今回、観戦した試合は現チャージャーズHCハーボー弟率いるミシガン大のローズボール。相手は今年退任、名匠セイバンのアラバマ大。
力の入った名勝負となりました。
Alabama
QBジェイレン・ミルロー
ラマーと同格のフィジカル。スピード、カットバックの上手さに関してはラマーより上。後は自らの身体能力を囮に如何にフリーのレシーバーを作れるか。パスは未熟だが、上手くなる要素はある。セイバン不在だが、1年でどこまで成長するのか、楽しみ。
EDGEダラス・ターナー
今年のトップエッジはバースかターナー。どちらもコンスタントなプレーヤーに感じる。試合を通じて平均的に活躍出来る。1試合に3サックを挙げる爆発力はないが、安定したプレッシャーを掛けられる選手。インに入れても良し。汎用性が高い。
Michigan
QB JJ・マッカーシー
評価はピンキリ。トップ10評価もあれば2巡評価もあり。個人的にはジョーダン・ラブより少し下。1巡下位でしっかり育てる余裕のあるチームに行くのが良い。本当に状況判断が良い。ポケットを出てもしっかりとしたパスをヒット出来る実力がある。試合開始はいきなりインターセプトかとビビったけど。その後はミスもなく、しっかりとオフェンスをコントロール出来た。プロ仕様だと思う。
RBブレイク・コラム
去年のモックでは1巡指名候補に挙げられていたトップRB。それ程伸びなかったのか、2〜3巡プロスペクトに。この試合ではパワフルな走りを披露。特にタイブレークでの最初の攻撃。2連続キャリーであっさりTDを奪う辺り大物感も感じる。チームからの信頼も厚い。3巡スリップしたら、めちゃくちゃバリューなピックになる。
試合はタイブレークの末、ミシガン大の勝利。ローズボウルの雰囲気って、カレッジの試合でも独特。そんな空気の中、ハーボーが大学チャンピオンへ王手。
Alabama 20ー27 Michigan