NFL全試合観戦記

NFLを見まくります。過去記事https://wutexmgnjgqj.blog.fc2.com/?q

WEEK10 ビルズvsカージナルス

カージナルス

gameball

WRディアンドレ・ホプキンス

 

インクレディブル!ゲーパス最後の言葉が頭を巡る。久しぶりに見たヘイルメリー。3人マークのCBの上に出た掌がボールをもぎ取った。ホプキンスの凄さ。良い試合。マレーの走りでゲイン。ランで2TD。ドレイクも100ヤード走ったが、ファンブルロストもあったし。色々なことがあったなぁ。なんて、ホプキンスのキャッチを見たら随分昔のことに思える。全ての記憶をぶっ飛ばすスペシャルキャッチ。堪能。激勝。強烈。

 

ディフェンスの事も忘れちまった。4Qに逆転された時、サイドラインで頭を抱えていたパトリック・ピーターソンの姿が印象的。99.9%勝ちを諦めた後の歓喜。今宵を酔え。私も酔った。

 

運も勝ち抜くには必要な要素。強いビルズに互角に渡り合っての勝利はチームに自信と勢いを齎す。そして、シュート&ガン。1Qのノーハドルオフェンスは迫力があった。ジム・ケリーを思い出す。その後継者はマレー。なの?

 

ビルズ 

gameball

WRステファン・ディグス

 

良い試合、勝ちはアレンの手の中にあった。最後の一投を見つめるアレン。これも糧。ディグスの逆転のTDはスーパーキャッチだったと思う。ホプキンスに並ぶぐらいの凄さ。その後のディグスの気合も凄かった。どう考えても勝ちの流れ。無念。若干残念なのは後半、オフェンスの反則が多く、悉く下がらされてしまった。OLとランオフェンスが低迷しているのが心配。

ただ、アレンの気持ちはぜんぜん途切れてない。

 

最後のヘイルメリーは運が大きい。3人のカバーだが、責める事は出来ない。パスインターフェアを注意しつつ、しっかりとカバーしてた。もうホプキンスに賞賛を送るしかない。

 

痛い負けだが、強いチームの敵地でしっかりと強さを見せた。マクダーモット体制で漸く久しぶりの地区優勝が見えている。この試合は気を引き締めるのに大きく寄与してくれる。このまま走れ、アレンと走れ。

 

WEEK10 ビルズ 30ー32 カージナルス

WEEK10 ジャガーズvsパッカーズ

パッカーズ 

gameball

WRマルケスバルデス・スキャントリング

 

ロジャースがインターセプト、アダムスがファンブルロスト。チームの要がミス。しかし、そのまま終わらないのが、強豪のメンタル。ロジャースは325ヤード。アダムスもTDでお返し。マルケスバルデス・スキャントリングは素晴らしいクイックネスを見せた。これが常時出来れば、大きな戦力になるのだが。ランはイマイチ。3番手アービンが怪我で退場。ランと言うより、リターナーに困った。

 

両スミスがサック共演。相手はFAルーキー。最後はドライブが進む気はしなかった。パントリターンTDされたり、インターセプトでフィールドポジションも悪かったりしたので、ディフェンス責任の失点は6。

 

gameballはラフルーアにしようと思った。イリーガルフォーメーションと相手の交代違反。チャレンジでオフセット。おお、ナイスチャレンジと思ったが、17ー17 での4thダウンギャンブルはやり過ぎ。オフェンス畑出身の若いHCは割と勝負を早めに賭けたがる。面白いけどね。おっさんはドキドキしてしまう。

 

ジャガーズ 

gameball

WRキーナン・コール

 

まぁ、ルーキーFA QB。先発2試合目にランボウフィールドのパッカーズ に勝てと言うタスク。クリア出来る奴はそもそも、ドラフトされてるわな。経験の無さがラストドライブに現れている。逃げての被サック。ラストパスがサイドラインを切る。あああ。RBロビンソンもルーキーFA。完全にルーキーFAでのゲイン記録を作りますの109ヤード。今年ここまでスクリメージ800ヤードを越える。オフェンス最優秀新人の期待も出て来た。キーナン・コールはパスとリターンでTD。デビュー時の輝きを取り戻しつつある。

