ブリーズがいない間、何とか持ち堪えたい。そんな気持ちにブリッジウォーターが応えた、、、訳ではない。一番応えたのはPモーステッドか。再三のビッグパントでシーホークスを自陣奥深くに押し込めた。
ブリッジウォーターはボールをカマラに集中。ラン、パス合わせて161ヤード2TD。タックルをスルスル抜けていく様は圧巻。テイサム・ヒルはオフェンスでのボールタッチは2回だが、チームを鼓舞するファーストダウン。こんな選手いればチームの雰囲気は上がるだろう。
大量リードで気が緩んだ訳でもなく、カベッジタイムに追いつかれ、6点差。だが、TDと共に試合終了なんで、ディフェンスは及第点。ラティモアが軽くいなされている姿を見ると、調子悪いのかなと、心配になる。
ブリーズ不在で混戦と思われた地区。厳しい敵地で強いシーホークスから、残ったメンバーでの勝ちは大きい。ブリーズが戻れるかも分からない状況で、何とか優勝争いに加わろうというチームの意志を見た。そして、もっと出来る、ブリッジウォーター。
ピート・キャロルが試合前にボールが意図せず顔面に当たり、鼻が腫れていた。そのせいではないだろうが、前半終了間際のボーンヘッド。残り20秒。何故かタイムアウトを取らず、ウィルソンのロングパスをメトコフがキャッチした時点でホイッスルで前半終わり。もし、その前のハリーアップオフェンス。タイムアウトを取っていれば、最後FGで追い上げれていたはず。年に1試合ぐらい、キャロルってやらかす印象があるんだよな。
ラッセル・ウィルソンが400ヤード越えたが、投げすぎるとあまり勝てない。苦しい展開の証左。チームのスタイルはランで勝つ。だが、RBカーソンのファンブルロストがリターンTDに。想定外。
ボビー・ワグナーがあらゆる所に顔を出す。アシストタックル14はとんでもないぞ。ボールへの嗅覚が凄すぎる。まぁ、カマラを捕まえられないのは致し方ない。雨も降って滑りやすかったのか、タックルミスが多過ぎだった。
珍しく、STがリターンTDを食らってしまった。強いシーホークスはリターン自体を中々許さなかった。だが、ここで負けることは実は必要だと思う。早い段階でチームを修正出来るチャンス。自分のミスも含めてキャロルの修正能力は超一流。地区対決を前に期待出来そう。
セインツ 33ー27 シーホークス