年に1回あるお祭りはこの日だったんですね。燃料をくべて、花火を打ち上げましょう。前半だけで両軍合わせて500ヤード越え。1試合トータルでも1000ヤードに迫る試合。何が凄いって、両チーム共に本来ならディフェンスが強味。オフェンスの花火を見守りました。
ガロポロは今季最高4TD。サンダースは157ヤード1TD。パスでも1TD。結構プレッシャーがあった中での見事なロングパス。結局5TDパス共演。ランはブリーダを大事にモスタートを主戦に。コールマンがあまり通じないと回数少なめ。3人も決定力のあるRBを使い回せる贅沢。
キトルの執念が生んだサヨナラFG。残り時間も少なく、タイムアウトもない中、キャッチして前へ前へ。相手のフェイスマスクの反則を誘発した。そして、グルードのサヨナラFGで48点目。どうだ見たか。
自慢のディフェンスはサック0。硬いOLとブリーズのクイックリリースに翻弄され続けた。なあに、気にする事はない。今までどれほど勝利に貢献して来たディフェンスか誰もが知っている。たまにはあるさ。こんな時も。
シード1確定にならない。まだ地区優勝を逃す可能性すらあるなんて。他地区トップに軒並み勝利しても目の上のタンコブ、シーホークスがいる。17週、センチュリーリンクでの大激戦。楽しみで、今からソワソワ。
後一歩の激戦。なにも文句なし。ブリーズは5TD。スニークで1つ。圧巻。マイケル・トーマスは11キャッチ134ヤード1TD。もうリーディングレシーバーはトーマスだよ。毎試合安定していて、不調がない。ジャレッド・クックは2TD。ヘルメットヒットで脳震盪退場。大丈夫だろうか。カマラは珍しいファンブルロスト。ランは細かく繋いで全部合わせて100ヤード越え。オフェンスに隙はない。強力49ersディフェンスにOLが完全に勝つとは。OLもくまなく勝利に貢献。
ディフェンスはサック3つ。だが、全く印象にない。まあ、お祭り中の小競り合いなんて、花火にかき消されちゃったんでしょう。インターセプトを見て、たまやーっと叫びましょう。この試合なら許される。何のこっちゃ。
派手な試合。昨シーズンで言うなら、チーフスvsラムズ戦。ポケットパサー同士の意地の張り合い。新旧オフェンス出身HCの点の取り合いを堪能。ラストも劇的。セインツにとってはシード1が遠のく1敗。見てる側は何とも楽しいお祭り。綿飴でも買って帰りましょ。
49ers 48-46 セインツ
