NFL全試合観戦記

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WEEK8 49ers vsシーホークス

49ers  

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WRブランドン・アイユーク

 

野戦病院から帰還して来たオフェンス選手たちが軒並み怪我。野戦病院復活。復活しちゃいかん。まずはディーボ・サミュエルは試合前にアウト。コールマンもすぐ、ガロポロ、キトルと続くとそりゃヤバイ。元々RB陣はモスタート、前週ブレイクしたジェフ・ウィルソンもいない。アイユークが一人気を吐いた。リバースプレイのファンブルを冷静に拾い上げ、ゲインした。新人離れした冷静さ。ガロポロが引いた後、マレンズが2TD返したが、既にシーホークスは引いた後。ドラマは起こらないよね。

 

ディフェンスも苦しい。こちらは帰って来ない。苦しい。それでも、ランは止めていたが、ロングパスは決めらる。弱点のパスディフェンスを責められた。そして、2度のパーソナルファール。ウィルソンが滑り込む時の余計なタックル。微妙であるが、ウィルソンは狙っていそう。ウィルソンの注文に乗せられてしまった。

 

次戦は今日のサーズデイ。怪我人が多い中、インターバルが短いサーズデイは不運としか言いようがない。結果は知ってしまったが、致し方無し。少しプレーオフが難しくなったが、良い戦いを見せて欲しい。NFCディフェンディングチャンピオンとして。

 

シーホークス

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WR DJ・メトカフ

 

ラッセル・ウィルソンは7試合でTD26。オールタイムの記録はブレイディの27。50TDを越えるペース。メトカフ、ロケットがいると余裕で可能。試合ごと、順番に活躍している。今日はメトカフの日。12キャッチ161ヤードはキャリアレコード。2TD。ちょっとしたパスディフェンスではボールを落とさない。ランは怪我に苦しむ。カーソン、ペニー、そして、今年加入のハイドと3番手まで全員欠場。そして、ディージェイ・ダラス登場。ディージェイはDJ表記ではない。パスとランで1つずつTD。結局、先発RBが両チームともルーキーFAという珍しさ。

 

ボビー・ワグナーが吠えた。ハードタックルは恐怖すら感じる。もちろん、ルール内ですが。ILBとは思えないスピード。衰え無し。同期ウィルソンと共にチームの中核。何気にディフェンススタッツ冴えなくても、その印象がないのはワグナーの存在が大きい。

 

この49ersなら問題ない。あっさりと勝利。1Qのみ手こずったが、一度逆転したら危なげなし。それでも、キャパニック、ウィルソンの対決の様な緊張感がなく、少し寂しさを感じる。かと言って、キャパニックを見たいなんて事はない。全く無い。

 

WEEK8 49ers 27ー37 シーホークス

 

 

WEEK8 ペイトリオッツvsビルズ

ペイトリオッツ

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RBダミアン・ハリス

 

痛恨のファンブルロスト。ニュートンが自らキャリー、エンドゾーン直前でのタックルを受けてのファンブル。試合終了直前、逆転チャンスでの出来事。呆然としたニュートンが切ない。連敗阻止まで後一歩。パスの調子は上がり気味のニュートン。しかし、ここ3試合パスTD0。ニュートン復帰後もこの試合の21点が最多。もちろん、ハリーもエデルマンもいない、TEもレシーブでは頼りにならない。ただ、ランで攻撃は作れている。ミシェルの不在はハリスで補える。4Qでのランで攻め立てた攻撃は素晴らしかったが、ファンブルロストでジ・エンド。

 

ランディフェンスがこんなに悪いペイトリオッツは中々見ることはない。アレンのパスを警戒して、ラン守備を怠った気がする。特にモスが出て来た時は自在に走られてしまった。アレンのパスは154ヤード。よく抑えたんだけど。

 

正直、ここまで負けるとは思わなかった。やはり、分岐点はコロナかな。コロナでの欠場からのニュートン。4連敗はそこから始まった。袂を分かったブレイディは予想以上に勝っている。私の予想の勝ち星は逆でした。

 

ビルズ 

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RBザック・モス

 

アレンも不調を脱していない。タイタンズ戦以降、攻撃のリズムが乱れている。ニュートンより心配。154ヤード1インターセプト。ここ3試合の出来は悪い。個人的にはRBシグレタリーは2番手では最高の選手。エースにするには線が細い。ザック・モスはパワーもあり、使い減りしない。先発に推したい。シグレタリーよりキャリーを多く出来そう。モスの方が100ヤードラッシャーに近い。