 

マイルス・ジャックの大袈裟な倒れには笑った。サッカーならシミュレーションの反則だな。CBシドニー・ジョーンズがインターセプト。キャリアで最も良い年になりそうな元イーグルス

 

ここで逆転のドライブを決めれば新フランチャイズQB誕生、シンデレラストーリーの始まりになったかも。残念。でも、ルートンのキャリアは終わった訳ではない。個人的にはミンシューより買ってるけれども。来ドラフト全体2位指名権ならQB指名に動くよなぁ。ルートンは好きなタイプ。頑張れ。

 

WEEK10 ジャガーズ 20ー24 パッカーズ 

WEEK10 テキサンズvsブラウンズ

テキサンズ 

gameball

お帰りなさいRBデューク・ジョンソン

 

しょっぱい試合。TD1つずつ。審判のズボンが強くはためく中、バスが通らない。どっちのチームも。やはりボールが掴みにくい。ワトソンは163ヤード1TD。TDパスがあったことを褒めたい。ボールは風で流れてしまう。こうなると定石はラン。デューク、ファーストエナジーにお帰りなさい。

 

ディフェンスは風の恩恵を受け、両チームとも実力以上。たがら、ランに強いチームが勝つのが普通。200ヤード走られて10失点は立派と見るか。最後ははあえて取らなかったので、被TD。実質17失点って事で。

 

2勝グループから脱せない。苦闘が続くテキサンズ。クレーネルの表情も冴えない。既に来季のコーチ陣も再編が始まっているのだろう。ドラフト1巡はない。だが、不動のフランチャイズQBワトソンがいる。そこに救い。

 

ブラウンズ

gameball

お帰りなさいRBニック・チャブ

 

本当にランの出来が勝敗を分けた。ニック・チャブ復帰とデビッド・ジョンソンの欠場。勝敗はそこ一点の違い。デューク一人とチャブとハント。自ずと見えていた。そもそも、ブラウンズファンには堪らないトリオだが。ハントとチャブの1、2パンチ。100ヤード共演。特に最後TDを奪うより、サイドラインを切ったチャブには泣けた。数字よりチーム。もう最高の選手だわ(号泣)

 

こちらもディフェンスは眉に唾を付けなくてはならないが。前週16失点、今週7失点。良くなったならいいけどなぁ。層の薄さは綱渡り状態。良い環境でどうか。

 

ギャレットのコロナ感染で次戦微妙。マック・ウィルソンも出場出来るか微妙とか、不穏なニュースが舞い込んでいる。チャブ復帰で喜んでばかりはいられない。ベイカーよ、ああベイカーよ、ベイカーよ。

 

WEEK10 テキサンズ 7ー10 ブラウンズ

WEEK10 ベンガルズvsスティーラーズ

スティーラーズ

gameball

誰にしたらいいのか、とにかく沢山。

 

ロスリスバーガースティーラーズは常に最高のレシーバー陣を備えていたが、今年こそ史上最高の陣容ではないか。トップWR4番手までが複数TDを上げている。そりゃディフェンスは的が絞れなくなる。この試合はディオンテ・ジョンソン。116ヤード1TD。ロスリスバーガーを2秒余分に守ればレシーバーは絶対に見つかる。エブロンもいてコナーもいるとなれば、楽だわ。ロスリスバーガー333ヤード3TD。もう、手が付けられまへんわ。

 

ディフェンスも強い。他チームが中々抑えられなかったバローを213ヤードに抑え込む。ワットが2サック。もう兄を超えてるし。急成長スピレーンもLBの中核を担いブッシュの穴を埋めている。ドュプリーもザック。これでは、もう、手が付けられまへんわ。

 

隙がない。シーズン前の評価は悪くないぐらいだったと思う。ここに来て成長を見せているロスリスバーガーも合わせて恐ろしい。チーフスに対抗出来るチームはないと思っていたが、スティーラーズだったのか。ただ、勝ち続ける事はプレッシャーも引き起こす。2桁連勝を開幕からするチームはあまりスーパーボウルに勝てない印象がある。スティーラーズはどうか。

