NFL全試合観戦記

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WEEK14 ライオンズvsバイキングス

スタフォードがいないというのは、何とも言えず寂しいものだ。デビュー直後を除いて長い欠場はなかったから。豪腕とガッツ。そして、ワイルド系男前。もう、来年まで出る事はないだろう。ゆっくり怪我を癒してくれ。もちろん、ブラウでは格落ちは免れない。ベアーズ戦の2TDから、どうも判断の鈍さが気になる。バックフィールドの弱さもあり、かなり決め打ちでプレッシャーを掛けられた。RBスカボローも傷んだ様で、次戦の出場はクエッショナブル。出れないとヤバい。単純にRBの頭数が揃わない。

ただでさえ安定しないディフェンス。中核を成すLBジャラッド・デービス、DTアシュワン・ロビンソンが怪我で試合を去るとは。そらたまらん。逆に痛そうに顔を顰めながら欠場しないスレイの凄さが際立ってくる。

試合は前半、残り数分の中に凝縮されていた。ブラウがサックされ大きく後退。本来ならイージーな距離のFGを決め、残り1分。3ー10で折り返す予定がFG失敗。良い位置のフィールドポジションから、TDを奪われて0ー17で前半終了。ここでもう勝負あり。

パトリシアの去就を含め、来季の体制は微妙。パトリシアは解任されたら、ペイトリオッツ に戻りそう。それはそれで、やだなと。

 

カズンズの出来としてはあまり良くない。だが、相手がブラウだからね。あまり無理せずに淡々とプレー。ミスしなきゃ勝てるというのが如実に分かってしまう試合だった。クックもそれ程無理なく16キャリー、マティソン14キャリー、ブーン5キャリー。合わせて100ヤード越え。常にRBフレッシュな状態でローテションされてはライオンズディフェンスはキツい。シーレンはまだ戻れず、焦点はパッカーズ戦でしょう。パッカーズ 戦までは無理して使わない方針と見た。変わりにディグスが活躍している。本当にカッコいい選手で、大好きなのだが、ポカも多く心配していた。このところは落球も少なくなって、一戦必勝のプレーオフモードに。

今年のディフェンスはそれ程脅威ではなく、普通中の普通。殆ど選手は変わっていないのに何故か調子が上がらない。そんな中、ライオンズ得意のハンターが3サックと固め打ち。ハリソン・スミスもキレのある動きでインターセプト。ディフェンスの調子も上向きそう。

何度も書いて恐縮だが、やはり、地区優勝を争う直接対決が注目される。もちろん、勝っても不利なこと変わらないバイキングス。他力が必要。だが、勝たないと何も始まらない。激戦を見たい。

 

ライオンズ 7ー20 バイキングス