gameball
LB TJ・ワット
確かに調子は落ちているし、チームとしての箍が外れている。らしくない試合。もちろん、最も調子が落ちているのはビッグベン。動きがスローモー。その上でパスのコントロールが悪い。後半、ロングパスが決まり始め、キャッチアップオフェンス。しかし、続かない。スネルのランが出始めたが、既に時間はない。最初からランへの比重が軽かった。レシーバー陣はドロップがリーグ最多。試合前にベンガルズのエンブレムの上でジュジユが挑発のダンス。でもさぁ、これ、負けるとメチャクチャカッコ悪い。
ランで来るとは分かっている。ただ、フィンリーに10回キャリーさせるとは予想していなかった。試合を決めるTDもされてしまう。トータル喪失ヤードは230ヤード。そのうちランで152ヤードがラン。時間も試合もコントロールされてしまった。
地区優勝は確定しているが、不安の残る戦いぶり。やはり、コナーの復帰がキーになる。16週勝った様だが、未見。その辺も含めて、じっくり観戦させて頂きます。
gameball
QBライアン・フィンリー
調子が悪いとは言え、スティーラーズに勝つとは。それもフィンリーって。じゃ、なぜアレン先発にした、と思うが、プレーを見れば、フィンリー先発は相当の覚悟がいる。結局ミクソンが戻って来れないのでバーナード、フィンリーの2人でランオフェンスをした。それほどの策を講じてないが、真正面からのランとQBキープでちくちく前に進み、効果的に得点。前半0ー17は出来過ぎ。後半も自分たちの弱さを見据え、1試合戦術をやり切った。キャッチしたレシーバーは4人でパス獲得89ヤード。フィンリーの必死さに軍配。
モノになってきた真ん中のディフェンス陣。スティーラーズがランで攻めてこなかったのもあるが、昨年の最悪から脱している。DBが整備され、パスディフェンスにある程度の計算が立つからか。
これでザック・テイラーの留任は決定。バローでなくても勝てたのは大きな前進。ただ、フィンリーを先発で欲しいチームはない。有能なバックアップとしてのキャリアが続いていくだろう。