 

ペイトリオッツ同様、ビルズもディフェンスは低迷中。4Qランで押せ押せの攻撃を全く止められない。パスを捨てても良い状況でも止められない。ポイヤーが11タックル。Sのタックルが2桁というのはディフェンスに於いて危険な兆候の様に思える。殊勲のファンブルフォースは無名のDTジャスティン・ジマー。調べてみたら、ブラウンズに在籍しておりました。すみません、全然記憶にありません。

 

苦しい戦いながら、勝ち星を拾えるチーム。それはペイトリオッツのはずだったが、今年はビルズ。久しぶりの地区優勝の見晴らしは良くなった。意外や意外。ライバルはドルフィンズ になる。そして、ダイナスティの終焉を見ることになるのか。ちょっと寂しい。

 

WEEK8 ペイトリオッツ 21ー24 ビルズ 

 

 

WEEK8 ラムズvsドルフィンズ

ドルフィンズ 

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Rシャキーム・グラント

 

今年の1巡QBの3人目、満を持して登場はトゥア・ダゴバイロア。スコア見ると大活躍で初勝利、でも違う。これだけQBの存在なしで勝てる試合はそうない。フットボールは難しい。オフェンスのトータルヤードが145ヤード。笑。勝てるスタッツではない。トゥアは最初のドライブでファンブルロスト。インターセプトは投げなかったが、93ヤードで。キャリア初TDはあったが、それ以外見せ場は無し。それでも、久しぶりの実戦で勝利。これは持ってると言っても、良いかもしれない。

 

ディフェンスは勝利への立役者。迫力あるラッシュがゴフに襲い掛かる。2つのファンブルロスト。それを拾ってのリターンが強烈にヤードを稼いだ。1つはTD。1つはエンドゾーン1ヤードまで。インターセプトも2つ奪い、満点のディフェンスゲーム。特にラッシュが素晴らしい。クリスチャン・ウィルキンスはドナルド並の働きだった。

 

グラントがリターンTD。結果オフェンスの点はほぼ7点。派手な試合。その一面として、トゥアの初出場初勝利がある。未来が見通せて来た。まだまだ、分からないが。それでも、久々に見る左ききQBはいいね。

 

ラムズ

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DTアーロン・ドナルド

 

ゴフには年に1、2試合こんな試合がある。エアポケットの様に、なぜか全くダメな試合。序盤のパスミスは何故、そこに投げるの?ぐらいのパス。ファンブルも完全にラッシュを感じていない故。綺麗なサックからのファンブル。しかも、レッドゾーンでのTDチャンスを逆にTDされてしまっては。しかも、最初のファンブルはディフェンスの作ってくれたチャンス。チームの勢いを削いでしまった。ランオフェンスにも狂い。ヘンダーソンのキャリーが少ないのは疑問。最もキャリー平均が高い選手が3番手の扱いはマクベイの乱心。

 

ディフェンスがピッチにいない間に実質21失点。ドナルドがサックで奪ったチャンスを生かしてもらえず残念。ドナルドもがっかり。この試合はディフェンスには酷。失点を見るだけ。トゥアを思い通りにプレーさせなかったが、なんせプレー時間が短く、ディフェンス選手は汗をかく暇もなかった。

 

ゴフにあるエアポケットはマクベイにもある。何か煮え切らないコール。ヘンダーソンではなく、エイカーズのキャリーを増やしたり。首を傾げる様なオフェンスコールもある。が、何も心配ない。次は全く吹っ切って違う試合をしてくる。それがラムズ

 

WEEK8 ラムズ 17ー28 ドルフィンズ 

WEEK8 タイタンズvsベンガルズ

ベンガルズ 

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QBジョー・バロー

 

もう実力を証明した。バローをルーキーの範疇で見る人はいないだろう。ルーキー時のラック以上じゃねぇか。思っていた以上に凄まじい。この試合では300ヤードを超えなかったが、2TD。自分のファンブルもしっかり抑え、ほぼノーミス。とにかく、パスはピカイチ。そして、足もある。危機管理能力抜群。劣るところがどこにもない。後はOL。少しずつ改善の兆しもある。ラック登場の時も衝撃を受けたが、NFLへの対応はバローの方が早い。

