NFL全試合観戦記

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WEEK16 ブロンコスvsチャージャーズ

ブロンコス

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DEドレモント・ジョーンズ

 

ハスキンスの話は他人事じゃない。ロックは2巡だから、って来年は約束されていない。マルチに出すインターセプト。この試合1つはヘイルメリーだったけど。ターンオーバーを量産してしまうQBは微妙。しっかりと投げられる時もあるので評価が難しい。ベテランのバックアップから始めていたら。シーズンを通してランの不振。来年はリンゼイがしっかりと体を直して復帰して欲しい。ジュディよりパトリックの方がロックは投げやすい。あのシュアハンドのジュディもドロップを連発。チームとしてモチベーションを失ってしまっている。

 

本当にディフェンスはよくやっている。ランを抑え、新人TD記録を作ったハーバートを窮屈なプレーに押しやった。3巡2年目のジョーンズが良い選手になっている。2年目で5サック。DEとなっているが、DTっぽい。真ん中にセットすることも多いし。

 

ファッジオの去就も微妙でしょう。さすがに良いディフェンスを作ったことは間違いないし、ここのところ解任されるディフェンス畑のHCとはちと違うが。次はオフェンス畑のHCになるなら分かるけど。QBと合わせて、既に興味はオフへ。

 

チャージャーズ

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CBケイシー・ヘイワード

 

ハーバートがあまり良くなかった。それでも、勝ってしまう。相手関係もあるが、今まで良くても勝てなかった訳で。スポーツというか勝負事はそこが面白い。ま、勝因はスペシャルチームにミスがなかったというか、何もしなかったからですよね。バジェリーが蹴るたびに外しそう。不安。オフェンスはそこそこでも、勝てる試合を落とさない。ハーバートにとっては成長の糧になる試合、勝利。

 

ディフェンスも相手がロックで簡単に攻略。今年のチャージャーズはディフェンスも良くなかった。DCブラッドリーよ、解雇されろ。そして、ブラウンズに来てくれ。

 

これで最終週、チーフス戦にHCリンの今後が賭かって来そう。選手を落としてくるチーフス、マホームズのいないチーフスに負けて10敗なら解任もあり得る。チャージャーズファンにとって、そちらの方が良いのかも。

 

WEEK16 ブロンコス 16ー19 チャージャーズ

WEEK16 タイタンズvsパッカーズ

タイタンズ

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RBデリック・ヘンリー

 

強いチーム相手に、元々が寒いランボウフィールド。その上、雪。4年ぶりに訪れる試合でこれだけハンデがありゃしゃーない。せめて天候だけでもとの願いも虚しく、体が暖まる前に差をつけられてしまった。途中、タネヒルのWR仕込みのランでTDで差を縮めたところまでが、試合でしたな。ヘンリーは98ヤード、後2ヤードでバリー・サンダース以来のロード10試合連続100ヤードオーバー。記録より体。プレイベルをちょっと見直した。

 

ラッシュ掛からなけりゃロジャースは楽。ブリッツも見切られ、策がない。今のロジャースに対するにはどのチームもかなり大変。インターセプトを奪った時がディフェンスの見せ場。そこのみ。

 

コルツの敗戦もあって、有利なのは変わらない。最終週、コルツはジャガーズ。確実に勝ってくる。テキサンズは難敵だが、ディフェンスに難を抱えている。ハイスコアゲームなら問題なくタイタンズが勝つだろう。

 

パッカーズ

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華麗なるトリプレッツ+AJ・ディロン

 

ロジャースも実は寒いのは嫌いでしょう。ただ、ランボウフィールドは慣れ親しんだ地。地の利は圧倒的。インターセプトなど可愛いもの。231ヤードで4TD。ヤードが伸びないのは、良いフィールドポジションなら確実に得点してしまうから。パントのJK出番無し。アダムスは142ヤード3TD。相変わらずの球際の強さ。アーロン・ジョーンズが怪我を抱えながら10回で94ヤード。ま、疑惑のロングゲインがありましたが。そして、ルーキーRBディロン。124ヤード2TD。パワフルな走りで今日のネクストマンアップ。