 

ベンガルズ 

gameball

WRティー・ヒギンズ

 

1Qバタついたのが全て。手がボールにつかないのか。スペシャルチームにミス2つ。折角ディフェンスがパントに抑えた苦労も水の泡。リターンチームのミスがチームの脚を引っ張った。バローも苦戦。それでも、インターセプト無しは立派。ミクソン不在な中、ランに工夫が見えない。ただ、バーナードよりペリーンを主戦にした方が良いと思う。とうとう、AJが0キャッチ。ルーキーのヒギンズの方が合っているが、これは寂しい。

 

ディフェンスは最初のドライブを抑え、ファンブルロストをFGに抑えた。そこまでだったな。後はベンのオフェンス、レシーバーを抑えられない。特に、ショートパスはランより確実。真ん中にポッカリ穴が開く。人数はいるのに不思議。

 

そして、ザック・テイラー。AJがチームを離れてしまうより先にテイラーの処遇が注目される。昨年2勝。今年も2勝。しかし、ベンガルズ のフロントは我慢強いので、後2つ勝てれば留任すると見た。

 

WEEK10 ベンガルズ 10ー36 スティーラーズ

WEEK10 ワシントンvsライオンズ

ワシントン

gameball

QBアレックス・スミス

 

先発での勝利はお預け。それでも、少しずつ勝利はにちかづいている。アレックス・スミスが300ヤードを2試合連続なんて、あったっけ?序盤、ラン中心。前半で点差が開き、パス中心に変えたら、アレックス・スミスが見事なキャッチアップ。同点まで漕ぎ着けた。RB陣もギブソンが2TD。マキシックが1TD。ゲインに並があるが、機能しつつある。パスと合わせないと。マクローリンが悔しいファンブルロスト。エースとしてはやっちゃダメ。ただ、アレックス・スミスと共に攻撃陣が覚醒しつつある様な。次週のオフェンスを見たい。

 

大物ルーキー、チェイス・ヤングの痛恨のラフィング・ザ・パサー。15ヤードは決勝FGの1チャンを与えてしまった。悔しい。既にワシントンにとって欠かす事の出来ない選手。こういった経験を糧に成長を期待したい。

 

遠い3勝目。だが、アレックス・スミスになって、チームが形になって来たと思う。良いレシーバー陣も成長を見せ、若いRB陣も経験を積み上げていく。ここから、まだ、諦めなくて良い地区なのは不幸中の幸い。優勝の可能性がある。2勝なのに。

 

ライオンズ

gameball

Kマット・プレイター

 

前半リードする時よぎる悪夢。逆転負けが多いライオンズ。そして、同点。延長目前59ヤードのFGを決め殊勲。スタフォードは良い方のスタフォード。276ヤード3TD。ランもトータル104ヤードとバランスが良い。ピーターソンとスウィフトとの使い分けのバランスが良くなった。個人的にはピーターソンがもう少し多くても良いけど。マービン・ジョーンズが今季最長の96ヤード。100ヤードゲームに後一息。

 

ランが弱い相手ならある程度安心。しかし、徐々にバタバタしてくる悪い癖。追い込まれなくても、自分達から窮地にハマって行く。同点に追いつかれるドライブはまさにそれ。殊勲のプレイターを真っ先に囲んだのはディフェンス選手が多かった。

 

勝ったり負けたり。強いのか弱いのか。前半の強さはいつも感じるが、後半のバタバタも感じてしまう。ここで勝ってもプレーオフは難しいライオンズ。2勝でも、優勝の可能性があるワシントン。地区によってこうも違うとは。

 

WEEK10 ワシントン 27ー30 ライオンズ

 

 

WEEK10 シーホークスvsラムズ

シーホークス

gameball

Kジェイソン・マイヤーズ

 

乱調ウィルソン。2インターセプト1ファンブルロスト。あまりない出来事にバタバタしている印象。やはりランオフェンス。既に開幕からいた先発要因は三人消えている。出戻りコリンズはコンデションがまだ、上がっていない。ウィルソンのスクランブル頼み。メトカフ、ロケットにハードマークが付く。合わせて94ヤード。