 

あれだけ酷かったランディフェンス。ヘンリー擁するヘビーラン、タイタンズにこの程度なら、予想以上に健闘と言ってしまいそう。だが、実際はバローが常に先手を取っている展開で、ラン攻撃が、少なかったこともある。ローガン・ウィルソンがサック。将来のリーダー候補。

 

漸く2勝目。それも強いタイタンズからと言うのは自信になる。地区のライバル3チームには水を開けられたが、来季の為にもバローに自信を付けさせたい。そんなの必要ないかもしれないが。

 

タイタンズ

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RBジェレミー・マクニコルズ

 

いきなりのインターセプト。タネヒルにとって大きなミスとなってしまった。痛い。バローの破綻のないドライブで10点差にされてしまうと、ランの回数が明らかに減ってしまった。やはりヘンリーに拘らなければタイタンズはダメ。後半からヘンリーのランを増やして、追撃するが時既に遅し。2番手のマクニコルズやフォアマンがランオフェンスにフックを与えた。今後ヘンリーと併用されると攻撃の幅が広がりそう。

 

本当にタイタンズのディフェンスは心配。秘サックの多いベンガルズから1つのサックも奪えず。特にクラウニーに全く存在感なし。いるだけでプレッシャーを与えられる選手なのに。

 

連勝が止まり、連敗。強さしか感じられなかった連勝中から、細かなミスが目立つここ2試合。オフェンス偏重のチームカラーは似合わない。ディフェンスに一層の奮起が求められる。要所での勝負弱さを克服出来なければ、スーパーボウルリングは遠のいて行く。

 

WEEK8 タイタンズ 20ー31 ベンガルズ 

WEEK8 チャージャーズvsブロンコス

ブロンコス

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QBドリュー・ロック

 

土壇場からのカムバック!劇的な試合はロックの未来を切り開く。前半、1stダウン僅か2回。パスはお手上げ、ゴードンは古巣相手に機能せず。どうしようもない状態。ロックは復帰後、全く冴えない。このまま負けていたら、先発交代の可能性もあった。ところが4Qに入って一転。やっぱ吹っ切ったんだろう。自分の立場を痛感したのか。そこから、急展開。おいおい、初めからやれって。この1Qで3つのTD。今シーズンここまでTD1つ。ランはゴードンは古巣に良いとこを見せられず、リンゼイがリズムを作った。

 

前半、攻撃が殆ど機能しない中、健闘していた。ターンオーバーしても、点を取ってもらえず、ハーバートを自由に。そりゃ、後半疲れてしまう。ただ、4Q。苦しいところをFGに何とか抑え、逆転の糸口になった。

 

ロックを諦めかけた瞬間から、あり得ないカムバック。本当に興奮させられた。こういう試合を勝てば、チームから、チームメイトから、ファンから信頼される。まだまだ、立場は確定ではないが。敵地でのチーフス戦が分岐点になる。

 

チャージャーズ

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RBトライメイン・ポープ

 

やはりいいな。ジャスティン・ハーバートのオフェンス。リズムがあってグイグイ進む。エクラーの不在をジャクソンとポープで補った。特にポープは怪我で退場するまで、ビックゲインを連発。マイク・ウィリアムス、キーナン・アレンがシュアハンドを見せ、1TDずつを上げる。オフェンスは申し分なかったのだが。ハーバートも2インターセプトは反省材料。それでも、3TD。今は伸び伸びプレーして欲しい。

 

ディフェンスは4Q突如の流れに対応出来ず。ただただ下がらされてしまった。最後はファシソンが痛恨のパスインターフェア。相手の注文にハマってしまった。残り1ヤードで1秒。そこで決められてしまう。この敗戦はディフェンスにはショック。尾を引きそう。

 

こんなに素晴らしいジャスティン・ハーバートでなぜ、2勝。アンソニー・リンが何もしなければ全勝でもおかしくない内容。意味のない4thダウンを失敗。しなくてはいけないところではトライせず。もうリンは今シーズン限りでしょう。タレントを活かせていない。

 

WEEK8 チャージャーズ 30ー31 ブロンコス

 

 

WEEK8 カウボーイズvsイーグルス

カウボーイズ

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CBトレボン・ディグス

 

