱点。ただ、それでも平均点は行っている。ルーキーを加えたが、デプスへの不安はある。ブラックモンは変えが効かない。

 

ST

P サンチェス / K ブランケンシッップ / LS ローズ / R ハインズ

 

Pはコルツ一筋サンチェス。Kブランケンシッップは怪我から復帰。厳しい先発争いが待っている。Rハインズはキーポイントで出て来そう。

 

総評

ライアンとコルツOLの相性は良いでしょう。ポケットがしっかりしたら、どんなレシーバー陣でも4000ヤード20TDの力を持っている。ディフェンスも年々整備され、バックナーとレオナードというこの上ない中心選手がいる。昨シーズンのスタフォードの再現。移籍翌年ライアン悲願のリングゲットがあっても不思議ではない。

 

 

コルツのロスターチェック オフェンス編

QB

ライアン(←ATL)/ フォールズ(←CHI)/ エーリンガー

 

ウエンツを1年で諦め、経験のあるポケットパサー、ライアンで地区制覇を目指す。昨シーズンのファルコンズの戦力を見れば、まだライアンの衰えは見えない。2番手は控え職人フォールズ。去年ならウエンツ→フォールズ。スーパーボウル制覇の流れだった。

 

OL

プロイヤー / ネルソン / ケリー / ピンター / スミス / レイマン(R)/ フライズ 

 

レイマン指名でフィッシャーとの再契約は無くなったかな。未来の大器は意外と早く先発チャンスが訪れそう。やはりLTが穴。他のポジションは非常に連動が取れている。ライアン史上、最強のOLかも。

 

RB

テイラー / ハインズ / リンゼイ(←MIA)

 

普通に走らせれば2000ヤード確定のテイラー。パスキャッチ得意のハインズ。そして、抜ける時のスピード勝負のリンゼイ加入。例年通り地上戦に隙なし。

 

WR

ピットマン / ピアース(R)/ キャンベル / パットモン / ストレイハン / キューティー / デューリン

 

小粒。ピットマンがエースというのはどうか。やはりヒルトンの様な存在が必要だと思うが。どの選手も能力は高いが、1000ヤードレシーバーは望めない様な。

 

TE

アリーコックス / グランソン / ウッズ(R)/ オグルトゥリー(R)

 

TEに投げるのが得意なライアンの為に2人のルーキーをドラフトで獲得。アリーコックスはライアンによって大化けしそうな感じ。TE全体で1000ヤードを目指したい。

タイタンズのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

オートリー / タート / シモンズ / マーチソン / ウォーカー(←HOU)/ オディニヤ

 

シモンズが特大の成長をして中心にドンと控える。オートリーもチームに馴染んだ。個人的に評価していたがブレイク出来ないウォーカー。3チーム目で花開いて欲しい。

 

LB

デュプリー / ロング / カニンガム / ランドリー / ライス / ウィーバー / コール / キャンベル(R)

 

怪我が少なくコンスタントに活躍出来るランドリーの安定感。デュプリーが本調子を取り戻せば、脅威は増す。エバンスに代わって真ん中を締めるカニンガムも好不調の波が少ない選手。ディフェンスの安定感を支えるユニット。

 

CB

ファルトン / ファーリー / モルデン / ジャクソン / マックレイ(R)/ スクライン

 

生え抜き選手の多いDB。CBは昨シーズンほぼ全休のファーリーの復帰が鍵。健康状態が万全ならオールプロも見えて来る素質。ただ、怪我に弱そうで怖い。

 

S

フッカー / バイアード / ジャクソン(R)/ ムーア(←HOU)

 

先発2枚の実力に疑いはない。控え陣を見るとデプスに心配を感じる。ただ、先発のバイアード、フッカー、共に欠場が少ない選手。心配は杞憂になる可能性が高い。

 

ST

P カーン / K ブロック / LS コックス / R ヒリアード

 

リーグトップクラスのPになったカーン。ブロックの不安定さには不安しかない。ヒリアードはビッグプレー能力に欠ける。

 

総評

プレイベルがチームを率いてから、一番厳しいシーズンになりそう。AFC南地区は再建チームが多いのでプレーオフには届くかも。ヘンリーの怪我で苦戦しながら、シード1を取るブレイベルのチームを構築する能力は侮れないが。ううむ。今年は苦しいと思う。