 

パスディフェンスが32位。アダムス復帰で改善はされる。ゴフの右腕をはたき、ファンブルロストを誘発。カバーよりプレッシャー守備で力を発揮する。ワグナー、ライト、ブルックスのトリオはこなれて来た。後はパスカバーでも力を出したい。ロスター見てもここまでバスディフェンスが悪いのは意外。

 

マイヤーズがフランチャイズレコードの61ヤードFG。前半終了間際の貴重な得点。4Qも残り40秒で7点差にするFGで貢献。それにしても、激戦地区。やはり同地区のライバルに敵地で勝つのは難しい。今年のNFC西地区は特にその傾向が強い。東と真逆。西は東の逆は当たり前か。

 

ラムズ

gameball

ディフェンス陣全員

 

直ぐに戻って来たのね。前週からのカムバック。パスはすいすい。仕上げはランで3TD。上手くRBの特徴を活かし、使っていた。その隙間を縫ってパスを通す。マクベイ、ゴフのオフェンスがしっかり機能していると、見てる方は楽しむだけ。

 

そして、オフェンスに常に有利にボールを渡したディフェンスが勝因の第一。フロイドが躍動で3サック。合わせて6サック。いるだけで存在感を示すドナルドとブロッカーズ。ブロッカーズはサックも。CBダリウス・ウィリアムスが2インターセプトラムジーがしっかりとメトカフを抑えた。分かりやすく、ディフェンスの大切さを教えてくれる教材用に見たい試合。

 

同地区争いを混沌に落とし込むラムズの勝利。嬉しい。やはり、NFC西地区の試合は目を離す事が出来ない。今日の試合の結果は知ってますよ。早く見たくてたまらない。

 

WEEK10 シーホークス 16ー23 ラムズ

WEEK10 イーグルスvsジャイアンツ

ジャイアン

gameball

Kグラハム・ガノ

 

だから言ったでしょ。ターンオーバーが試合を決すると。ターンオーバー無しは久しぶりのダニエル・ジョーンズ。ファンブルもなし。これが成長ならありがたい。相変わらずキレのある走りの方が注目されるジョーンズ。ディフェンスを突き抜けてのTDラン2つ。1つはOLのホールディングで取り消しだった。残念。若干、プレッシャーに押されての無茶投げも見えるが、事なきを得た。ゴールマンもランで2TD。ランオフェンスが機能しつつある。ま、ダニエル・ジョーンズ中心なのは皮肉だが。

 

ディフェンスは相変わらず好調。要所で見せるラッシュがハマる。ウエンツの球離れの悪さにも救われてのものだが、サックのタイミングが良かった。試合を終始リードしての展開はジャイアンツディフェンスの注文通り。

 

得点力のなさをKガノが補う。最後、2ポゼッションに引き離すキックは試合を決定付ける貴重な物だった。得点力不足のチームに於いてシュアキッカーは大切。ガノは一時リーグ最高給K。その実力でチームに貢献したい。

 

イーグルス 

gameball

DTフレッチャー・コックス

 

RBボストン・スコットは良い選手。もう少しキャリーを増やせばサンダースの負担も減り、良い循環が出来そうだが。キャリー僅か3回。63ヤード1TD。勿体ない。ウエンツの調子は上向かない。それはOLも同じ。Cケルシーのスナップが安定せず。ハーツがセットした時もスナップミス。元オールプロとは思えず、怪我をしたのか確認してしまった。レシーバーはゴダートとリーガーが戻ってきたが、ファルガムがハードマークに苦しんでいる。

 

ディフェンスはコックスのガッツに賛辞を送りたい。終盤かなり痛そうに退場したが、数スナップ後に復帰。チームを終始鼓舞。デレク・バーネットが4.5サック目。もう少し出来る選手。

 

WEEK10を終え、3勝チームがトップという史上稀に見る低レベル地区。あり意味、ありがたくない激戦。史上初、6勝で地区優勝何て珍記録もあり得る状況。ジャイアンツもイーグルスも、とにかく勝ちなさい。他地区に勝ちなさい。

 

WEEK10 イーグルス 17ー27 ジャイアン