悪意は無いし、頑張って欲しい。が、ディヌッチは現在NFLレベルにはないQB。ブリッツが入れば慌てる。なくてもパスは通らない。ファンブルロストが2つあっても、少なく感じるポケットワーク。良いところはない。オフェンスはランを中心に組み立てた。苦心の後あり。正直、全部スナップをランの方が結果は良かった様な。ディヌッチが一番NFLレベルにないところは、最後のプレーで如実に。試合終了まで残り3秒。14点差でショートパス。なぜ、エンドゾーンに投げ込まない。パス成功の数を1つ増やしたところで、ディヌッチのキャリアを変わることはないのに。

 

ショーン・リーが戻って来て若干落ち着きが出て来たか。そんなに沢山のスナップには出て来なかったが、スミス、バンダーエッシュに良い影響があったかも。ルーキーCBディグスが2インターセプト。強烈なサックを浴びせたアルドン・スミスもお久しぶり。これで地を這っていたディフェンスが上り調子になれば。

 

明らかな実力不足のディヌッチ。なぜ、最終盤にギャレット・ギルバートを登場させなかったのか。ギルバートはブラウンズの頃中々良いプレーを見せていた。期待している。次週先発で。

 

イーグルス

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WRトラビス・ファルガム

 

それにしても情け無い。どうしたよ、ウエンツ。相手ディヌッチとの差は明らか。正直、低迷するカウボーイズディフェンス相手に123ヤード2インターセプト。相変わらずリーグトップのインターセプトキングをひた走る。らしくない。WRリーガー、LTピータースも戻って来て、オフェンスのピースが集まって来た。しかし、ウエンツのこの体たらくでは先行き不安。やはり、ファルガム。試合ごとに成長している。唯一のTDパスキャッチ。素晴らしいWRになりそうな予感。

 

ディフェンスはしっかりプレッシャー。相手はディヌッチ。4人で押し込めば慌てて投げる。守っていて、点を取られる気がしなかっただろう。

 

これで地区で一歩リードの3勝目。他地区に勝てそうにない状況では同地区対決を落とすことは出来ない。こうなってくると、開幕戦のワシントンにどうやって負けたのだろう。地区は拮抗しているのが皮肉。

 

WEEK8 カウボーイズ 9ー23 イーグルス

WEEK8 レイダースvsブラウンズ

ブラウンズ

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DEオリビエ・バーノン

 

本当に心を鷲掴みにされるわ。ブラウンズファンでいる事は結構しんどい。でも、止められない。ドラッグの様な中毒性。もちろん、この環境の悪さは分かる。明らかに吹き荒れる風と雨。どちらもオフェンスには苦労する。TDチャンスは両チーム共に2つほど。それをモノに出来た方の勝ち。だから、レイダースが勝った。こんな時こそ、ステファンスキーのオフェンス、ランが活きるはずだが、ハント一人というのは苦しい。チャブがいればなぁ。ランにバリエーションも少なく、単調。TEハリス・ブライアントのファンブルはモメンタムを失うキープレイ。ボールセキュリティは大切に。

 

バーノンいらね、と書いたら2サック。これは私のブログ読んでるな、バーノンめ。今季最小失点だが、風雨のサポートがあってこそ。3rdダウンロング、3rdダウンショート、4thダウンを悉く更新され、良い天気だったら40失点かなぁ。

 

この環境だから、Kのミスもあるだろう。そもそもパーキーに期待してないし。プレッシャーの掛かる場面で決めることはないので。これで勝ちゲームは30得点、負けゲームは1桁得点。なんてツンデレだ。

 

レイダース

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RBジョシュ・ジェイコブス

 

ランオフェンスが機能するか。この自然環境では勝利条件の真っ先に来る。ジョシュ・ジェイコブスが重い走りで確実にゲイン。滑りやすい状況で何よりボールセキュリティを大事にしていた。128ヤード。そして、QBカーのセキュリティ。両QBともに130ヤード以下。丁寧に投げていた。特に差はなかったが。

 

ディフェンスはランに傾注。パスが通るシチュエーションではないので、パスカバーを少なめ、ボックスに人を集めた。功を奏したというより、それ以外に方法はない。両チーム共、ディフェンスどうこうではなかった。

 

厳しい試合での渋い勝利。チーフスには致命的な2ゲーム差だが、プレーオフを争うには貴重な勝利。ここから調子を上げて、チーフスをスイープしてください。

 

WEEK8 レイダース 16ー6 ブラウンズ