 

天候が味方をしてくれてのヘンリー封鎖。本当なら100ヤードは超えられてたけど。カークシーがインターセプト。そりゃ、文句なく嬉しいです。やはりホームでの強さはディフェンスにも垣間見える。

 

次週No.1シードを賭けてベアーズとの対決。ソルジャーフィールドだけに油断は出来ない。ベアーズにはプレーオフも掛かっている。今年は1stラウンドバイの価値は高い。全力で取りに行くでしょう。

 

WEEK16 タイタンズ 14ー40 パッカーズ

 

WEEK16 バイキングスvsセインツ

セインツ

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そりゃ文句なしRBアルビン・カマラ

 

カマラがランで6TD。4TDだって見たことないぞ。それが、6。あり得ん。22回155ヤード。1回平均7ヤード。ビッグゲインはあまりなかったから、コンスタントに7ヤードゲインしていた。ブリーズ低調の2インターセプトなんて何のハンデでもない。マレーも72ヤード平均6ヤード。ヒルも役目をしっかり果たしての1TD。結局、パントは1度もなし。インターセプト以外は全て得点と言う。でも、プリーズは心配。

 

大味な試合展開になるとディフェンスもお付き合いしてしまうのは世の常。ここのところ失点が多くなっているのは不安。クックが使えない状況にオフェンスが追い込みながら33失点はプレーオフに不安を残す。

 

もうカマラですわ。6TDは1929年以来の出来事だと。当時はパスを投げることが卑怯とされていたランオンリーな時代。今のパスハッピー時代では考えられない記録でしょう。もうニューレコードで良いでしょう。

 

バイキングス

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QBカーク・カズンズ

 

点差を離され、クックを使えない状況でカズンズは奮闘した。291ヤード3TDは今季のベストではないか。パスにフォーカスしたディフェンスが敷かれる状況でTDパスを通したのは見事。キャッチアップオフェンスも相手パント無しではね。TEルドルフが怪我で欠場中、アーブ・スミスが2TD。自分が次代のエースであることの自覚が出て来た様だ。

 

酷過ぎるディフェンス。インターセプトもオフェンスは得点にしてくれたのに。それ以外は全失点。もうどうしようもない。ランはトータル喪失264ヤード、パスも合わせると583ヤード。こんなことジマー政権初では。

 

少なくとも52失点は1969年以来最多。ディフェンスで作り上げたチームでこの体たらくにジマーの血管が破裂しないか心配。オフェンスのターンオーバー0で52失点って。ディフェンスは言い訳できない中、プレーオフ敗退。

 

WEEK16 バイキングス 33ー52 セインツ

WEEK16 ラムズvsシーホークス

ラムズ

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OLBレオナード・フロイド

 

ゴフはこの試合で指を骨折。その後、手術。最終戦の欠場が決定。まだ、プレーオフが決まらず苦しいところ。だからこそ、勝っておきたかった。シーホークス相手でも。後半のゴフの判断の遅さは痛みに起因するものだっただろう。パスの起動も低い。パスディフェンス最下位のシーホークス相手にウッズもカップも空気になってしまった。一番良かったレイノルズ。最後ダウンバイ・コンタクトの前にボールをセットしてしまい一騒動。このルール初めて知りました。やはり、ラン。エイカーズが怪我で欠場。ヘンダーソンも途中退場。ヘンダーソンは調子が上がって来たところでの退場。痛い。

 

思わぬディフェンス勝負を受けてたった形のラムズ。フロイドが八面六臂。サック2つ。ランストップでもしっかりウィルソンをコンテイン。ディフェンスは十分に暴れたが、ミスの少ないシーホークスからターンオーバーを奪えなかった。

 

エンドゾーン1ヤードでラン4回を止められ追い上げられなかったのが痛い。一度はパスを投げるかと思ったが、力勝負でダウン。ゴフの呆気ないインターセプトもあり、ターンオーバーレシオの差がそのまま出てしまった。次戦にプレーオフを賭けるが、先発オルフォードはキャリア初先発。不安しかない。

