今年はQB不作と言われている中、1桁指名もあるか、と言われているのが、ピッツバーグ大のケニー・ピケット。そのチェックに試合を見てみました。
マイアミ大vsピッツバーグ大のWEEK8
まずはピケットのスタッツから
39/55 519ヤード3TD2インターセプト
まぁ、投げましたなぁ。519ヤード。インターセプトは1つ微妙な判定もあり不運。点差が付けられてから、エンジンが掛かった。パスのコントロールも良くポケットの動きも良い。予想以上にしっかりと動ける。ただ、苦しいと右へロールアウトしがち。結構パスは決まっていたが、NFLのCBのレベルは高く、そのプレーが多いのは気になるところ。1巡間違い無しとは言えないが、育成出来るチームであれば、将来も楽しみ。やはり、ピッツバーグなのでスティーラーズで。ルックスはハーバートタイプの涼しげな男前。
もう1人来年のプロスペクト
WRジョーダン・アディソン
ピケットのビッグターゲット。それ程のフィジカルは無い様に見えるが、すすっとオープンになってパスをキャッチしてしまう。中々にコンプリート。もう少しスピードを落とさない様にバルクアップが出来れば、来年のドラフトに掛かるでしょう。
マイアミ大からも1人。
QBタイラー・バン・ダイク
スタッツは
32/42 426ヤード3TD1インターセプト
まだ未熟さもあるが、魅力はたっぷり。現時点で欠点が見つからない。スーパーな選手になれるかは来年の経験次第。プレッシャーのある中でどれぐらい出来るか。それをクリアして成長曲線を描ければ1巡指名もあり得る逸材。
試合は壮絶な空中戦。常に有利に試合を進めたマイアミ大が押し切っての勝利。カレッジらしい好ゲームでした。
マイアミ大 38ー34 ピッツバーグ大