タイタンズのロスターチェック オフェンス編

QB

タネヒル / ウィリス(R)/ ウッドサイド

 

ウィリスがタイタンズに行くとは。タネヒルとはタイプも違う完全モバイル。昨シーズンのタネヒルは不安定だったが、今年はQB指名の年ではないと思っていた。タネヒルにとっては正念場の1年。

 

OL

リワン / ジョーンズ / デービス / ブリューワー / ラダンズ / ペティット・フラーレ(R)/ レヴィン

 

デプスに若干、不安が残るユニット。リワンの怪我の多さへの懸念。フルシーズンで働いてくれればOLは安定する。そろそろ、新たな選手の台頭を期待したい。

 

RB

 ヘンリー / ハスキンス(R)/ ヒリアード / キャノン(←SF)/ ウィルキンス(←JAX)

 

戦術ヘンリー。出場すれば頼りがち。怪我をすれば窮地。控えにはルーキーのハスキンスが2番手。過小評価されている選手だと思う。フォアマンをキープしなかったのは意外。ウィルキンスはジャガーズのPSを経てコルツからの移籍。同地区たらい回し。

 

WR

バークス(R)/ ウッズ(←LAR)/ ウエストブルック・イヒーネ / マクマース / フィッツパトリック / フィリップス(R)

 

フリオのカットは当然としても、AJ・ブラウンのトレードは首を傾げざるを得ない。バークスは破壊力のある良い選手だが、AJと並べたら脅威は2乗だったはず。代わって獲得のウッズは大きな怪我明け。厳しいかなと。

 

TE

フーパー(←CLE)/ スウェイム / オコンコワ(R)

 

フーパーの補強は素晴らしい。おい、ブラウンズよ、ジョクよりフーパーでしょ。昨シーズン全試合先発したスウェイムにルーキーのオコンコワを加え、楽しみなユニット。

 

 

レイブンズのロスターチェック ディフェンス&ST編

DL

キャンベル / ピアース(←MIN)/ アドゥビュク / オウェ / ウォルフ / ジョーンズ(R)/ オジョボ(R)/ ワシントン / アーバン

 

キャンベルをキープしたのは大きい補強と言って良い。そこに1巡クラスの評価だった2人のパスラッシャーを2巡以下で2枚加える鬼ドラフト。全体のレベルは昨シーズンの倍ぐらいのイメージ。

 

LB

バインズ / クィーン / ボウザー / ハリソン / ファーガソン / ビジル(←MIA)

 

クィーンが中央に君臨。しかし、負担も大きいポジション。2年連続全試合先発はダテではないが、やはり相方が欲しい。チームはファーガソンに期待しているが、成績を落としての試練の4年目。

 

CB

ピータース / ハンフリー / ステファンズ / フラー(←DEN)/ アーマーデイビス(R)/ ウィリアムス(R)

 

ピータースの怪我、ハンフリーの不振で弱点となったDB。そこにCBを4巡で2人指名。そして、実績のあるフラーとサイン。ピータースの状態次第では強力なユニットになる。

 

S

ハミルトン(R)/ クラーク / ウィリアムス(←NO)/ ジェファーソン / ストーン

 

デプスも含めリーグ最強のS陣。今年最高のDBの1人ハミルトンを獲得。ウィリアムスを獲得し、クラークが3番手になる豪華さ。同地区ライバルのファンには怯えしかない。

 

ST

P スタウト(R)/ K タッカー / LS ムーア / R デューバネイ

 

クックの引退を見越してのスタウト指名。タッカーはもう数年君臨するのでしょうな。リターナーのデューバネイは年々破壊力が増している。

 

総評

今年の補強はピンポイントで的を射ている。ディフェンスもオフェンスも。怖い。WRが貧弱との見方もあるが、ラマーオフェンスに重要なポイントを的確に補強。すげぇ怖い。このシンプルさは外れが少ない。敵はラマーの怪我だけ。同地区ライバルのファンの私でも、ラマーオフェンスの到達点を見てみたい気がする。こらこら。