 

シーホークス

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TEジェイコブ・ホリスター

 

最後のTDキャッチはホリスター。ペイトリオッツで怪我に泣いた選手。試合を決めるTD。メトカフ、ロケットにマークが集まる中であっても、難しいTDバスキャッチは値千金。ラムズの厚いディフェンスに押し返され、ウィルソンは力を発揮できない。それでもミスがなくターンオーバー0。ランが余り出ず、ハイド、ペニーのキャリー数が少ない。持ち前の攻撃を展開出来なかった。

 

パス32位。もうアダムスはLBのラッシュ要員に見える。とっておきのセットではなく、エッジに置きたくなってしまうぞ。エンドゾーン前の1ヤードを抑え込んだのは見事としか言いようが無い。あそこで得点されていたら、流れはラムズに傾いただろう。ランディフェンスは好調。ランで勝負してくれて助かった。

 

祝地区優勝。スタートの良さからもたついたイメージもあるが、激戦地区を勝ち抜くのは並大抵ではない。セインツ、パッカーズの3強を形成する。シーホークス強いです。上2チームとの差は殆どない。

 

WEEK16 ラムズ 9ー20 シーホークス

WEEK15 スティーラーズvsベンガルズ

スティーラーズ

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LB TJ・ワット

 

確かに調子は落ちているし、チームとしての箍が外れている。らしくない試合。もちろん、最も調子が落ちているのはビッグベン。動きがスローモー。その上でパスのコントロールが悪い。後半、ロングパスが決まり始め、キャッチアップオフェンス。しかし、続かない。スネルのランが出始めたが、既に時間はない。最初からランへの比重が軽かった。レシーバー陣はドロップがリーグ最多。試合前にベンガルズのエンブレムの上でジュジユが挑発のダンス。でもさぁ、これ、負けるとメチャクチャカッコ悪い。

 

ランで来るとは分かっている。ただ、フィンリーに10回キャリーさせるとは予想していなかった。試合を決めるTDもされてしまう。トータル喪失ヤードは230ヤード。そのうちランで152ヤードがラン。時間も試合もコントロールされてしまった。

 

地区優勝は確定しているが、不安の残る戦いぶり。やはり、コナーの復帰がキーになる。16週勝った様だが、未見。その辺も含めて、じっくり観戦させて頂きます。

 

ベンガルズ

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QBライアン・フィンリー

 

調子が悪いとは言え、スティーラーズに勝つとは。それもフィンリーって。じゃ、なぜアレン先発にした、と思うが、プレーを見れば、フィンリー先発は相当の覚悟がいる。結局ミクソンが戻って来れないのでバーナード、フィンリーの2人でランオフェンスをした。それほどの策を講じてないが、真正面からのランとQBキープでちくちく前に進み、効果的に得点。前半0ー17は出来過ぎ。後半も自分たちの弱さを見据え、1試合戦術をやり切った。キャッチしたレシーバーは4人でパス獲得89ヤード。フィンリーの必死さに軍配。

 

モノになってきた真ん中のディフェンス陣。スティーラーズがランで攻めてこなかったのもあるが、昨年の最悪から脱している。DBが整備され、パスディフェンスにある程度の計算が立つからか。

 

これでザック・テイラーの留任は決定。バローでなくても勝てたのは大きな前進。ただ、フィンリーを先発で欲しいチームはない。有能なバックアップとしてのキャリアが続いていくだろう。

 

WEEK15 スティーラーズ 17ー27 ベンガルズ

 

WEEK15 チーフスvsセインツ

チーフス

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QBパトリック・マホームズ

 

もうどんなストーリーも成立しない。だからマホームズの試合は好きじゃないんだよ。プレーにはワクワクしてるけど。254ヤード3TD。ただ、ギリギリのパスをセインツディフェンス陣に叩かれている。ケルシーと言うとんでもないセーフティバルブ。セーフティな割にヤード稼ぎ過ぎだって。OLの調子が落ちているのか、マホームズが追い詰められるシーンがあった。セインツディフェンスが良かったのか。

 

先手先手のオフェンスは敵チームのランオフェンスを繰り出しにくしてくれる。やはりランは弱いんだがフォーカスされない。ディフェンスなんて25位ぐらいがちょうどいい。マホームズいるし。

 

ザ・水戸黄門。悪いけどつまんない試合なんですよ。最後の1stダウンで試合終了の時も、どうせ取るんでしょ感が半端ない。一時逆転されたのも、言わばニセ黄門現れる、みたいな回でしょ。意味不明。

 

セインツ

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DEトレイ・ヘンドリクセン

 

怪我明けのブリーズはプレーに固さがあった。1Qは3&アウトの連続。徐々に体がほぐれてきたのか、いつものブリーズに戻った。セインツのオフェンスが上手く行かない時はカマラのタッチが少ない。マレーのキャリーも4回。マホームズ相手にオフェンスするなら、セインツらしさを失ってはダメ。やはりラン、もしくはカマラのタッチ。ヒルはポジションが戻り、エンドゾーン直前でTD。色々な場所にいるヒル。やはりオフェンス、スペシャルチームウェポン。

 

思っていたより、マホームズにプレッシャーを与えていた。中でもヘンドリクセンは2サック。強烈なヒットを与えた。後半にキャメロン・ジョーダンが暴力プレーで退場。ええ!スローを見るとよく分かるが、あんなに首元がダルダルになるホールディングを見逃す方がびっくり。退場も重過ぎ。

 

セインツにとって、ある程度ブリーズが回復し、戦える状態にあることが分かったのが最大の収穫。もしかしたら、もう一度当たるかも知れず、しっかりとデータを取れたのでは。そこまで行くのも大変だが。

 

WEEK15 チーフス 32ー29 チーフス

WEEK15 イーグルスvsカージナルス

カージナルス

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WRラリー・フィッツジェラルド

 

フィッツジェラルド、今シーズンの初TD。めでたい。マレーとハーツの初対決に花を添えた。マレー406ヤード3TD、ランで29ヤード。溌溂としたプレーは見ていて楽しい。ホプキンスは9キャッチ169ヤード1TD。3年連続で100キャッチ1000ヤード。誰がQBでも結果を残す凄さまじさ。先手をとっては追いつかれという展開。最後まで気を抜かなかったマレー。1年先輩の意地。

 

レディックがこの試合でもサック。流石に前週5サックより少ない。当たり前。ガーデックが本当に良いパスラッシャーになっている。が、IR入り。試合中に怪我したっけ?先発無しで7サック。ううん、残念。

 

1戦必勝のプレーオフモード。本来目的を失っている相手でも簡単に勝てない。伸び伸びプレーしてるし。侮って望んではいけない。プレーオフ争いは最終戦まで縺れる。

 

イーグルス

QBジェイレン・ハーツ

 

な、やっぱりサンダースは止まったでしょ。ハーツの方が走りが軽やか。RBの様だ。ベルの様に前が開くのをしっかり待てる。ラマーのクイックネスとは違うモバイル。パスはラマーより上。これは末恐ろしいスターの登場だ。キャリア初試合で100ヤードラッシュ、2試合目で300ヤード超えて3TD。仕方ないウエンツ、移籍だ。レシーバーに突出した数字はない。レシーバーに投げ分け、エンドゾーンでワードが粘り強いキャッチを見せた。こんなに攻撃が機能するとは。すまん、ウエンツ、移籍だ。

 

重いディフェンス陣はマレーのランを警戒していたかもしれないが、上手く躱されパス勝負。マークが緩くなるとTDを取られてしまう。先制のTDは前を開けてしまったもの。そこでディフェンスプランは狂った様だ。

 

最初のドライブでのセーフティ。若さが出たハーツだが、その後のプレーで未来を見せた。溌溂として若いQB2人の対戦。堪能させて頂きました。これが未来だとしたら、それは明るいものだ。爺は行く末までは見れないけれど。

 

WEEK15 イーグルス 26ー33 カージナルス